さくら咲く。そして・・「だいろの湯」混濁!

 今日は朝から晴れ渡り、清々しい春の陽気となりました。温泉巡りに行きたいところではありましたが、遠出はできず、夕方になってからお馴染みの「だいろの湯」に行って来ました。

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 いつもの農道経由で行きましたが、弥彦・角田の山並みが夕日をバックにきれいに浮かび上がっていました。道路沿いには土筆が見えていて、春の到来を実感しました。
 新潟の桜の開花はまだですが、岩室温泉街を通りますと、道路沿いにある桜がひと足早く咲いていました。品種が違うのでしょうか。
 得した気分で「だいろの湯」に到着しますと、温泉街と同様に、玄関前の桜が咲いていました。

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 暮れなずむ空に、ピンク色に染まった桜がきれいに映えていました。桜を見ていますと心が明るくなるようで、うれしくなってしまいます。

 さて、本題に移りましょう。

 800円(タオルセット付)を払って入館。日曜の夕方ではありましたが、いつもよりは空いていました。

 2号源泉の内湯に浸かってあたたまり、1号源泉の大庭園露天風呂に行きますと、何とお湯が濁っているではないですか。
 通常は淡緑色透明の湯ですが、ときどき白濁すことがあり、今年の1月にも白濁に遭遇したばかりでしたが、今夜も白濁、正確には緑かかった白濁がみられました。
 濁りはかなり強く、透明度としては20cm位でしょうか。浴槽入口の階段が全く見えず、足を踏み外して転倒した人もいるくらいでした。

 2号源泉、3号源泉の色はいつもの通りであり、1号源泉だけが濁りを生じていました。水面を見ていますと、白い粉のような浮遊物がみられ、もともとの淡緑色の湯と混じって、白緑色の濁りを生じているようでした。

 湯温はいつもより高めであり、温まりはいつも以上に良かったです。浴槽の隅で湯に浸かっていた時、ちょうど女性従業員が湯温測定に来られたので尋ねてみましたら、43.1℃とのことでした。

 混濁の原因を思案していましたが、いつもと違ったのは、湯温が高めであったこと、体毛などの湯面の浮遊物が多く見られたこと、噴湯口からの湯の供給量が少なかったことなどがありました。

 源泉は生き物であり、気温や天候などで湯色が変化することがありますので、今回も源泉の問題かとも思ったのですが、何と女湯は濁りがなくて、いつものように淡緑色透明だったとのことです。つまり、濁っていたのは男湯だけ・・。

 浴槽の湯のコンディションがたまたま悪かっただけなのかも知れませんね。浴槽内の湯が何らかの原因で鮮度が低下し、硫黄分が酸化されて混濁を生じたのではないかと推測します。

 まあ、何であれ、温まりはいつも以上に大変良くて、十二分に満足できましたので良しとしましょう。

 湯上りに一杯いきたかったですが、今夜は私がハンドルキーパーでしたので、ノンアルコールでがまん。

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 そして、主食はハンバーグ定食。

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 美味しくいただきました。

 お湯も料理も高水準で、やっぱり良い温泉ですね。常連は止められません。

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