露天風呂爽快! 瀬波温泉「ゆ処そば処 磐舟」

 先日瀬波温泉の「あかまつ荘」に行きましたが、シャンプーがなく、この日の湯のコンディションは良くありませんでしたので、瀬波温泉本来の味わいを楽しむべく、「ゆ処そば処 磐舟」に寄りました。

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 玄関を入り、下足箱に靴を入れ、左手の受付で料金を払います。入浴料は大人700円、小人400円、タオル別ですが、私は割引クーポンを利用して500円で入館させていただきました。なお、大広間での休憩は別料金で300円です。

 浴室までは大きな関門が待ち構えています。

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 この階段はかなり長いので、足腰の弱い人には大変だと思います。「大観荘」の別館にあるような斜めのエレベーターがあると良いですね。

 この階段を登り切りますと、ちょっとした休憩スペースがあり、自販機も置いてあります。

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 左右に男女浴室があります。

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 脱衣場には貴重品ボックスと脱衣籠がずらり。

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 大きな鏡の洗面台がありますが、湯気のため曇っていました。

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 浴室に入りますともうもうとした湯気が充満。先客が出られるのを待って写真を1枚。

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 大浴槽がひとつのみですが、大きなガラス窓で、開放感があります。階段を上った高台にありますので、眺めは良いです。

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 源泉が注がれて掛け流されています。

 壁際に洗い場がありますが、仕切りなしで、ボディソープ、シャンプー、リンスが置いてあります。

 そして、ここの目玉は露天風呂です。

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 この時期寒風が肌にしみますので、内湯で良く温まってから外に出ましょう。

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 片側の湯口から源泉が注がれ、反対側からオーバーフローされています。 日本海が一望されて、気分も爽快です。ただし、海の前に民家の屋根があって邪魔なのが残念です。

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 そして、右側には姉妹館である「大観荘」が見えます。浴槽の柵側に立ち上がりますと、もしかしたら丸見えかもしれませんね。

 さて、源泉は、瀬波温泉大観1号、瀬波温泉大観2号、ラピス2号井、噴湯(元湯)、元湯2号の5源泉を分湯して混合使用されています。
 泉質は、ナトリウム-塩化物温泉。源泉温度81.5℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成20年1月28日分析)は、Li 3.9、Na 1322、K 72.4、Mg 0.4、Ca 88.2、Sr 2.1、F 5.5、Cl 1915、Br 7.8、SO4 218.7、HCO3 55.5、CO3 9.0、メタ珪酸 150.2、メタ硼酸 18.0 など、ガス性除く成分総計は3870mg/kgです。

 実際の湯は、無色・透明ですが軽度のアブラ臭と塩味苦味がある柔らかい湯です。これぞ瀬波温泉という湯が掛け流しされているのは良いですね。また、循環・ろ過装置の使用なし、温度調整のため水道水で加水、入浴剤・消毒剤の使用なしとの掲示がありました。

 鮮度の高い源泉を掛け流しで、眺めの良い浴室で楽しめるのが大きな魅力です。この日は浴槽も独り占め。贅沢な時間を過ごさせていただきました。

 ここの名物は「ゆ処そば処」とありますように、そばです。

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 各種セットメニューがお勧めですので、ご利用をお勧めします。

 帰り道は濃霧で視界不良。

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 安全運転で帰路に着きました。

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