お葬式
親戚に不幸があり、お通夜、告別式とあわただしい時間を過ごしました。悲しい出来事ではありましたが、年老いた父、姉、兄とゆっくり話す時間が持てたことは幸いでした。やっぱり肉親っていいですね。いろいろ心にストレスを抱えていたのですが、親・兄弟と一緒の時間を過ごすことで解消されました。
ところで、最近の葬儀はほとんどが市中の葬祭場で行うことが多いと思います。今回も新潟市内の某葬儀場で行われたのですが、料理がコース料理になっていて、献立表まであったのにはビックリしました。前菜に始まって、デザート、コーヒーで締めというフルコース。結構なお味でした。各葬儀社も競争なんでしょうね。ここの葬儀社(某セレモニーホール)は通夜振る舞いの料理も美味しく、隠れメニューにラーメンもありますので、機会がありましたらご賞味あれ。
私も年をとり、精神的問題も抱えており、死を具体的に意識することが多くなりました。自分の葬儀も考えることがありますが、大げさな葬儀は止めにしてもらおうと思います。家族だけの密葬で結構。直接火葬場直行でも良い。供物は不要。信じる宗教もないのでお坊さんは不要。戒名なんていらない。火葬の前にフォーレのレクイエムでもBGMに流してくれたらそれでいい。いや、マーラーの9番がいいかな。墓は不要。私はそこで眠ってなんかいませんから。なんて考えを巡らせていますが、実際はきっとお坊さんを呼んで世間並みの葬儀をすることになるんでしょうね。親類縁者が集う場所を提供することには意義がありますしね。