久しぶりの 「長岡かまぶろ温泉旅館」

 私のホームページの掲示板に情報をいただき、久しぶりに再訪せねばと思っていたのですが、時間ばかり過ぎてしまいました。重い腰を上げ、先日ようやく行ってきましたのでご紹介します。

 国道17号線を小千谷方面に南下。十日町交差点を左折し、踏み切りを渡って、少し進んで右折。しばらく進むと左手にこの旅館があります。隣に長岡十日町郵便局があり、「美容と健康の かまぶろ温泉旅館」という看板が目印です。

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 玄関前は広い駐車場になっています。玄関を入ると、右に受付がありますので、料金を払います。入浴料は500円、タオルなしです。
 詳しくは、10:00~16:00が、大人500円、小学生250円、幼児200円、16:00~21:00が、大人500円、小学生250円、幼児200円となっており、16:00が区切りになっているようです。前後で料金は変わらず、この意味は良く理解できませんが、聞くのを忘れてしまいました。

 ともあれ、大変きれいな若女将に500円を払って、左手奥の浴室に向かいました。

 館内は大変レトロで、昭和の空気が流れています。「殿方」と表示された男湯に入りますと、正面に名物の釜風呂の入口があります。

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 木製の小さなドアの上に、しめ縄が飾られていて、気持ちが引き締まります。

 中に入りますと、塩が盛られた床の上にござが敷かれていて、数人が横になれるようになっています。今流行の岩盤浴のルーツとでも言えましょう。

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 約1300年前(672年)の壬申の乱で、大海人皇子(後の天武天皇)が矢を背中に受け、洛西八瀬大原のかまぶろで傷を癒されたのが始まりとのことです。
 東日本唯一とか、県内随一とか謳っていますが、県内に他にも同じような釜風呂はあります。でも、ここは京都八瀬の釜風呂の流れを引き、歴史的には最も由緒があるのは確かです。

 と、釜風呂の紹介が先になりましたが、浴室で体を洗ってから釜風呂に入るのが流儀です。

 で、浴室の方ですが、扇型を伸ばしたような大浴槽があるのみで、無色透明な湯が満ちています。源泉の蛇口もありますが、循環されています。

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 泉質は単純温泉。源泉温度が25.1℃ということであり、ギリギリのところで単純温泉に踏みとどまっています。ガス性除く成分総計は273.4mg/kg。メタケイ酸が46.9mg/kgとやや多めのほかは成分的には特記すべきものはありません。加水なし、加温あり、循環ろ過装置使用、入浴剤なし、塩素消毒ありと掲示されていました。

 湯は無色透明無味無臭、トロミやツルスベ感はなく、残念ながら浴感が優れているわけでもありません。一応は天然温泉ではありますが、メインは釜風呂であり、おまけと考えた方が良いでしょう。

 いずれにしましても、500円で釜風呂と入浴を楽しめて、休憩室の利用もできるというのはお得と思います。国道17号線からすぐであり、通りすがりの利用にも便利です。

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