寒い時には強塩泉 その名もずばり「ソルトスパ」
さすがにこの時期は寒さが身にしみます。1年で一番寒い時期ですから仕方ないですが、冷え切った心身を温めるには温泉は欠かせません。
数ある温泉の中で、温まりの良さで選ぶなら、やはり食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)でしょう。それも濃厚な食塩泉(ナトリウム-塩化物強塩泉)が良いですね。ちなみに強塩泉というのは、ガス性除く成分総計が14g/kg以上の濃厚な温泉をいいます。
新潟で強塩泉といえば、下越地方の海岸部に連なる聖籠観音の湯~紫雲の郷~塩の湯温泉~西方の湯という強塩泉群がまず思い浮かびます。いずれも成分総計が30g/kg以上の濃厚でヘビーな泉質が特徴です。
それにはかないませんが、柏崎市の海岸部にある、その名もずばり「ソルトスパ潮風」も魅力ある食塩泉です。
私は柏崎に13年単身赴任生活をし、ずいぶんとお世話になった温泉です。私のホームページの紹介番号1番はここであり、思い入れの深い温泉です。
前置きが長くなりましたが、先日柏崎に行く用事があり、その帰りに、久しぶりに寄ってきました。
料金はタオルセット付きで780円ですが、某温泉本の割引クーポンを利用して680円で入館しました。
浴室は2階にあります。階段もありますが、かなりの段数がありますので、エレベーターの使用をお勧めします。
浴室は左が「潮の湯」、右が「風の湯」で、男女が日毎に交互に使用されます。どちらも内湯(掛け湯、大浴槽、ジャグジー、サウナ等)のほか露天風呂があります。浴槽の構成・仕様の違いがありますが、どちらも楽しめます。
海岸部の道路沿いにあって目張りがありますが、その間からは日本海を望むことができます。日没時は気分が良いかもしれません。
さて、源泉名は柏崎潮風温泉。泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性 中性 低温泉)です。源泉温度33.4℃。湧出量75L/分。PH7.4。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成26年8月25日分析)は、Li 1.8、Na 5227、K 207.1、NH419.1、Mg 231.9、Ca 642.9、Sr 3.0、Ba 5.1、Mn 1.2、Fe(II) 4.2、F 6.1、Cl 10310、Ba 57.6、I 20.4、SO4 0.4、HPO4 0.2、HCO3 219.8、CO3 0.4、メタケイ酸97.9、メタホウ酸79.4、遊離CO2 52.8 など、ガス性除く成分総会は17130mg/kgです。
よう素イオン(よう化物イオン)を20.4mg/kg含みますので、平成26年7月に改定された新しい療養泉の基準(10mg/kg以上)では、よう素泉に該当します。含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉というのが現在の基準での泉質名になりましょう。
低温で湧出量も多くはありませんので、当然ながら湯は加熱・循環されています。黄褐色透明の湯は微芳香があり、塩辛いです。
個人的にはもっと熱い方が好きですが、ゆったりと入浴していますと、体の芯から温まります。
露天風呂にも入りたかったのですが、
強風のため閉鎖されていました。残念。
館内は広くはないですが、コンパクトな中に、安楽椅子が並べられていたり、寝転び処が設けてあったりと工夫されています。
1階の広間では食事ができて、食事のみの利用も可能です。柏崎名物の鯛茶漬けがお勧めですが、空腹時はボリュームが少ないかもしれません。
一時経営危機がありましたが、営業が継続できていてうれしいです。私の温泉巡りの原点というべき施設のひとつであり、繁盛を祈りたいと思います。
数ある温泉の中で、温まりの良さで選ぶなら、やはり食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)でしょう。それも濃厚な食塩泉(ナトリウム-塩化物強塩泉)が良いですね。ちなみに強塩泉というのは、ガス性除く成分総計が14g/kg以上の濃厚な温泉をいいます。
新潟で強塩泉といえば、下越地方の海岸部に連なる聖籠観音の湯~紫雲の郷~塩の湯温泉~西方の湯という強塩泉群がまず思い浮かびます。いずれも成分総計が30g/kg以上の濃厚でヘビーな泉質が特徴です。
それにはかないませんが、柏崎市の海岸部にある、その名もずばり「ソルトスパ潮風」も魅力ある食塩泉です。
私は柏崎に13年単身赴任生活をし、ずいぶんとお世話になった温泉です。私のホームページの紹介番号1番はここであり、思い入れの深い温泉です。
前置きが長くなりましたが、先日柏崎に行く用事があり、その帰りに、久しぶりに寄ってきました。
料金はタオルセット付きで780円ですが、某温泉本の割引クーポンを利用して680円で入館しました。
浴室は2階にあります。階段もありますが、かなりの段数がありますので、エレベーターの使用をお勧めします。
浴室は左が「潮の湯」、右が「風の湯」で、男女が日毎に交互に使用されます。どちらも内湯(掛け湯、大浴槽、ジャグジー、サウナ等)のほか露天風呂があります。浴槽の構成・仕様の違いがありますが、どちらも楽しめます。
海岸部の道路沿いにあって目張りがありますが、その間からは日本海を望むことができます。日没時は気分が良いかもしれません。
さて、源泉名は柏崎潮風温泉。泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性 中性 低温泉)です。源泉温度33.4℃。湧出量75L/分。PH7.4。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成26年8月25日分析)は、Li 1.8、Na 5227、K 207.1、NH419.1、Mg 231.9、Ca 642.9、Sr 3.0、Ba 5.1、Mn 1.2、Fe(II) 4.2、F 6.1、Cl 10310、Ba 57.6、I 20.4、SO4 0.4、HPO4 0.2、HCO3 219.8、CO3 0.4、メタケイ酸97.9、メタホウ酸79.4、遊離CO2 52.8 など、ガス性除く成分総会は17130mg/kgです。
よう素イオン(よう化物イオン)を20.4mg/kg含みますので、平成26年7月に改定された新しい療養泉の基準(10mg/kg以上)では、よう素泉に該当します。含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉というのが現在の基準での泉質名になりましょう。
低温で湧出量も多くはありませんので、当然ながら湯は加熱・循環されています。黄褐色透明の湯は微芳香があり、塩辛いです。
個人的にはもっと熱い方が好きですが、ゆったりと入浴していますと、体の芯から温まります。
露天風呂にも入りたかったのですが、
強風のため閉鎖されていました。残念。
館内は広くはないですが、コンパクトな中に、安楽椅子が並べられていたり、寝転び処が設けてあったりと工夫されています。
1階の広間では食事ができて、食事のみの利用も可能です。柏崎名物の鯛茶漬けがお勧めですが、空腹時はボリュームが少ないかもしれません。
一時経営危機がありましたが、営業が継続できていてうれしいです。私の温泉巡りの原点というべき施設のひとつであり、繁盛を祈りたいと思います。