村杉温泉「割烹旅館 室町」で立ち寄り湯
村杉温泉といえば、共同浴場や共同露天風呂の利用ばかりですが、たまにはということで、今回は旅館の立ち寄り湯をしました。今回はこれまで利用したことがなかった「割烹旅館 室町」です。
「うららの森」前の入口から村杉温泉街に入り、看板に従って左折し、小道を50mほど進んだ先にこの旅館があります。他の旅館からは少し離れた場所にあります。客室は6室のみで、村杉温泉で一番小さい旅館と看板に書かれていました。
玄関は道路から少し入ったところにあり、駐車場もその奥にあります。
玄関先にはこんな看板が出ていて、立ち寄り客も利用しやすいです。
料金は500円(タオル別)です。朝7時から利用可能というのは素晴らしいですね。スタンプカードもあるそうで、立ち寄り客も歓迎してくれるのはありがたいです。村杉温泉には立ち寄り湯はお断りという旅館もいくつかありますので・・。
入って右手に、旅館の規模相応の、小ぶりの大浴場があります。ほかに総檜造りの貸切専用露天風呂「ひのきの湯」があります。
浴室には大浴槽がひとつあるのみです。
窓の外には小さな庭が見えて、落ち着いた雰囲気です。
湯は無色透明無味無臭です。浴槽に注がれた湯はオーバーフローはなく、循環されています。
洗い場にはボディソープ、シャンプー類は当然ながらあります。
脱衣場は非常にシンプルであり、脱衣棚に脱衣籠、そして小さな洗面台があるのみですが、旅館の規模からすれば、これくらいが相応と思います。
さて、源泉名は薬師の湯3号井。泉質は単純放射能泉(弱アルカリ性、低張性、低温泉)、源泉温度25.2℃、湧出量510L/分(掘削自噴)、pH 8.6 です。
主な成分(イオン濃度mg/kg、平成23年5月2日分析)は、Na 50.4、K 1.4、NH4 0.4、Mg 0.3、Ca 28.3、Sr 0.3、F 0.6、Cl 9.5、I 0.3、SO4 84.4、HCO3 36.6、メタ珪酸 26.2、メタ硼酸 0.1、遊離CO2 0.2 など、ガス性除く成分合計は238.8mg/kgです。
また、ラドン(Rn)を136.6x10-10キュリー/kg(37.6マッヘ)含みます。平成13年3月の分析では744.2x10-10キュリー/kg(204.7マッヘ)でしたので、売りにしているラドンの含有量が5分の1以下に減ったのが気になります。それでも十分なラドン量であり、効能には問題ないものと思います。
ラドンは気体であり、狭い浴室で吸入することにより効能が期待できるのですが、何せ無色透明無味無臭ですので、温泉としての直接的な効能は感じられないのが事実です。ここは、効くと思って入浴することが肝要です。
湯上りには浴室前で、温泉で入れたコーヒーをいただくことができます。家族経営の小さな旅館ですが、心遣いがうれしいですね。
今回は某温泉本を利用して、浴用タオルをいただいてしまいました。500円と低料金であり、また利用させていただきたいと思います。
「うららの森」前の入口から村杉温泉街に入り、看板に従って左折し、小道を50mほど進んだ先にこの旅館があります。他の旅館からは少し離れた場所にあります。客室は6室のみで、村杉温泉で一番小さい旅館と看板に書かれていました。
玄関は道路から少し入ったところにあり、駐車場もその奥にあります。
玄関先にはこんな看板が出ていて、立ち寄り客も利用しやすいです。
料金は500円(タオル別)です。朝7時から利用可能というのは素晴らしいですね。スタンプカードもあるそうで、立ち寄り客も歓迎してくれるのはありがたいです。村杉温泉には立ち寄り湯はお断りという旅館もいくつかありますので・・。
入って右手に、旅館の規模相応の、小ぶりの大浴場があります。ほかに総檜造りの貸切専用露天風呂「ひのきの湯」があります。
浴室には大浴槽がひとつあるのみです。
窓の外には小さな庭が見えて、落ち着いた雰囲気です。
湯は無色透明無味無臭です。浴槽に注がれた湯はオーバーフローはなく、循環されています。
洗い場にはボディソープ、シャンプー類は当然ながらあります。
脱衣場は非常にシンプルであり、脱衣棚に脱衣籠、そして小さな洗面台があるのみですが、旅館の規模からすれば、これくらいが相応と思います。
さて、源泉名は薬師の湯3号井。泉質は単純放射能泉(弱アルカリ性、低張性、低温泉)、源泉温度25.2℃、湧出量510L/分(掘削自噴)、pH 8.6 です。
主な成分(イオン濃度mg/kg、平成23年5月2日分析)は、Na 50.4、K 1.4、NH4 0.4、Mg 0.3、Ca 28.3、Sr 0.3、F 0.6、Cl 9.5、I 0.3、SO4 84.4、HCO3 36.6、メタ珪酸 26.2、メタ硼酸 0.1、遊離CO2 0.2 など、ガス性除く成分合計は238.8mg/kgです。
また、ラドン(Rn)を136.6x10-10キュリー/kg(37.6マッヘ)含みます。平成13年3月の分析では744.2x10-10キュリー/kg(204.7マッヘ)でしたので、売りにしているラドンの含有量が5分の1以下に減ったのが気になります。それでも十分なラドン量であり、効能には問題ないものと思います。
ラドンは気体であり、狭い浴室で吸入することにより効能が期待できるのですが、何せ無色透明無味無臭ですので、温泉としての直接的な効能は感じられないのが事実です。ここは、効くと思って入浴することが肝要です。
湯上りには浴室前で、温泉で入れたコーヒーをいただくことができます。家族経営の小さな旅館ですが、心遣いがうれしいですね。
今回は某温泉本を利用して、浴用タオルをいただいてしまいました。500円と低料金であり、また利用させていただきたいと思います。