「さくらの湯」の新しい成分表
今夜は出張帰りに、弥彦の「さくらの湯」に寄ってきました。長岡の花火を見ようかとも思ったのですが、温泉の誘惑からは逃れられませんでした。2ヶ月ぶりくらいの訪問となります。
夜間割引の550円を支払って浴室へ。それ程の混みようでもなく、ゆったりと過ごすことができました。源泉100%掛け流しが自慢の温泉ですが、硫黄臭漂う柔らかなお湯はなかなか魅力的です。
内湯は大小2つの浴槽と変わり湯、腰かけ湯に水風呂。露天風呂は3段になっていて、種類が豊富です。立ち湯や寝湯もあります。壺湯に入って空を眺めていると心が空になります。
ここの寝湯は寝やすくてありがたいです。開業当初は、「太古の湯」同様に、寝るに寝れない寝湯でしたが、すぐに改良されて、大変寝やすくなりました。「太古の湯」も見習ってほしいものです。
コンパクトながらも種類豊富な浴槽があるのはすばらしいです。ひとり用の敷きパットがあるサウナも快適。BGMも心地よいです。洗い場に垢すりがあるのもうれしいですね。
さて、浴室に6月27日付けの新しい成分表が掲示されていました。源泉名は、弥彦桜井郷温泉。源泉温度43.5℃。 PH 8.6。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とありましたが、正しくは、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とすべきです。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 446.9, K 3.4, Mg 1.0, Ca 111.6, Sr 3.1, Ba 0.4, NH4 1.2, F 1.9, Cl 789.8, Br 3.1, I 0.5, SO4 76.3, HCO3 17.7, CO3 9.6, HS 2.7, HPO4 2.5, OH 0.1, メタケイ酸 32.9, メタホウ酸 10.8, 遊離CO2 0.1, 遊離H2S 0.1など、ガス性除く成分総計は1516mg/kgです。
湯は加熱あり、加水なし、一部循環あり、塩素消毒あり。実際の湯は、透明~微白濁。微硫化水素集があり、薄い塩味と硫黄味があります。また、黒い湯花の浮遊があります。
オープン時は単純硫黄温泉でしたが、2007年の中越地震後の分析で、ガス性除く成分総計が1000mg/kgを超えたので、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉となりました。そして、今回の大震災後の6月の分析では、ガス性除く成分総計が1516mg/kgとさらに濃くなり、Caイオンが20mval%の基準を超えて、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となりました。
一般には、検査の度に薄くなる温泉が多いのですが、地震の度に成分が濃くなるのは興味深く思われます。なお、総硫黄は2.8mg/kgになりますから、泉質名は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とすべきです。
休日は混雑する「さくらの湯」ですが、平日夜は空いていてゆったりできます。この近辺は競合施設が多く、夜間割引の550円は少々高いのですが、その差額分以上の魅力があります。
夜間割引の550円を支払って浴室へ。それ程の混みようでもなく、ゆったりと過ごすことができました。源泉100%掛け流しが自慢の温泉ですが、硫黄臭漂う柔らかなお湯はなかなか魅力的です。
内湯は大小2つの浴槽と変わり湯、腰かけ湯に水風呂。露天風呂は3段になっていて、種類が豊富です。立ち湯や寝湯もあります。壺湯に入って空を眺めていると心が空になります。
ここの寝湯は寝やすくてありがたいです。開業当初は、「太古の湯」同様に、寝るに寝れない寝湯でしたが、すぐに改良されて、大変寝やすくなりました。「太古の湯」も見習ってほしいものです。
コンパクトながらも種類豊富な浴槽があるのはすばらしいです。ひとり用の敷きパットがあるサウナも快適。BGMも心地よいです。洗い場に垢すりがあるのもうれしいですね。
さて、浴室に6月27日付けの新しい成分表が掲示されていました。源泉名は、弥彦桜井郷温泉。源泉温度43.5℃。 PH 8.6。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とありましたが、正しくは、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とすべきです。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 446.9, K 3.4, Mg 1.0, Ca 111.6, Sr 3.1, Ba 0.4, NH4 1.2, F 1.9, Cl 789.8, Br 3.1, I 0.5, SO4 76.3, HCO3 17.7, CO3 9.6, HS 2.7, HPO4 2.5, OH 0.1, メタケイ酸 32.9, メタホウ酸 10.8, 遊離CO2 0.1, 遊離H2S 0.1など、ガス性除く成分総計は1516mg/kgです。
湯は加熱あり、加水なし、一部循環あり、塩素消毒あり。実際の湯は、透明~微白濁。微硫化水素集があり、薄い塩味と硫黄味があります。また、黒い湯花の浮遊があります。
オープン時は単純硫黄温泉でしたが、2007年の中越地震後の分析で、ガス性除く成分総計が1000mg/kgを超えたので、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉となりました。そして、今回の大震災後の6月の分析では、ガス性除く成分総計が1516mg/kgとさらに濃くなり、Caイオンが20mval%の基準を超えて、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉となりました。
一般には、検査の度に薄くなる温泉が多いのですが、地震の度に成分が濃くなるのは興味深く思われます。なお、総硫黄は2.8mg/kgになりますから、泉質名は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉とすべきです。
休日は混雑する「さくらの湯」ですが、平日夜は空いていてゆったりできます。この近辺は競合施設が多く、夜間割引の550円は少々高いのですが、その差額分以上の魅力があります。