岩室温泉・湯めぐりパスで 「高島屋」
岩室温泉では、6月17日より7月7日まで、「冬妻ほたる祭り」を開催しています。さまざまなイベントが開催されていますが、この期間限定で「湯めぐりパスポート」(3回分で1200円)を販売しており、18時から21時30分の間、参加旅館の入浴が可能です。3月にあった「アートサイト岩室温泉2011」というイベントでも「湯めぐりパスポート」をやっており、それと同様ですが、夜間限定というのが注意を要します。日頃立ち寄り湯を受け付けていない旅館も参加していますので、この機会に訪問したいと考えていました。
そこで、今日は、せっかくのチャンスとばかりに、高級旅館である「高志の宿 高島屋」に行ってまいりました。貧乏人を寄せ付けない門構えに一瞬たじろぎましたが、勇気をもって入浴をお願いすると、平日ということもあり、空いているためか、快く入浴を受け付けてくれました。
「竹生の湯」、「翁の湯」という2か所の大浴場が男女交替で使用されます。ほかに、「竹林の足湯」という源泉掛け流しの足湯があるようですが、確認できませんでした。
今日訪問したときの男湯は一番奥にある「翁の湯」でした。「竹生の湯」には「五右衛門風呂」という露天風呂がありますが、「翁の湯」は内湯のみです。露天風呂の「五右衛門風呂」は、その名の通りの五右衛門風呂なのですが、温泉ではないとのことなので、入れなくても良かったです。
さて、「翁の湯」は、檜の枠の大きな大浴槽があるのみです。大きなガラス窓から小さな庭が見え、落ち着きを感じますが、景色を楽しむことはできません。
洗い場には木の椅子と木の洗い桶があり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、固形石鹸等があります。脱衣場は脱衣棚がありますが、鍵なしであり、貴重品の管理には注意を要します。洗面台にはドライヤーや整髪料などが完備され、冷水サーバー(アクアクララ)があります。
源泉名は、岩室温泉(新)。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉温度41.8℃。ガス性除く成分総計は8005mg/kgであり、他の旅館と同様の源泉です。掲示によりますと、湯は井戸水で加水、加熱、循環・濾過装置使用、入浴剤使用なし、塩素系消毒剤使用とのことです。
実際の湯は、無色透明無味無臭。岩室温泉の源泉の面影は全くありません。いくら飲んでみても、ただの水。相当な加水がされているようです。これには少しがっかりしました。しかし、宿泊客は食事の時間帯のためか他に客はなく、全くの貸切で入浴できたのは良かったです。
岩室一の老舗の高級旅館ではありますが、純粋に浴槽の泉質を論ずると問題を感じます。他県から来た人が、これが岩室温泉と誤解すると困ります。たまたま今日の状態がわるかったのかもしれません。そう信じたいです。
もっとも、こういう高級旅館は、世間の喧騒を逃れ、洗練されたサービスのもとで美味しい料理を食べ、ゆったりした時間を過ごして楽しむべきです。私のように、単に入浴だけが目的で行くべきではなく、泉質がどうのと細かいことにこだわるのは意味のないことと思います。
館内の重厚な雰囲気は魅力であり、単なる立ち寄り客の私にも、廊下ですれ違った従業員は頭を下げてくれました。丁寧な応対はさすがに高級旅館と思いました。いつか、ゆっくり宿泊してみたい魅力ある旅館だと思います。
ということで、単に入浴だけに限れば、ちょっとがっかり気分で後にしました。「湯めぐりパスポート」はもう2回分ありますので、後日小さな旅館を狙ってみようかと思います。
そこで、今日は、せっかくのチャンスとばかりに、高級旅館である「高志の宿 高島屋」に行ってまいりました。貧乏人を寄せ付けない門構えに一瞬たじろぎましたが、勇気をもって入浴をお願いすると、平日ということもあり、空いているためか、快く入浴を受け付けてくれました。
「竹生の湯」、「翁の湯」という2か所の大浴場が男女交替で使用されます。ほかに、「竹林の足湯」という源泉掛け流しの足湯があるようですが、確認できませんでした。
今日訪問したときの男湯は一番奥にある「翁の湯」でした。「竹生の湯」には「五右衛門風呂」という露天風呂がありますが、「翁の湯」は内湯のみです。露天風呂の「五右衛門風呂」は、その名の通りの五右衛門風呂なのですが、温泉ではないとのことなので、入れなくても良かったです。
さて、「翁の湯」は、檜の枠の大きな大浴槽があるのみです。大きなガラス窓から小さな庭が見え、落ち着きを感じますが、景色を楽しむことはできません。
洗い場には木の椅子と木の洗い桶があり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、固形石鹸等があります。脱衣場は脱衣棚がありますが、鍵なしであり、貴重品の管理には注意を要します。洗面台にはドライヤーや整髪料などが完備され、冷水サーバー(アクアクララ)があります。
源泉名は、岩室温泉(新)。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉温度41.8℃。ガス性除く成分総計は8005mg/kgであり、他の旅館と同様の源泉です。掲示によりますと、湯は井戸水で加水、加熱、循環・濾過装置使用、入浴剤使用なし、塩素系消毒剤使用とのことです。
実際の湯は、無色透明無味無臭。岩室温泉の源泉の面影は全くありません。いくら飲んでみても、ただの水。相当な加水がされているようです。これには少しがっかりしました。しかし、宿泊客は食事の時間帯のためか他に客はなく、全くの貸切で入浴できたのは良かったです。
岩室一の老舗の高級旅館ではありますが、純粋に浴槽の泉質を論ずると問題を感じます。他県から来た人が、これが岩室温泉と誤解すると困ります。たまたま今日の状態がわるかったのかもしれません。そう信じたいです。
もっとも、こういう高級旅館は、世間の喧騒を逃れ、洗練されたサービスのもとで美味しい料理を食べ、ゆったりした時間を過ごして楽しむべきです。私のように、単に入浴だけが目的で行くべきではなく、泉質がどうのと細かいことにこだわるのは意味のないことと思います。
館内の重厚な雰囲気は魅力であり、単なる立ち寄り客の私にも、廊下ですれ違った従業員は頭を下げてくれました。丁寧な応対はさすがに高級旅館と思いました。いつか、ゆっくり宿泊してみたい魅力ある旅館だと思います。
ということで、単に入浴だけに限れば、ちょっとがっかり気分で後にしました。「湯めぐりパスポート」はもう2回分ありますので、後日小さな旅館を狙ってみようかと思います。