寒くなったら強塩泉 安田温泉「やすらぎ」

 11月も中旬となり、さすがに寒さを感じるようになりました。季節は確実に冬へと向かっています。
 こういう時期は温まりの良い強塩泉が良いですね。新潟市周辺で強塩泉といえば「ざぶーん」が思い浮かびますが、先日のブログに書きましたように、源泉トラブルで沸かし湯営業中ですので、その代りということで、仕事帰りに安田温泉「やすらぎ」に寄ってきました。

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 通常料金800円ですが、夜間割引の600円(タオルセット付)で入館しました。以前は月に何度も行っていたのですが、このところ仕事帰りの一風呂ができずにご無沙汰しており、前回の利用から4ヶ月ぶりになりました。

 平日夜の館内は空いていて、ゆったりできました。

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 脱衣場のロッカーは496個もありますが、いつもながら閑散としていました。

 まずは内湯で温まります。

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 熱い浴槽の温度は、いつもは43℃ほどですが、今回は41.8℃。ちょっとぬるめに感じました。

 そして露天風呂へ。

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 前回のブログのように、この夏より湯の混濁が無くなり、クリアになっていますが、今も同様です。

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 これまで中央の柱の所に源泉の供給口があり、非加熱源泉が注がれ、3つの浴槽に分流されていましたが、今回は加熱源泉が大量に注がれていました。

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 大・中・小の3つの浴槽は温度が違い、大浴槽はぬるめ、小浴槽が熱めで、中浴槽が中間という温度設定になっていましたが、今回は加熱源泉が大量に注がれていた中浴槽が一番温度が高く感じました。

 源泉の注湯量はこれまでになく大量で、その分掛け流し量も多くなっていて、湯の鮮度も高く感じました。

 湯が透明になったといっても、強塩泉は変わりません。なめれば当然塩辛いです。アンモニア臭、ヨード臭が若干減ったような印象はありますが、温まりは良好です。
 初めはぬるめに感じますが、長く浸かっていますと体の芯から温まり、のぼせてしまいます。浴後の汗も引かず、さすがに強塩泉ですね。

 露天風呂の大浴槽は一番ぬるくて、ゆっくりと瞑想の時を過ごせます。温度の違う湯を楽しめるのは良いですね。水車がなくなったのは残念ですが・・。

 内湯は五頭の伏流水(要するに地下水)の沸かし湯ですが、多種の浴槽があり楽しめます。サウナの熱帯魚のディスプレイも頑張っています。

 ごろ寝する場所もありますし、食事処も充実。宿泊もできます。私は利用したことがないのですが、2階には岩盤浴、男女浴室、貸切風呂などがあり、劇場かわら座で大衆演劇も楽しめます。まるで昔のヘルスセンターみたいです。

 売店の充実度は県内最高。何となくB級な雰囲気が漂うのも魅力であり、良い温泉だと思います。

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