ツルツル・スベスベ 「灰下の湯」
長岡市郊外にある「灰下の湯」。国道8号線から2kmほど谷間に入っただけですが、秘湯気分を味わえるのが魅力です。
このブログにも何度か登場していますが、前回の訪問からだいぶ経ちましたので、先日久しぶりに行ってきました。
国道8号線を柏崎に向けて進み、峠道になる手前の大積橋の手前で左折。道なりに細道を進んだ先にありますが、初めての人は心細くなるに違いありません。要所に小さな案内板がありますので、それを信じて進んでください。
「灰下の湯 東栄館」という2階建ての小さな旅館です。玄関前には源泉がチョロチョロ流されています。
玄関先に手書きの案内書きと刺青の人は入館禁止という張り紙がされています。
玄関を入りますと、右に下足箱がありますので、靴を入れて入館し、フロントで料金を払います。
入浴のみは500円で、タオルなしです。定休日は水曜日、入浴時間は9時から19時半(冬季は19時)までです。入浴+休憩の場合は700円ですが、休憩室利用は、10時から17時までで、17時には出るよう赤字で書いてあります。
奥に男女浴室があります。浴室前に貴重品入れがありますので、心配な方は入れましょう。
狭い脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。
洗面台にはドライヤーがあります。
浴室には石造りの大浴槽がひとつのみで、紅茶色の湯が満ちています。
湯口から源泉が注がれています。
洗い場は2カ所のみです。ボディソープ、シャンプー類はあります。
窓からは、網戸を介して、こんな風景が見えます。
庭が見えるのみで絶景ではないですが、結構癒される風景です。
さて、源泉名は灰下鉱泉。源泉温度14.1℃、湧出量9.6L/分、PH9.0、主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成24年9月6日分析)は、Na 223.3、K 9.7、NH4 3.2、Mg 0.5、Ca 2.2、F 0.5、Cl 46.3、I 0.2、HCO3 418.9、CO3 31.7、メタケイ酸51.9、メタホウ酸0.6、遊離CO2 0.7 など、ガス性除く成分総計は789mg/kgです。ラドンを1.7x10-10キュリー/kg(0.5マッヘ/kg)含みます。
メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムが規定以上含まれるため鉱泉に該当しますが、療養泉としての泉質名は付きません。
湯は紅茶色で、湯花が浮遊しています。ほとんど無味無臭ですが、炭酸水素イオンを多く含み、アルカリ度も高いので、ツルスベ感は強く、温まりも良好です。
冷鉱泉で、湧出量も少ないので、無加水ですが、加熱し、循環ろ過装置を使用して、塩素消毒もされています。
前回も今回も、ほかに客はなく、終始貸切状態でした。循環湯ではありますが、湯に浸かりますとザバーとオーバーフローして贅沢気分を味わえます。
近くの三島谷温泉を薄くしたような良質なモール泉です。療養泉には該当しませんが、浴感は良好であり、温泉としての満足度は高いです。
長岡市街からも遠くないですが、ひっそりとした谷間の1軒宿で、周りには何もありません。1泊2食付で6700円で宿泊できますし、入浴・休憩利用でも簡単な食事は食べられるようです。世間の喧騒から逃れ、隔絶されたひと時を過ごすには最適だと思います。
このブログにも何度か登場していますが、前回の訪問からだいぶ経ちましたので、先日久しぶりに行ってきました。
国道8号線を柏崎に向けて進み、峠道になる手前の大積橋の手前で左折。道なりに細道を進んだ先にありますが、初めての人は心細くなるに違いありません。要所に小さな案内板がありますので、それを信じて進んでください。
「灰下の湯 東栄館」という2階建ての小さな旅館です。玄関前には源泉がチョロチョロ流されています。
玄関先に手書きの案内書きと刺青の人は入館禁止という張り紙がされています。
玄関を入りますと、右に下足箱がありますので、靴を入れて入館し、フロントで料金を払います。
入浴のみは500円で、タオルなしです。定休日は水曜日、入浴時間は9時から19時半(冬季は19時)までです。入浴+休憩の場合は700円ですが、休憩室利用は、10時から17時までで、17時には出るよう赤字で書いてあります。
奥に男女浴室があります。浴室前に貴重品入れがありますので、心配な方は入れましょう。
狭い脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。
洗面台にはドライヤーがあります。
浴室には石造りの大浴槽がひとつのみで、紅茶色の湯が満ちています。
湯口から源泉が注がれています。
洗い場は2カ所のみです。ボディソープ、シャンプー類はあります。
窓からは、網戸を介して、こんな風景が見えます。
庭が見えるのみで絶景ではないですが、結構癒される風景です。
さて、源泉名は灰下鉱泉。源泉温度14.1℃、湧出量9.6L/分、PH9.0、主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成24年9月6日分析)は、Na 223.3、K 9.7、NH4 3.2、Mg 0.5、Ca 2.2、F 0.5、Cl 46.3、I 0.2、HCO3 418.9、CO3 31.7、メタケイ酸51.9、メタホウ酸0.6、遊離CO2 0.7 など、ガス性除く成分総計は789mg/kgです。ラドンを1.7x10-10キュリー/kg(0.5マッヘ/kg)含みます。
メタケイ酸と炭酸水素ナトリウムが規定以上含まれるため鉱泉に該当しますが、療養泉としての泉質名は付きません。
湯は紅茶色で、湯花が浮遊しています。ほとんど無味無臭ですが、炭酸水素イオンを多く含み、アルカリ度も高いので、ツルスベ感は強く、温まりも良好です。
冷鉱泉で、湧出量も少ないので、無加水ですが、加熱し、循環ろ過装置を使用して、塩素消毒もされています。
前回も今回も、ほかに客はなく、終始貸切状態でした。循環湯ではありますが、湯に浸かりますとザバーとオーバーフローして贅沢気分を味わえます。
近くの三島谷温泉を薄くしたような良質なモール泉です。療養泉には該当しませんが、浴感は良好であり、温泉としての満足度は高いです。
長岡市街からも遠くないですが、ひっそりとした谷間の1軒宿で、周りには何もありません。1泊2食付で6700円で宿泊できますし、入浴・休憩利用でも簡単な食事は食べられるようです。世間の喧騒から逃れ、隔絶されたひと時を過ごすには最適だと思います。