水車を見ながら露天風呂 安田温泉「やすらぎ」
仕事帰りにしばしば利用させていただいている阿賀野市の安田温泉「やすらぎ」。宿泊もできますし、岩盤浴や大衆演劇の上演などで賑わいをみせています。このブログでもたびたび登場していますが、またお付き合いください。
2004年8月に、瓦工場を改装して作られたこの温泉。いかにも元工場という外観で、内部もオープン当初からB級の雰囲気が漂っています。高級感はなく、庶民的な雰囲気が魅力です。
通常料金はタオルセット付800円ですが、私はもっぱら夜間割引600円を利用しています。
内湯はジェット風呂や寝湯、温度の違う浴槽など、狭いながらも充実しています。
残念ながら内湯は地下水利用であり、温泉ではありません。でも、スーパー銭湯のようなカルキ臭さもなく、オーバーフローもあって気持ち良く入浴できます。
私は手前の小さな高温浴槽がお気に入りです。43℃以上で、熱いお湯が好きな人には最適です。瓦の生産地だけあって、鬼瓦を模した湯口が良いですね。
サウナ、水風呂もあります。
サウナは一人用のマットが用意されています。壊れかけている熱帯魚のディスプレイは何とか頑張っています。
今時珍しくなったブラウン管のモニター画面は線が入って、しだいに見苦しくなっています。10分くらいで画面が切り替わって連続再生されていますが、切り替わりの瞬間を見逃さないように凝視しているのは私くらいでしょうね。
洗い場は仕切り付きで、ずらりと並んでいます。
露天風呂は温泉であり、男湯は大小3つの浴槽があり、熱め、中間、ぬるめと温度差があります。
中央から各浴槽に非加熱源泉が注がれ、その分は掛け流しされていますが、浴槽内に加熱源泉の注湯がされています。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度は27.6℃、ガス性除く成分総計は28740mg/kgと濃厚です。ヨウ素イオンを41.6mg/kg含みますので、2014年7月改定の新しい基準ではヨウ素泉に該当します。
アンモニウムイオンを219.2mg/kg含み、アンモニア臭、ヨード臭が漂っています。第二鉄イオンを16.2mg/kg含み、源泉は無色ですが、浴槽の湯は酸化されて茶褐色に混濁しています。
自己責任で飲みますと意外にも甘く感じるのですが、強塩泉ですので、あとからのどが渇きます。決して飲んだりしませんように・・。
この露天風呂は、冬期間は戸で覆われて開放感がないですが、今の時期は取り払われていています。景色は見えませんが、水車を眺めながらの入浴ができます。
この水車は、当然ながら右回転しているのですが、5年前の夏に左回転していると大騒ぎし、その検証も行って、結論を出したのですが、今日改めて水車を観察し、過去の水車の写真と見比べてみましたら、新たな発見をしてしまいました。
これは左回転をした時の水車の写真ですが、水を落とす樋の形状が違い、水が落とされる場所も違っています。
この位置では右回転のモーメントは少ないはずであり、左回転しやすい状況があったものと思います。現在の水車はこうなっています。
水は外側に落とされていますので、右回転の力が強くなっています。
とまあ、湯に浸かりながら水車を眺めて思いを馳せていました。それがどうしたと言われても返す言葉はありませんが・・。
さて、この露天風呂ですが、大浴槽は結構ぬるめです。強塩泉と言えば、「塩の湯温泉」、「紫雲の郷」、「ざぶーん」という下越海岸部の強塩泉群のように熱い湯が定番ですが、ぬるい強塩泉というのは魅力です。
かつては新発田市の「天神の湯」の露天風呂がぬる湯で人気でしたが、閉館して久しくなります。
新潟市近郊でぬるい強塩泉を楽しめるのはここだけです。湯上りのさっぱり感もあり、夏でもお勧めの温泉です。
2004年8月に、瓦工場を改装して作られたこの温泉。いかにも元工場という外観で、内部もオープン当初からB級の雰囲気が漂っています。高級感はなく、庶民的な雰囲気が魅力です。
通常料金はタオルセット付800円ですが、私はもっぱら夜間割引600円を利用しています。
内湯はジェット風呂や寝湯、温度の違う浴槽など、狭いながらも充実しています。
残念ながら内湯は地下水利用であり、温泉ではありません。でも、スーパー銭湯のようなカルキ臭さもなく、オーバーフローもあって気持ち良く入浴できます。
私は手前の小さな高温浴槽がお気に入りです。43℃以上で、熱いお湯が好きな人には最適です。瓦の生産地だけあって、鬼瓦を模した湯口が良いですね。
サウナ、水風呂もあります。
サウナは一人用のマットが用意されています。壊れかけている熱帯魚のディスプレイは何とか頑張っています。
今時珍しくなったブラウン管のモニター画面は線が入って、しだいに見苦しくなっています。10分くらいで画面が切り替わって連続再生されていますが、切り替わりの瞬間を見逃さないように凝視しているのは私くらいでしょうね。
洗い場は仕切り付きで、ずらりと並んでいます。
露天風呂は温泉であり、男湯は大小3つの浴槽があり、熱め、中間、ぬるめと温度差があります。
中央から各浴槽に非加熱源泉が注がれ、その分は掛け流しされていますが、浴槽内に加熱源泉の注湯がされています。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度は27.6℃、ガス性除く成分総計は28740mg/kgと濃厚です。ヨウ素イオンを41.6mg/kg含みますので、2014年7月改定の新しい基準ではヨウ素泉に該当します。
アンモニウムイオンを219.2mg/kg含み、アンモニア臭、ヨード臭が漂っています。第二鉄イオンを16.2mg/kg含み、源泉は無色ですが、浴槽の湯は酸化されて茶褐色に混濁しています。
自己責任で飲みますと意外にも甘く感じるのですが、強塩泉ですので、あとからのどが渇きます。決して飲んだりしませんように・・。
この露天風呂は、冬期間は戸で覆われて開放感がないですが、今の時期は取り払われていています。景色は見えませんが、水車を眺めながらの入浴ができます。
この水車は、当然ながら右回転しているのですが、5年前の夏に左回転していると大騒ぎし、その検証も行って、結論を出したのですが、今日改めて水車を観察し、過去の水車の写真と見比べてみましたら、新たな発見をしてしまいました。
これは左回転をした時の水車の写真ですが、水を落とす樋の形状が違い、水が落とされる場所も違っています。
この位置では右回転のモーメントは少ないはずであり、左回転しやすい状況があったものと思います。現在の水車はこうなっています。
水は外側に落とされていますので、右回転の力が強くなっています。
とまあ、湯に浸かりながら水車を眺めて思いを馳せていました。それがどうしたと言われても返す言葉はありませんが・・。
さて、この露天風呂ですが、大浴槽は結構ぬるめです。強塩泉と言えば、「塩の湯温泉」、「紫雲の郷」、「ざぶーん」という下越海岸部の強塩泉群のように熱い湯が定番ですが、ぬるい強塩泉というのは魅力です。
かつては新発田市の「天神の湯」の露天風呂がぬる湯で人気でしたが、閉館して久しくなります。
新潟市近郊でぬるい強塩泉を楽しめるのはここだけです。湯上りのさっぱり感もあり、夏でもお勧めの温泉です。