アットホームな閑静な宿 湯田上温泉「初音」
先日諸般の事情で急に宿泊することになったのですが、どうせならということで、これまで利用したことのなかった湯田上温泉「初音」に宿泊してきました。
玄関先には大きな狸がいて、出迎えてくれます。階段になっていますので足元にご注意ください。
玄関で靴を脱ぎ入館。
フロントらしきものがなく、戸惑いましたが、感じの良い女将さんが温かく迎えてくれました。スリッパは使ってないとのことで、日帰り温泉のように裸足で移動です。(部屋には足袋が用意されています。)
一人利用のビジネスプランということで、通された部屋は、急な階段を上った先の8畳間でした。入り口が引き戸で、戸を開けるとすぐに畳部屋になっていて、既に布団が敷かれていました。バス、トイレはありません。
浴衣に着替えて、早速浴室へ向かいました。浴室は玄関右の階段を上がった左奥にあります。
他に客はなく、全くの貸し切り利用となりました。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。ちょっと狭いですが、旅館の規模相当の広さでしょうか。
浴室に入りますと、長方形の大浴槽がひとつあるのみです。
源泉投入口があり、非加熱源泉がちょろちょろと注がれています。
湯は無色透明無臭で、軽い塩味を感じます。循環式でオーバーフローはありません。
壁際に洗い場があり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーなどがあります。
外には小さな露天風呂があります。
木の蓋を開けて入浴。
小さな壺湯で、ザバーと湯が溢れました。注湯口からは加熱源泉が注がれていますが、量が少ないので、たまるまで時間がかかりそうです。周囲は木の塀で囲まれており、落ち着いた雰囲気が魅力です。
源泉名は田上ごまどう温泉。泉質はナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉)。湧出量493L/分。源泉温度36.3℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年10月30日分析)は、Na 633.8、K 5.0、NH4 1.4、Ca 66.7、Sr 0.4、F 1.7、Cl 854.5、Br 3.3、I 0.8、HS 1.0、S2O3 0.8、SO4 265.4、HCO3 48.8、CO3 12.0、メタケイ酸 48.4、メタホウ酸 7.5 など、ガス性除く成分総計は1951mg/kgです。
強アルカリ泉のため塩素系薬剤の十分な効果を得るために加水あり(加水は1日3回程度実施)、入浴に適した温度を保つため加温あり、温泉資源の保護と衛生管理のため循環・ろ過装置使用、新潟県公衆浴場条例の基準を満たすため塩素系薬剤使用との表示がありました。
成分表を見ますと、硫黄泉の基準には達しないものの、温泉法第2条の鉱泉の基準以上の硫黄分を含みます。分析表でも知覚的試験として、無色透明、微硫化水素臭・微硫黄味を有するとありますが、加水され、加熱・循環ろ過・塩素消毒された浴槽の湯にはその面影はありません。
夕食は食事処でひとりでさびしくいただきました。
格安のビジネスプランながらも豪華な内容で驚きました。十分な量で、大変美味しかったです。
朝は6時前に起床。夜が明け、窓の外には緑鮮やかな竹林が広がっていました。
うっそうとした緑は癒しを感じます。
そして朝湯へ。昨夜同様に貸し切り利用になりました。大浴槽を独り占めし、ゆったりとした気分で温まりました。
内湯は夜中でも入浴可とのことでしたが、露天風呂は夜は10時半まで、朝は7時半からとのことでした。どんな状態か覗いて見ますと・・
湯は八分目ほどでした。きっと7時半には満杯になるんでしょうね。
朝食は昨夜と同じ食事処でいただきました。昨夜と違って他のテーブルにも食事が用意されていましたが、食事時間が異なるようで、再びひとりぼっちの食事となりました。
内容は十分で、美味しくいただきました。
客室には宿の紹介や歴史などについて女将が書かれた冊子があって、内容が面白かったです。
宿のご主人は料理長として和食を担当し、弟さんが洋食(イタリアン)とスイーツ担当だそうで、和洋の料理を楽しめるのが売りのようです。
今回はビジネスプランということで、料理は限られた内容だったと思いますが、それでもイタリアンテイストが感じられました。
古い旅館で、ハード面では劣り、昭和の時代にタイムスリップしたかの印象もありますが、随所に洒落た感じもあります。
きれいなお花が生けてあったり、女将の心遣いが感じられます。
家族経営のアットホームな雰囲気が魅力です。 昭和レトロを体感できる閑静な落ち着いた宿。いろいろ突っ込みどころもありますが、料金を考えるれば十分に満足できました。
日帰り入浴は11時から15時まで、料金は700円となっているようですが、これまで数回立ち寄り湯を試みたものの・・・
いつもこの看板が出ていて、断られていました。今回は宿泊利用して念願がかないました。
ホテル小柳、わか竹、末廣館、初音の4館が利用できて、4回分1500円という湯めぐり手形の販売を行っていますので、日帰り入浴もタイミング良ければ可能なようですが、確認が必要です。
玄関先には大きな狸がいて、出迎えてくれます。階段になっていますので足元にご注意ください。
玄関で靴を脱ぎ入館。
フロントらしきものがなく、戸惑いましたが、感じの良い女将さんが温かく迎えてくれました。スリッパは使ってないとのことで、日帰り温泉のように裸足で移動です。(部屋には足袋が用意されています。)
一人利用のビジネスプランということで、通された部屋は、急な階段を上った先の8畳間でした。入り口が引き戸で、戸を開けるとすぐに畳部屋になっていて、既に布団が敷かれていました。バス、トイレはありません。
浴衣に着替えて、早速浴室へ向かいました。浴室は玄関右の階段を上がった左奥にあります。
他に客はなく、全くの貸し切り利用となりました。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。ちょっと狭いですが、旅館の規模相当の広さでしょうか。
浴室に入りますと、長方形の大浴槽がひとつあるのみです。
源泉投入口があり、非加熱源泉がちょろちょろと注がれています。
湯は無色透明無臭で、軽い塩味を感じます。循環式でオーバーフローはありません。
壁際に洗い場があり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーなどがあります。
外には小さな露天風呂があります。
木の蓋を開けて入浴。
小さな壺湯で、ザバーと湯が溢れました。注湯口からは加熱源泉が注がれていますが、量が少ないので、たまるまで時間がかかりそうです。周囲は木の塀で囲まれており、落ち着いた雰囲気が魅力です。
源泉名は田上ごまどう温泉。泉質はナトリウム-塩化物温泉(アルカリ性低張性温泉)。湧出量493L/分。源泉温度36.3℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年10月30日分析)は、Na 633.8、K 5.0、NH4 1.4、Ca 66.7、Sr 0.4、F 1.7、Cl 854.5、Br 3.3、I 0.8、HS 1.0、S2O3 0.8、SO4 265.4、HCO3 48.8、CO3 12.0、メタケイ酸 48.4、メタホウ酸 7.5 など、ガス性除く成分総計は1951mg/kgです。
強アルカリ泉のため塩素系薬剤の十分な効果を得るために加水あり(加水は1日3回程度実施)、入浴に適した温度を保つため加温あり、温泉資源の保護と衛生管理のため循環・ろ過装置使用、新潟県公衆浴場条例の基準を満たすため塩素系薬剤使用との表示がありました。
成分表を見ますと、硫黄泉の基準には達しないものの、温泉法第2条の鉱泉の基準以上の硫黄分を含みます。分析表でも知覚的試験として、無色透明、微硫化水素臭・微硫黄味を有するとありますが、加水され、加熱・循環ろ過・塩素消毒された浴槽の湯にはその面影はありません。
夕食は食事処でひとりでさびしくいただきました。
格安のビジネスプランながらも豪華な内容で驚きました。十分な量で、大変美味しかったです。
朝は6時前に起床。夜が明け、窓の外には緑鮮やかな竹林が広がっていました。
うっそうとした緑は癒しを感じます。
そして朝湯へ。昨夜同様に貸し切り利用になりました。大浴槽を独り占めし、ゆったりとした気分で温まりました。
内湯は夜中でも入浴可とのことでしたが、露天風呂は夜は10時半まで、朝は7時半からとのことでした。どんな状態か覗いて見ますと・・
湯は八分目ほどでした。きっと7時半には満杯になるんでしょうね。
朝食は昨夜と同じ食事処でいただきました。昨夜と違って他のテーブルにも食事が用意されていましたが、食事時間が異なるようで、再びひとりぼっちの食事となりました。
内容は十分で、美味しくいただきました。
客室には宿の紹介や歴史などについて女将が書かれた冊子があって、内容が面白かったです。
宿のご主人は料理長として和食を担当し、弟さんが洋食(イタリアン)とスイーツ担当だそうで、和洋の料理を楽しめるのが売りのようです。
今回はビジネスプランということで、料理は限られた内容だったと思いますが、それでもイタリアンテイストが感じられました。
古い旅館で、ハード面では劣り、昭和の時代にタイムスリップしたかの印象もありますが、随所に洒落た感じもあります。
きれいなお花が生けてあったり、女将の心遣いが感じられます。
家族経営のアットホームな雰囲気が魅力です。 昭和レトロを体感できる閑静な落ち着いた宿。いろいろ突っ込みどころもありますが、料金を考えるれば十分に満足できました。
日帰り入浴は11時から15時まで、料金は700円となっているようですが、これまで数回立ち寄り湯を試みたものの・・・
いつもこの看板が出ていて、断られていました。今回は宿泊利用して念願がかないました。
ホテル小柳、わか竹、末廣館、初音の4館が利用できて、4回分1500円という湯めぐり手形の販売を行っていますので、日帰り入浴もタイミング良ければ可能なようですが、確認が必要です。