暑い夏こそ強塩泉 「紫雲の郷」
連日の猛暑、うんざりですね。こんな時には、炭酸水素塩泉系や単純温泉あたりが、さっぱりして良いかもしれませんが、逆に強塩泉でどっと汗をかくというのも良いかもしれません。もちろん水分補給は大切ですけれど。
新潟の強塩泉といえば、ざぶーん~紫雲の郷~塩の湯温泉~西方の湯と連なる下越海岸部の強塩泉群が代表でしょう。いずれも成分総計が30g/kgを超える濃厚な温泉です。
その中で、今回は久しぶりに紫雲の郷に行ってきました。オープン前の体験入浴会から参加した思い入れの強い温泉です。
ここは、広大な県立紫雲寺記念公園内にあり、温水プール、体育館、多目的広場などを備えた複合施設であり、宿泊も可能です。公園での行楽帰りなど、家族での利用も良いでしょうね。
うだるような暑さの中、紫雲の郷に到着。入館料はタオルセット付で700円ですが、割引クーポンがありましたので、600円で入館しました。なお、夕方5時半以降は夜間割引で500円になりますので、ねらい目かと思います。
浴室はホールを挟んで両側にあり、左が紫雲の湯、右が藤塚の湯で、週毎に男女が入れ替わります。今日の男湯は紫雲の湯でした。
基本構造は同じですが、名物の露天の巨石風呂が、紫雲の湯が大が一つに対して、藤塚の湯は小が二つという違いがあります。
内湯は大浴槽(打たせ湯付)と気泡浴、ほかにサウナと水風呂があります。
洗い場は仕切り付きで利用しやすく、ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてあります。
名物の巨石風呂は、巨岩をくり抜いたもので、寺宝温泉にも同じような風呂がありましたね。
さて、源泉名は紫雲寺温泉。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉(硫化水素型)。源泉温度55.5℃。ガス性除く成分総計は36730mg/kgと濃厚です。
近隣の他の強塩泉と同様に、アンモニウムイオン、臭素イオン、よう素イオンを多量に含み、独特の臭気と浴感を生んでいます。硫化水素イオンが1.4mg/kg、チオ硫酸イオンが0.1mg/kg、遊離硫化水素が2.6mg/kgと、硫黄分を含むのは特記すべきです。ただし、個性的泉質のため、硫黄泉としての味わいは全く感じられません。
ちなみに、以前のブログでも書きましたが、2014年7月から療養泉の基準が変わり、よう素イオンを10mg/kg以上含む温泉は含よう素泉と分類されることになりました。この温泉はよう素イオンを86.7mg/kgも含みますので、県内最高レベルのよう素泉とも言えます。
湯は当然ながら塩辛く、独特の臭気を発しています。ツルスベ感があって、浴感は良好です。今回の湯温はややぬるめで、ゆったりと湯に浸かることができました。
湯上りに、2階の広間で食事。
今回いただいたのは、カキフライのマヨポン酢定食(750円・税別)です。美味しくいただきました。
休憩場所としては、2階の広間のほか、1階のホールにも椅子が多数あります。
しばし休憩して退館しました。
開館当初から訴えているのですが、深層湯温泉と宣伝しているのは気に入りません。紫雲寺温泉でいいのになあ・・・。などと言っているのは私くらいでしょうね。
でも、お勧めの温泉です。皆さんもどうぞ。
新潟の強塩泉といえば、ざぶーん~紫雲の郷~塩の湯温泉~西方の湯と連なる下越海岸部の強塩泉群が代表でしょう。いずれも成分総計が30g/kgを超える濃厚な温泉です。
その中で、今回は久しぶりに紫雲の郷に行ってきました。オープン前の体験入浴会から参加した思い入れの強い温泉です。
ここは、広大な県立紫雲寺記念公園内にあり、温水プール、体育館、多目的広場などを備えた複合施設であり、宿泊も可能です。公園での行楽帰りなど、家族での利用も良いでしょうね。
うだるような暑さの中、紫雲の郷に到着。入館料はタオルセット付で700円ですが、割引クーポンがありましたので、600円で入館しました。なお、夕方5時半以降は夜間割引で500円になりますので、ねらい目かと思います。
浴室はホールを挟んで両側にあり、左が紫雲の湯、右が藤塚の湯で、週毎に男女が入れ替わります。今日の男湯は紫雲の湯でした。
基本構造は同じですが、名物の露天の巨石風呂が、紫雲の湯が大が一つに対して、藤塚の湯は小が二つという違いがあります。
内湯は大浴槽(打たせ湯付)と気泡浴、ほかにサウナと水風呂があります。
洗い場は仕切り付きで利用しやすく、ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてあります。
名物の巨石風呂は、巨岩をくり抜いたもので、寺宝温泉にも同じような風呂がありましたね。
さて、源泉名は紫雲寺温泉。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物強塩温泉(硫化水素型)。源泉温度55.5℃。ガス性除く成分総計は36730mg/kgと濃厚です。
近隣の他の強塩泉と同様に、アンモニウムイオン、臭素イオン、よう素イオンを多量に含み、独特の臭気と浴感を生んでいます。硫化水素イオンが1.4mg/kg、チオ硫酸イオンが0.1mg/kg、遊離硫化水素が2.6mg/kgと、硫黄分を含むのは特記すべきです。ただし、個性的泉質のため、硫黄泉としての味わいは全く感じられません。
ちなみに、以前のブログでも書きましたが、2014年7月から療養泉の基準が変わり、よう素イオンを10mg/kg以上含む温泉は含よう素泉と分類されることになりました。この温泉はよう素イオンを86.7mg/kgも含みますので、県内最高レベルのよう素泉とも言えます。
湯は当然ながら塩辛く、独特の臭気を発しています。ツルスベ感があって、浴感は良好です。今回の湯温はややぬるめで、ゆったりと湯に浸かることができました。
湯上りに、2階の広間で食事。
今回いただいたのは、カキフライのマヨポン酢定食(750円・税別)です。美味しくいただきました。
休憩場所としては、2階の広間のほか、1階のホールにも椅子が多数あります。
しばし休憩して退館しました。
開館当初から訴えているのですが、深層湯温泉と宣伝しているのは気に入りません。紫雲寺温泉でいいのになあ・・・。などと言っているのは私くらいでしょうね。
でも、お勧めの温泉です。皆さんもどうぞ。