非加熱・掛け流し 源泉浴槽は良いですね 「さくらんど温泉」

 仕事帰りの一風呂といえば、夜間割引300円という低料金に引かれて「あかまつ荘」が定番になってしまいましたが、あまりにもワンパターンであり、たまには別の温泉も利用しましょう。

 ということで、今回は1年ぶりに五泉市の「さくらんど温泉」です。

 磐越道安田ICから安田橋を渡って五泉市に入り、論瀬交差点を左折。農道を道なりに進み、磐越西線の下をくぐって直進。国道290号線に突き当たり、早出端交差点を右折、橋を渡って案内板を左折するとあっという間に到着です。
 私の車のトヨタ純正カーナビでは、最短ルートを指定しても遠回りの道しか指示してくれません。このルートが便利ですのでお勧めします。安田ICから約10km、この間信号は4つしかありません。

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 ということで、たいして時間もかからずに到着。日が短くなって、7時を過ぎると真っ暗ですね。

 ちなみに明るいときはこんな感じです。(昨年のブログより)

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 下足箱(大きい!)に靴を入れ、券売機で入浴券を買い、下足箱の鍵とともに受付します。料金は大人700円、子供300円(タオルセット付)で、17:30以降は夜間割引で大人500円、子供200円(タオルセット付)となります。
 タオルセットに番号札が結び付けられており、その番号札で帰るときに下足箱の鍵と引き換えられます。

 右奥に、浴室があります。左が「さくらの湯」、右が「黄金の湯」で、男女で交互に使用されます。

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 浴室は、正方形を対角線で左右に分割した形になっており、左右対称で、脱衣場や浴室の作りは全く同等です。今回の男湯は右側でした。
 脱衣場ロッカーは自由に選べますが、コイン返却式(100円)なのが煩わしいです。

 浴室に入りますと、正面に6角形を取り囲むような洗い場が6か所あり、これは珍しい作りですね。ほかに壁際にも洗い場が6か所ありますが、いずれも仕切りはありません。固形石鹸、ボディーソープとリンスインシャンプーが置いてあります。

 内湯には、ジャグジー、ジェット付の三角形の大浴槽と、小さな長方形の源泉浴槽があります。(浴室内での写真撮影はできませんので、この施設のホームページの写真をお借りします。)

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 ほかに小さ目のサウナと水風呂があります。浴室は大きなガラス壁になっていて、明るく開放感があります。

 外には屋根付の石造りの露天風呂があります。日中なら山並みが見えて、景色を楽しめるのでしょうが、夜ですので真っ暗でした。

 源泉名は、村松さくらんど温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物温泉。源泉温度 38.7℃、ガス性除く成分総計は8745mg/kgとかなり濃厚です。自己責任で飲んでみますと程よい塩味がして、私好みのいい味です。軽いツルスベ感もあります。
 
 内湯大浴槽と露天風呂は加熱・循環されていますが、内湯源泉浴槽は非加熱・掛け流しです。ともに加水はありません。

 大浴槽はろ過されているためか濁りはなく色が薄いですが、源泉浴槽は濃い緑茶色に濁っています。湯の注入量は多くはないものの、非加熱源泉の掛け流し浴槽を設けているのは素晴らしいと思います。

 循環の大浴槽でも浴感は悪くありません。この浴槽は浴槽内循環がされていますが、浴槽上から注がれている湯は、源泉浴槽と同様の非加熱源泉のようです。

 源泉浴槽は明らかに濃厚であり、満足感は高いです。37℃のぬるい湯にゆったりと浸かっていますと、癒し効果は抜群です。ただし3~4人で満員というような狭い浴槽に皆さんゆっくり浸かっていますので、回転は良くありません。

 湯上りにはいつものようにこれ。

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 増税後も100円というのは良心的ですね。

 館内には休憩用広間をはじめ、休憩場所はいろいろあります。「あかまつ荘」と同様の、ステージ付の体育館風多目的ホールまであり、休日にはイベントも行われています。

 有料個室があり、入館料・料理込のお得なパックメニューがありますので、グループで利用するのも良さそうです。売店は充実し、食事処のメニューも豊富です。700円のランチも魅力です。

 秋を迎えて涼しくなり、濃厚な食塩泉の温まりが心良く、今週は2回も行ってしまいました。家に帰っても翌朝まで体に火照り感があり、効能を実感します。

 営業時間は9:30~21:30。通常料金もタオルセット付700円と安く、夜間割引の500円もお得です。安田ICから時間的にすぐですし、通りすがりの利用もお勧めします。

 駐車場には電気自動車の充電設備があり、無料で充電できます。電気自動車をお使いの方には特にお勧めですが、そんな人はいないでしょうね。

 最後に、10月6日(月)~10日(金)までサウナ室等の改修工事のため臨時休館になりますのでご注意ください。

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