刈羽村宿泊交流センター「ピーチビレッジ」

 先週も書きましたが、刈羽村に「ぴあパーク・とおりんぼ」という複合施設が、10月1日オープンしました。
 JFA公認の人工芝サッカー場(2面)、宿泊施設、スイーツガーデン、新潟大学の研究施設、園芸施設などがありますが、「ピーチビレッジ」という宿泊施設で日帰り入浴が可能です。本日は柏崎に出張でしたので、帰りに寄ってきました。

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 場所は、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所正門のすぐ前のわかりやすい場所です。ちなみに建設費の出所も東京電力です。

 昨日オープンでしたので、今日も混んでいるのかと思ったのですが、広い駐車場に車は数台。平日ということを差し引いても、ちょっとさびしい雰囲気でした。

 芝生の広場の先に大きな木があり、シンボルツリーのようになっていました。

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 デザイン的に凝ったのかも知れませんが、入り口がちょっとわかりづらく、何となく入りにくい玄関です。

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 自動ドアを開けて中に入ると、正面にロビーがあります。左にはレストラン、右に受付があります。券売機がありますので、入浴券を買って受付します。料金は大人500円、小人400円、タオル別です。

 右手通路の先に「桃の湯」という浴室があります。入り口に下足箱が多数あります。鍵付・鍵なしがありますので、好きなものを選びます。

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 その奥に男女浴室があり、手前が男湯、奥が女湯になっていました。

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 脱衣場にはコイン返却式のロッカーが多数あります。洗面台にはドライヤーがあります。また、清涼飲料の自販機もあります。

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 浴室に入ると、左手に洗い場(左右3か所ずつ、計6か所)があり、シャンプー、コンディショナー、ボディソープがありました。シャワーヘッドにはON/OFFのボタンがあって使い良かったです。

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 右手にはミストサウナがあり、薄暗い雰囲気がちょうど良く、気持ち良かったです。

 その奥に内湯があり、大小2つの浴槽があります。大浴槽はジェット付きです。

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 もう一つは人工炭酸泉で、アワアワ・シュワシュワのまさにサイダーのような風呂です。温度は38℃程度の低めに設定されています。

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 そして、外には露天風呂。マイナスイオンのミクロの気泡に包まれる「ホワイトイオンバス」です。 白濁した湯はなかなか浴感が良かったです。寺泊の「きんぱちの湯」にも同じような浴槽があったかと思います。

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 露天風呂からの景色は、絶景というほどではありませんが、刈羽村の市街や、田園風景、遠くの山並みが一望されて、なかなかのものです。

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 私が行ったときは、先客が1人だけおられましたが、すぐに帰られて、その後はずっと私ひとりだけ。次の客が来るまでの30分位の間は、全くの貸切状態でした。

 各浴槽に交互に浸かり、贅沢気分を味わいました。中でも注目は、やっぱり人工炭酸泉でしょう。体中が気泡だらけ。湯から上がるとジュワーと泡がはじけます。

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 最近、新潟市内のスーパー銭湯でも人工炭酸泉が人気になっていますが、激混み芋洗いのスーパー銭湯とは違って、こちらは貸し切り。気持ち良さが違いますね。また、露天風呂も負けず劣らず気持ち良いです。

 天然温泉でないのは仕方ないですが、人工炭酸泉にホワイトイオンバスと、工夫が凝らされていて、満足感は高いと思います。

 ただし、私が行ったときは、各浴槽の注湯口からは湯は全く注がれておらず、掛け湯の浴槽にも湯がありませんでした。客がいなかったので止めていたのかも知れません。

 浴室には休憩用の畳敷きの広間があり、巨大なテレビがあります。

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 またテラスがあって涼むこともできます。ここからの眺めも良いです。人工芝が美しいサッカー場も見渡すことができます。

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 今回はレストランは利用しませんでしたが、メニューはいろいろあるようでした。

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 オープンしたばかりのピカピカの施設。天然温泉にこだわらない人にはお勧めできます。

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