村杉温泉「長生館」でラジウム泉を堪能

 村杉温泉の「長生館」で職場関係の送別の昼食会があり参加してきました。この宿は宴会がらみで度々宿泊利用しており、このブログでも何度も紹介しています。
 先回は今年1月の新年会でしたので、半年ぶりの利用となります。先回は、私を含め、客室での二次会参加者のほとんどがインフルエンザに罹患し、その後の職場は大騒ぎになったという苦い思い出があります。

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 村杉温泉街の中心部にある中規模の旅館ですが、小規模旅館が点在する村杉温泉の中では一番大きい旅館です。大きな庭園と、露天風呂が名物です。

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 会が始まるまでロビーで庭園を眺めながら源泉でいれたお茶をいただきました。

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 ロビーの片隅に飲泉所が作られており、源泉を飲泉することができます。

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 昼食会では値段相応の美味しい料理をいただきました。名物の鯉料理も美味しかったです。他の参加者は帰宅しましたが、当然ながら私は温泉を楽しませていただきました。


 左手奥の大浴場に行って驚いたのは、入り口正面に高気圧酸素ボックスが設置されていたこと。実際どの程度の酸素濃度なのかはわかりませんが、面白そうには思います。

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 ただし、正面に無粋な大きな物体がありますと、せっかくの落ち着いた浴室の雰囲気が壊されるような感じもします。

 脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。

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 洗面台には必要十分な備品が備わっています。

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 浴室に入りますとL字型の大浴槽がひとつ。

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 大きなガラス窓から見える木々の緑が美しく、開放感が感じられます。落ち着いた雰囲気で、癒しのひと時を過ごせます。
 この内湯はラドンを吸入するには良いものと思いますので、ゆったりと、じっくり浸かることをお勧めします。

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 洗い場は壁際にあります。木の椅子、木の洗い桶が良いですね。

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 トンネルを抜けた先に名物の露天風呂があります。

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 木立に囲まれて開放感があり、落ち着いた空気が漂っています。浴槽内には鯉のモニュメントがあります。

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 昔は鯉に代わりに、意味深な、思わずニヤリとするモニュメントだったのですが、「旅館の品位を落とす」と文句を言った無粋な客がいたらしく、撤去されて現在の形となっています。

 露天風呂の一部は仕切られて、非加熱源泉100%の「休み湯」となっています。

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 26℃の源泉が注がれており、掛け流しされています。寒い時期は、とても入れたものではありませんが、今の時期はクールダウンに最適です。高温・低温を交互に入ることがお勧めです。
 鮮度の高い源泉が注がれていますので、ラドンの吸入には最適だと思います。


 源泉名は薬師の湯3号井。泉質は単純放射能温泉(アルカリ性低張性低温泉)。源泉温度 25.2℃、湧出量 510L/分、pH8.6、ガス性除く成分総計は238.8mg/kgであり、ラドンを136.6x10-10Ci/kg(37.6マッヘ/kg)含みます。
 
 源泉は無色・透明・無味・無臭で、加熱・循環・ろ過されています。濃度的には薄いのですが、若干のとろみを感じ、ツルスベ感も感じられます。

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 露天風呂の一部は前記しましたように、非加熱源泉100%であり、掛け流しされています。

 ここは日本有数のラジウム温泉である村杉温泉を代表する旅館のひとつです。ラジウム泉といっても、味も臭いも色もなく、特徴は感じられないのですが、通常の沸かし湯とは違う何かを感じ、体の芯から効いてくるような実感があります。
 気分的なものかもしれませんが、効くと思って入浴しますと、確実に効いてきます。皆さんもそのようにして入浴してください。

 ラジウム泉としての効能は別にしまして、内湯も露天風呂も独り占めで利用でき、温泉を存分に堪能できました。
 木立に囲まれた露天風呂はもちろんですが、内湯も2面ガラス張りで緑が美しく、森林浴気分で入浴できるのも魅力です。

 豪華さはないですが、館内は洗練されており、落ち着いた雰囲気が癒しを感じさせます。接客もすばらしく、お勧めできる宿です。

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