「ホテル飛鳥」 お前もか・・!
寺泊岬温泉といえば「太古の湯」が日帰り温泉として人気でしたが、惜しまれながら2017年10月末で閉館となりました。その代りとしては「ホテル飛鳥」の浴室の日帰り利用ということになります。
「太古の湯」ができるまでは「ホテル飛鳥」をしばしば利用していたのですが、「太古の湯」がオープンした後は行っていませんでしたので、現在どんな状況になっているのか確認のため先日行ってきました。
ロビー奥のエレベーターで4階に上がりますと入浴の受付があります。左手の下足箱に靴を入れ、鍵と引き換えに受付します。
入浴料は大人700円、小人300円でタオル別です。レンタルタオルは50円、バスタオルは100円です。
営業時間は11時から21時までで、受付は20時までです。平日の11時から15j時まで無料休憩室が利用できます。
浴室は日本海が一望される「海彦」(左側)と弥彦山を望める「山彦」(右側)があり、男女交互で使用されます。この日の男湯は「海彦」でした。
脱衣場は日帰り客用の鍵付ロッカーと宿泊者用の脱衣棚・脱衣籠があります。
洗面台にはドライヤーやブラシ、整髪料等が必要十分に揃っています。
浴室に入りますと、大きなガラス窓と大浴槽が目に入ります。
窓側手前には寝湯があります。
反対側手前にはドライサウナ(個人用マット有)、水風呂、掛け湯があります。
奥には陶器風呂が2つ。
そして、中央部にもっこの湯があります。
露天風呂もあるのですが、強風のため利用できませんでした。
洗い場は仕切り付きが7ヶ所と仕切りなしが3ヶ所x2ヶ所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。
さて、温泉は大浴槽のみに使用されています。源泉名は寺泊岬温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉(中性高張性高温泉)。源泉温度47.5℃。湧出量106L/分(動力)、供給量70L/分、掘削深度1100m。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成17年5月11日分析)は、Li 2.2、Na 5854、K 47.4、NH4 0.8、Mg 21.2、Ca 2018、Sr 28.9、Ba 13.3、Al 0.3、Mn 0.7、Fe(II) 4.6、F 1.0、Cl 12870、Br 45.1、I 4.1、NO3 0.6、SO4 2.7、HCO3 48.2、メタケイ酸 13.3、メタホウ酸126.3、遊離CO2 9.9 など、ガス性除く成分総計は21103mg/kgです。
季節により温度調整のため加水、季節により浴槽温度が低下したときに加温、温泉資源の保護と大浴槽の温度ムラを解消するために循環、衛生管理のため塩素系薬剤により消毒と掲示されており、大浴槽のみ温泉を使用し、他は水道水を使用と掲示されています。
湯は無色透明無味無臭で、どう考えても強塩泉ではありません。「太古の湯」の末期状態と同様です。
一方もっこの湯は、海藻の本俵を使用した湯ですが、本俵のことを藻枯(もっこ)と言うんだそうです。
磯の香りで心を和ませてくれるそうですが、磯の香りが強すぎて、肌に染みついてしまいそうです。好き嫌いがあると思いますが、私はあまり好きな香りではありません。
ということで、強塩泉の面影は全くなく、残念がら温泉としての魅力は乏しいと言わざるを得ません。
でも、湯に浸かればそりなりの気持ち良さは感じられます。
夜間で景色は見えませんでしたが、大きなガラス窓になっていて、日本海が一望できるはずです。高台に建つホテルの4階ですので、展望の良さは抜群です。
ロビーには曲がりくねった椅子があり休憩できます。平日広間は無料休憩室を利用できます。
浴室設備、眺望など、なかなか優れた温泉だと思いますが、問題は泉質です。
脱衣場に掲示されている泉質と浴槽のお湯はかけ離れています。
相当に加水されているとすれば理解できますが、話を複雑にしているのはホームページの記載です。
ホームページには単純温泉(低張性中性低温泉)と記載されています。
同じことは「太古の湯」でもあって、この矛盾についてブログに書かせていただきましたが、同じことが「ホテル飛鳥」でも起こっています。タイトルに記した「お前もか!」というのはこのことです。
いったい何が正しいのかわかりません。脱衣場の掲示が正しいとしますとホームページの記載は間違いになりますし、浴槽の湯がかけ離れていることになります。
ホームページの記載が正しいとすれば、浴槽のお湯は単純泉で問題ないと思いますが、脱衣場の掲示はうそになり、虚偽の掲示になり温泉法違反で問題となります。で、本当はどうなんでしょうか。
まあ、そんなことにこだわるのは私くらいであり、気持ち良く入浴できればそれでいいものと思います。
泉質の問題を除けば眺めも良いですし、きれいですし、お勧めの温泉だと思います。
「太古の湯」ができるまでは「ホテル飛鳥」をしばしば利用していたのですが、「太古の湯」がオープンした後は行っていませんでしたので、現在どんな状況になっているのか確認のため先日行ってきました。
ロビー奥のエレベーターで4階に上がりますと入浴の受付があります。左手の下足箱に靴を入れ、鍵と引き換えに受付します。
入浴料は大人700円、小人300円でタオル別です。レンタルタオルは50円、バスタオルは100円です。
営業時間は11時から21時までで、受付は20時までです。平日の11時から15j時まで無料休憩室が利用できます。
浴室は日本海が一望される「海彦」(左側)と弥彦山を望める「山彦」(右側)があり、男女交互で使用されます。この日の男湯は「海彦」でした。
脱衣場は日帰り客用の鍵付ロッカーと宿泊者用の脱衣棚・脱衣籠があります。
洗面台にはドライヤーやブラシ、整髪料等が必要十分に揃っています。
浴室に入りますと、大きなガラス窓と大浴槽が目に入ります。
窓側手前には寝湯があります。
反対側手前にはドライサウナ(個人用マット有)、水風呂、掛け湯があります。
奥には陶器風呂が2つ。
そして、中央部にもっこの湯があります。
露天風呂もあるのですが、強風のため利用できませんでした。
洗い場は仕切り付きが7ヶ所と仕切りなしが3ヶ所x2ヶ所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。
さて、温泉は大浴槽のみに使用されています。源泉名は寺泊岬温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉(中性高張性高温泉)。源泉温度47.5℃。湧出量106L/分(動力)、供給量70L/分、掘削深度1100m。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成17年5月11日分析)は、Li 2.2、Na 5854、K 47.4、NH4 0.8、Mg 21.2、Ca 2018、Sr 28.9、Ba 13.3、Al 0.3、Mn 0.7、Fe(II) 4.6、F 1.0、Cl 12870、Br 45.1、I 4.1、NO3 0.6、SO4 2.7、HCO3 48.2、メタケイ酸 13.3、メタホウ酸126.3、遊離CO2 9.9 など、ガス性除く成分総計は21103mg/kgです。
季節により温度調整のため加水、季節により浴槽温度が低下したときに加温、温泉資源の保護と大浴槽の温度ムラを解消するために循環、衛生管理のため塩素系薬剤により消毒と掲示されており、大浴槽のみ温泉を使用し、他は水道水を使用と掲示されています。
湯は無色透明無味無臭で、どう考えても強塩泉ではありません。「太古の湯」の末期状態と同様です。
一方もっこの湯は、海藻の本俵を使用した湯ですが、本俵のことを藻枯(もっこ)と言うんだそうです。
磯の香りで心を和ませてくれるそうですが、磯の香りが強すぎて、肌に染みついてしまいそうです。好き嫌いがあると思いますが、私はあまり好きな香りではありません。
ということで、強塩泉の面影は全くなく、残念がら温泉としての魅力は乏しいと言わざるを得ません。
でも、湯に浸かればそりなりの気持ち良さは感じられます。
夜間で景色は見えませんでしたが、大きなガラス窓になっていて、日本海が一望できるはずです。高台に建つホテルの4階ですので、展望の良さは抜群です。
ロビーには曲がりくねった椅子があり休憩できます。平日広間は無料休憩室を利用できます。
浴室設備、眺望など、なかなか優れた温泉だと思いますが、問題は泉質です。
脱衣場に掲示されている泉質と浴槽のお湯はかけ離れています。
相当に加水されているとすれば理解できますが、話を複雑にしているのはホームページの記載です。
ホームページには単純温泉(低張性中性低温泉)と記載されています。
同じことは「太古の湯」でもあって、この矛盾についてブログに書かせていただきましたが、同じことが「ホテル飛鳥」でも起こっています。タイトルに記した「お前もか!」というのはこのことです。
いったい何が正しいのかわかりません。脱衣場の掲示が正しいとしますとホームページの記載は間違いになりますし、浴槽の湯がかけ離れていることになります。
ホームページの記載が正しいとすれば、浴槽のお湯は単純泉で問題ないと思いますが、脱衣場の掲示はうそになり、虚偽の掲示になり温泉法違反で問題となります。で、本当はどうなんでしょうか。
まあ、そんなことにこだわるのは私くらいであり、気持ち良く入浴できればそれでいいものと思います。
泉質の問題を除けば眺めも良いですし、きれいですし、お勧めの温泉だと思います。