柏崎・海の大花火大会

 昨年は地震のため中止になったため、2年振りの開催です。長岡、片貝と並ぶ、新潟三大花火に数えられる柏崎。期待は膨らみます。長らく単身赴任生活をしていた思い出深い町ですから、震災復興の今年は何としても行かねばと考えていました。今日は仕事だったのですが、仕事を終えた後に車を飛ばして駆けつけました。某所に車を止めて、海岸へ向かいました。さすがに土曜日ということもあって、例年以上に混み合っているようでした。トイレ待ちの長い行列が異様でした。

 7時半に打上開始。柏崎港の防波堤や広大な砂浜を使い、右に左に、光の大パノラマです。海空中スターマインやワイドスターマイン、ベスビアススターマインなど次々に打ち上がり、飽きる暇もありません。ブルボンや東京電力など、例年のようにすばらしい花火を上げてくれました。随所に新しい工夫もみられ、動物を形どった花火や魚を形どった花火には歓声が上がりました。ただし、毎度の事ながら煙が漂い、打ち上げの進行がかなり遅れてしまいました。

 恒例になった尺玉100発同時打ちは豪快そのものですが、一瞬で終わるので何とももったいなく感じます。市民一同花火で最高潮となり、尺玉300連発でクライマックスへ。ここで間が空き、終わったと勘違いした人が多かったようですが、最後に復興祈念花火が上がりました。銀色の花火で、華麗ではありましたが心に染みるものがありました。そして最後の最後に3尺玉2発同時打ちがありました。上空に漂う煙の中にかすんで全貌は見えませんでしたが、強烈な炸裂音は腹に響きました。

 さすがに新潟を代表する花火大会のひとつに数えられるだけあって、見事な花火であり、震災からの復興をアピールしていたように思います。しかし、会場の横の公園には仮設住宅が建ち並んでいました。頑張れ、柏崎!


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