足湯だけではもったいない 「酒呑童子の湯」
燕市(旧分水町)の日帰り温泉といえば「てまりの湯」。公共の日帰り温泉として地元の方々に親しまれています。夜間割引がタオル付300円というのも魅力です。
この「てまりの湯」の前に、「道の駅・国上」がありますが、その裏に屋根付の立派な足湯があります。「酒呑童子の湯」といいますが、京都の大江山の鬼である酒呑童子が、裏の国上山にある国上寺で修行したという伝説にちなんで命名されました。
前の道路は数えきれないくらい通っているのですが、この足湯を利用することはめったにありませんでした。何せ、足湯だけで我慢できる私ではありませんので。
でも、たまにはということで、先日久しぶりに寄ってみました。
屋根付の立派な足湯で、周囲はガラスの戸で囲まれていて、冬季でも利用しやすいのが魅力です。
ガラス戸をあけて中に入ると先客はお一人。片側10人位は座れる大きな足湯ですので、貸切気分で、ゆったりできました。硫黄臭がわずかに漂うちょっとぬるめの湯に浸かってリラックスしました。浴槽の底には玉石が敷かれていて、足裏に心地良いです。
足湯浴槽は、外にはみ出るような形で作られているのですが、外の部分は使用されていませんでした。酒呑童子をイメージした鬼瓦の口から源泉が注がれ、大きな杯に受け止められた後に浴槽に注がれていたのですが、使用されていませんでした。
浴槽内に設置されたパイプから、源泉が注がれ、浴槽縁からオーバーフローされていました。
奥の一角は個別の注ぎ口が並んでいて、以前は一人用の桶が置いてあり、一人用の足湯を楽しむことができたのですが、今は桶はなく、足湯の利用はできなくなっています。
2005年10月のオープン当初は、県内一大きく、豪華な足湯であったと思いますが、さすがに8年経ち、月岡温泉などに、もっと大規模な足湯ができました。でも、県内屈指の立派な足湯には違いありません。
源泉は「てまりの湯」の源泉である長崎温泉を使用しています。「てまりの湯」は加熱・循環で、人気施設ということもあり、湯の鮮度の低下は否めず、必ずしも泉質的には優れているとは言えません。しかし、こちらは、源泉が掛け流されています。
源泉名は長崎温泉。泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉、源泉温度22.5℃、湧出量433L/分、ガス性除く成分総計は1520mg/kgです。この源泉を手まりの湯から60L/分いただいて、加熱して供給しています。加水や塩素消毒はなく、循環装置はありませんので、全くの掛け流しです。
鮮度的には申し分なく、足湯だけにしておくのはもったいなく感じました。掛け流されていく源泉を見ていると、足湯浴槽に全身を浸かりたいという衝動を感じましたが、じっと我慢しました。
裏の公園を散策していたら、つくしの群生がありました。春を再度実感しました。
道の駅に併設された足湯ですので、交通の便は良く、道の駅としての設備も充実しています。奥には酒呑童子神社の五重塔も見えます。これからの行楽シーズンはきっと賑わうことでしょう。
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この「てまりの湯」の前に、「道の駅・国上」がありますが、その裏に屋根付の立派な足湯があります。「酒呑童子の湯」といいますが、京都の大江山の鬼である酒呑童子が、裏の国上山にある国上寺で修行したという伝説にちなんで命名されました。
前の道路は数えきれないくらい通っているのですが、この足湯を利用することはめったにありませんでした。何せ、足湯だけで我慢できる私ではありませんので。
でも、たまにはということで、先日久しぶりに寄ってみました。
屋根付の立派な足湯で、周囲はガラスの戸で囲まれていて、冬季でも利用しやすいのが魅力です。
ガラス戸をあけて中に入ると先客はお一人。片側10人位は座れる大きな足湯ですので、貸切気分で、ゆったりできました。硫黄臭がわずかに漂うちょっとぬるめの湯に浸かってリラックスしました。浴槽の底には玉石が敷かれていて、足裏に心地良いです。
足湯浴槽は、外にはみ出るような形で作られているのですが、外の部分は使用されていませんでした。酒呑童子をイメージした鬼瓦の口から源泉が注がれ、大きな杯に受け止められた後に浴槽に注がれていたのですが、使用されていませんでした。
浴槽内に設置されたパイプから、源泉が注がれ、浴槽縁からオーバーフローされていました。
奥の一角は個別の注ぎ口が並んでいて、以前は一人用の桶が置いてあり、一人用の足湯を楽しむことができたのですが、今は桶はなく、足湯の利用はできなくなっています。
2005年10月のオープン当初は、県内一大きく、豪華な足湯であったと思いますが、さすがに8年経ち、月岡温泉などに、もっと大規模な足湯ができました。でも、県内屈指の立派な足湯には違いありません。
源泉は「てまりの湯」の源泉である長崎温泉を使用しています。「てまりの湯」は加熱・循環で、人気施設ということもあり、湯の鮮度の低下は否めず、必ずしも泉質的には優れているとは言えません。しかし、こちらは、源泉が掛け流されています。
源泉名は長崎温泉。泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉、源泉温度22.5℃、湧出量433L/分、ガス性除く成分総計は1520mg/kgです。この源泉を手まりの湯から60L/分いただいて、加熱して供給しています。加水や塩素消毒はなく、循環装置はありませんので、全くの掛け流しです。
鮮度的には申し分なく、足湯だけにしておくのはもったいなく感じました。掛け流されていく源泉を見ていると、足湯浴槽に全身を浸かりたいという衝動を感じましたが、じっと我慢しました。
裏の公園を散策していたら、つくしの群生がありました。春を再度実感しました。
道の駅に併設された足湯ですので、交通の便は良く、道の駅としての設備も充実しています。奥には酒呑童子神社の五重塔も見えます。これからの行楽シーズンはきっと賑わうことでしょう。
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