月岡温泉「摩周」で雪見風呂
昨夜は今シーズン2回目の忘年会が月岡温泉「摩周」で開催され、宿泊してきました。今年の新年会もここでしたので、10か月ぶりの利用です。先週は「華鳳」での忘年会でしたので、月岡温泉は2週連続になります。
このブログに何度も登場していますので、「摩周」についての詳しい紹介は以前のブログをご覧ください。
さすがに12月、小雪が降る中月岡温泉に到着しました。宴会前に入浴する時間はなく、チェックインとともに宴会に突入しました。
美味しい料理に舌鼓。のど黒の塩焼きが美味しかったです。女将さんが挨拶に来られましたが、相変わらずきれいですね。
宴会終了後に早速入浴しました。
浴室は1階にあります。「源氏の湯」(右側)、「小町の湯」(左側)の2つがあり、男女交互に使用されます。ほかに貸切風呂(45分2200円)が2つあります。
午前中(5:00~12:00)は男湯が「小町の湯」、女湯が「源氏の湯」、午後(12:30~1:00)は男湯が「源氏の湯」、女湯が「小町の湯」となります。
ということで、夜の男湯は右側です。
脱衣場は狭めです。浴室内は写真撮影できませんので、写真はありません。
内湯は大浴槽のみで白湯です。他にサウナかあります。洗い場は仕切りなしです。
外に出ますとすぐに「源氏の湯」という長方形の露天風呂があります。ここは源泉で、エメラルドグリーンの湯が満ちています。
循環式ですが、新湯の投入があり、その分は浴槽縁に切られた排湯口からオーバーフローされています。湯温は程よく、硫化水素臭ただようツルスベ感のある月岡温泉の湯を味わえます。
注湯口から投入されている新湯をなめてみますと、苦みの強いまさに“日本一まずい”と自称する月岡温泉の湯です。
湯面にはうっすらと油膜もあり、鮮度の良さも感じられました。
奥には「日高石庭の湯」という赤い日高石が配された長方形の露天風呂があります。こちらはぬるめの温度設定で、ゆったりと浸かることができました。
ここでちょっとしたハプニング。脱衣場で下着を着ようと思いましたら、私の下着がありません。どうしたものかと見まわしますと・・・。
じいさんが私の下着のシャツを着て、私のパンツをはいて椅子に座って涼んでいるではないですか・・・。
私が指摘しても理解してもらえず、いろいろ説明して、私の下着を返してもらいましたが・・・。
じいさんがはいたパンツをはくのがはばかられましたが・・、しかたなく・・。
うーん、悲しい出来事でした。
朝は5時過ぎに朝湯へ。浴室は男女入れ換えになり、男湯は左となりました。
畳の廊下を歩いた先に脱衣場かあります。右側の浴室より広くてゆったりとしています。
浴室も広く、洗い場は2面に作られていますが、片側は仕切り付きになっています。
内湯は大浴槽がひとつのみ。ほかにサウナと小さな水風呂があります。
内湯は沸かし湯ですが、浴槽縁からのオーバーフローも多く、カルキ臭くもないので、気持ち良く入浴できます。
外に出ますと、すぐ左には「小町の湯」という露天風呂があり、薄いエメラルドグリーンの湯が満ちていました。循環式ですが、新湯の注入があり、その分は排湯口からオーバーフローされています。昨夜の「源氏の湯」よりは大きく、油膜は観察されませんでした。
そして奥には、摩周の名物ともいえる「月見の湯」。旅館の宣伝に使われるのはこの露天風呂です。
六角形のドーム型の屋根の下に、八角形の浴槽があり、中央に注湯口があります。浴槽の一角に排湯口が切られており、わずかながらもオーバーフローされています。
湯温はぬるめであり、ゆったりと浸かり、瞑想のひと時を過ごすことができました。昨夜からの降雪で木々に雪が積もっていて、雪見風呂を楽しめました。
聴こえるのは浴槽に注がれる湯音だけ。夜が明けて、空が明るくなるまでまどろみ、朝湯客が増えてきたところで退散しました。
さて、源泉名は、月岡5号井、月岡6号井。泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。源泉温度は、5号井・6号井それぞれ50.4/49.5℃。湧出量は440/141L/分。PHは8.0/7.6。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.3/0.3、Na 1097/1107、K 22.6/22.8、NH4 6.7/6.9、Mg 22.1/21.8、Ca 50.2/49.5、Sr 2.4/2.4、Cu 0.0/0.1、Zn 0.0/0.2、F 2.7/2.7、Cl 1059/953.3、Br 4.9/5.0、I 1.3/0.9、HS 71.5/79.3、S2O3 41.4/26.0、SO4 575.1/596.5、HPO4 0.4/0.0、HCO3 482.1/485.1、メタケイ酸 40.3/43.5、メタホウ酸 14.6/14.4、遊離CO2 8.1/20.4、遊離H2S 8.1/22.6、などで、ガス性除く成分総計は3494/3418mg/kgです。(平成25年7月4日分析)
湯は清掃時のみ加水、入浴に適した温度に保つため加温あり、衛生管理のため循環ろ過装置使用と掲示されていました。
朝食は毎度おなじみのメニューです。
必要十分な内容で、美味しくいただきました。バイキングも良いですけれど、仲居さんのサービスを受けながらいただくのも良いですね。
先週の「華鳳」も良かったですが、温泉の味わいはこちらが上。苦い月岡の湯を楽しめて良かったです。来週も月岡温泉を利用する予定があります。いい加減飽きるんじゃないかとお思いでしょうが、月岡の湯は飽きることはありません。やっぱ、好きだなあ・・・。
このブログに何度も登場していますので、「摩周」についての詳しい紹介は以前のブログをご覧ください。
さすがに12月、小雪が降る中月岡温泉に到着しました。宴会前に入浴する時間はなく、チェックインとともに宴会に突入しました。
美味しい料理に舌鼓。のど黒の塩焼きが美味しかったです。女将さんが挨拶に来られましたが、相変わらずきれいですね。
宴会終了後に早速入浴しました。
浴室は1階にあります。「源氏の湯」(右側)、「小町の湯」(左側)の2つがあり、男女交互に使用されます。ほかに貸切風呂(45分2200円)が2つあります。
午前中(5:00~12:00)は男湯が「小町の湯」、女湯が「源氏の湯」、午後(12:30~1:00)は男湯が「源氏の湯」、女湯が「小町の湯」となります。
ということで、夜の男湯は右側です。
脱衣場は狭めです。浴室内は写真撮影できませんので、写真はありません。
内湯は大浴槽のみで白湯です。他にサウナかあります。洗い場は仕切りなしです。
外に出ますとすぐに「源氏の湯」という長方形の露天風呂があります。ここは源泉で、エメラルドグリーンの湯が満ちています。
循環式ですが、新湯の投入があり、その分は浴槽縁に切られた排湯口からオーバーフローされています。湯温は程よく、硫化水素臭ただようツルスベ感のある月岡温泉の湯を味わえます。
注湯口から投入されている新湯をなめてみますと、苦みの強いまさに“日本一まずい”と自称する月岡温泉の湯です。
湯面にはうっすらと油膜もあり、鮮度の良さも感じられました。
奥には「日高石庭の湯」という赤い日高石が配された長方形の露天風呂があります。こちらはぬるめの温度設定で、ゆったりと浸かることができました。
ここでちょっとしたハプニング。脱衣場で下着を着ようと思いましたら、私の下着がありません。どうしたものかと見まわしますと・・・。
じいさんが私の下着のシャツを着て、私のパンツをはいて椅子に座って涼んでいるではないですか・・・。
私が指摘しても理解してもらえず、いろいろ説明して、私の下着を返してもらいましたが・・・。
じいさんがはいたパンツをはくのがはばかられましたが・・、しかたなく・・。
うーん、悲しい出来事でした。
朝は5時過ぎに朝湯へ。浴室は男女入れ換えになり、男湯は左となりました。
畳の廊下を歩いた先に脱衣場かあります。右側の浴室より広くてゆったりとしています。
浴室も広く、洗い場は2面に作られていますが、片側は仕切り付きになっています。
内湯は大浴槽がひとつのみ。ほかにサウナと小さな水風呂があります。
内湯は沸かし湯ですが、浴槽縁からのオーバーフローも多く、カルキ臭くもないので、気持ち良く入浴できます。
外に出ますと、すぐ左には「小町の湯」という露天風呂があり、薄いエメラルドグリーンの湯が満ちていました。循環式ですが、新湯の注入があり、その分は排湯口からオーバーフローされています。昨夜の「源氏の湯」よりは大きく、油膜は観察されませんでした。
そして奥には、摩周の名物ともいえる「月見の湯」。旅館の宣伝に使われるのはこの露天風呂です。
六角形のドーム型の屋根の下に、八角形の浴槽があり、中央に注湯口があります。浴槽の一角に排湯口が切られており、わずかながらもオーバーフローされています。
湯温はぬるめであり、ゆったりと浸かり、瞑想のひと時を過ごすことができました。昨夜からの降雪で木々に雪が積もっていて、雪見風呂を楽しめました。
聴こえるのは浴槽に注がれる湯音だけ。夜が明けて、空が明るくなるまでまどろみ、朝湯客が増えてきたところで退散しました。
さて、源泉名は、月岡5号井、月岡6号井。泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。源泉温度は、5号井・6号井それぞれ50.4/49.5℃。湧出量は440/141L/分。PHは8.0/7.6。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.3/0.3、Na 1097/1107、K 22.6/22.8、NH4 6.7/6.9、Mg 22.1/21.8、Ca 50.2/49.5、Sr 2.4/2.4、Cu 0.0/0.1、Zn 0.0/0.2、F 2.7/2.7、Cl 1059/953.3、Br 4.9/5.0、I 1.3/0.9、HS 71.5/79.3、S2O3 41.4/26.0、SO4 575.1/596.5、HPO4 0.4/0.0、HCO3 482.1/485.1、メタケイ酸 40.3/43.5、メタホウ酸 14.6/14.4、遊離CO2 8.1/20.4、遊離H2S 8.1/22.6、などで、ガス性除く成分総計は3494/3418mg/kgです。(平成25年7月4日分析)
湯は清掃時のみ加水、入浴に適した温度に保つため加温あり、衛生管理のため循環ろ過装置使用と掲示されていました。
朝食は毎度おなじみのメニューです。
必要十分な内容で、美味しくいただきました。バイキングも良いですけれど、仲居さんのサービスを受けながらいただくのも良いですね。
先週の「華鳳」も良かったですが、温泉の味わいはこちらが上。苦い月岡の湯を楽しめて良かったです。来週も月岡温泉を利用する予定があります。いい加減飽きるんじゃないかとお思いでしょうが、月岡の湯は飽きることはありません。やっぱ、好きだなあ・・・。