わが故郷 亀田清掃センター附属休憩所「田舟の里」

 今日は温泉ではありませんが、「田舟の里」を紹介しましょう。新潟市江南区にある亀田清掃センターの余熱を利用した温浴施設です。

 何を隠そう、私の生まれ故郷は亀田です。亀田で育ち、生粋の亀田人。現在は西区民ですが、本籍地は亀田のまま。
 そんなことはどうでも良いですが、「田舟の里」は子供の頃からなじみのある施設です。もちろん建て替えられてきれいになっていますけれど。

 ちなみに亀田郷は、かつては信濃川、阿賀野川、小阿賀野川に囲まれた湿地帯であり、栗の木排水機場ができて乾田化されるまでは、沼地でした。そのため稲作には舟が必要であり、それを田舟と呼んでいたのす。
 今の市街地化され大型店が並ぶ姿からは想像できないでしょうね。私が子供の頃は、家の裏から、10km先の新潟市街が見えましたものねえ・・。

 話はそれましたが、「田舟の里」に行ってきました。国道49号線亀田バイパスの姥ヶ山ICを降りて2つ目の信号を右折、巨大な亀田清掃センターの隣に「田舟の里」があります。

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 鍵付下足箱に靴を入れ、鍵は自分で保管します。受付前に券売機がありますので、入浴券を購入します。

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 大人200円、小学生100円、幼児無料で、タオルなしです。11枚2000円(小学生1000円)の回数券もあります。営業時間は9時から17時までで、入浴時間は10時から16時半までです。
 定休日は月曜日と祝日の翌日(その日が土曜日または日曜日にあたるときはその直近の火曜日)、そして、12月から1月6日です。

 脱衣場にはコイン返却式の鍵付ロッカーが40個。洗面台には何もなく、ドライヤーはありません。

 浴室内は混み合っていたため、写真撮影できませんでしたが、ジェット付のL字型の大浴槽があるのみで、シンプルです。
 洗い場は仕切りなしで10ヶ所。固形石鹸がありますが、シャンプーはありません。他にシャワーブースが1ヶ所あります。
 浴室はガラス張りになっていて明るく開放感がありますが、坪庭が見えるのみで景色は見えません。温泉ではなく、沸かし湯ですが、オーバーフローがあって、気持ち良く入浴できました。

 館内はきれいで、ゆったりとしています。大広間があり、休憩できますが、地元の人たちで賑わっています。清涼飲料の自販機はありますが、食堂はありません。

 湯上りにはこれ。

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 110円でした。

 入浴料は舞平清掃センター附属休憩所の100円にはかないませんが200円は安いでしょう。地元の人たちは食べ物を持ち込んで、大広間で寛いでおられます。安価であり、温泉にこだわらす、入浴だけならお勧めできます。

 なお、亀田清掃センターの工事に伴い、平成27年2月8日(金)から2月23日(月)まで休館になりますので、ご注意ください。

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