ネコが歓迎、「ヴィネスパ」の朝湯

 昨夜は家族で焼き肉パーティ。肉もビールもたっぷりいただきました。家族5人が揃って食事する、何気ないことではありますが、幸せを感じるひとときです。

 飲みつぶれて朝起きると、夜明けの街は濃霧に覆われていました。朝湯に行くべく車を出しましたが、視界は数十メートル。フォグランプをつけて慎重に車を進めました。霧のフィルターを通して見る街並みや小舟が浮かぶ新川の流れは幻想的でした。

 市街地を抜け、松林の中の国道を進むと、次第に霧は晴れ、朝日が差し込んできました。前方にどっしりと鎮座する角田山は、薄曇りの空を背景に朝日に輝いてきれいでした。

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 6時を過ぎたばかりで、まだ駐車場には車は少なく、車を降りると猫が出向かえてくれました。白猫が寄ってきて、私の足にすりすり。私が猫好きということがわかるのでしょうか。しばし猫と戯れてしまいました。

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 浴室に行くと結構な賑わい。朝日が露天風呂に差し込んで、草木が輝いて、色鮮やかでした。虫の音を聴きながら、しばしの瞑想の時を堪能できました。
 ふと空を見上げると、薄曇りの空に月が出ていました。「気持ちいいなあ~」とため息をつき、朝湯を楽しめる幸せを感じました。これがささやかな私の生きがいです。

 7時に帰宅すべく「ヴィネスパ」を後にしましたが、入れ替わりにたくさんの入館者が来られ、受付が賑わっていました。
 外に出ると、先ほどの白猫が待っていたかのように私の元へ駆け寄ってきました。声をかけると「ニャー」と返事して尻尾をふります。たまりませんねえ。

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 またまた猫と戯れ、後ろ髪をひかれるように猫にバイバイしましたが、駐車場にはもう一匹が見送ってくれました。猫好きにはたまらない温泉ですね。

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 昨日は「だいろの湯」の朝湯、そして今日は「ヴィネスパ」。「だいろ」ももちろん良かったですが、朝湯の爽やかさを取るなら、やっぱり「ヴィネスパ」かなあ・・・

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