東京交響楽団 ロビーコンサート

2010年9月5日 13:00  新潟市民芸術文化会館コンサートホール・ホワイエ

Vn1:大谷康子、Vn2:木村正貴、Va:青木篤子、Vc:西谷牧人


J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 第1楽章
オリバー・ネルソン:Stolen Moments
カプースチン:弦楽四重奏曲第1番 作品88 第1楽章、第4楽章
ピアソラ:オブリヴィオン(忘却)
ピアソラ:エスクアロ(鮫)

(アンコール)炎のキス

画像

 東響新潟定期の前に毎回開催されるロビーコンサートですが、今回は大谷さん出演とあって聴いてきました。大谷さんはこのメンバーでジャズなども演奏しているとのことで、肩の凝らない楽しいコンサートでした。

 PAがセッティングされたステージに4人が登場。蝶の模様のはいったミニのドレスの大谷さんは大変チャーミングであり、悩殺されそうでした。美しいお足に感激。東響の誇るヴィオリストの青木さんは長身でスリムであり、足の長さに驚かされました。他の男性陣も男前です。

 ジャズにアレンジされたバッハで開演。ノリノリの楽しい演奏で、一気に引き込まれました。スウィングする東響の皆さんは、新鮮な感動を与えてくれました。大谷さんのトークを交えながら演奏が進められましたが、木村さんは先日結婚したばかり。青木さんも新婚なんですね。

 そもそもカプースチンを演奏するためにこのカルテットを編成したそうですが、こんなジャジーな弦楽四重奏があるなんて目からうろこでした。

 続いて青木さん、西谷さんの曲紹介でピアソラが演奏されましたが、胸に迫る良い演奏でした。

 アンコールにおなじみのナンバー(炎のキス?)を演奏して終演となりました。短い時間でしたが、大谷さんの新たな魅力を知ることができて良かったです。

 響きのよいホワイエなので、PAは不要かと思いましたが、素晴らしい演奏に大満足でした。東響のメンバーと身近に接することのできるロビーコンサートは、本番以上に魅力的に感じます。

この記事へのトラックバック