岩室温泉「霊雁の湯」源泉公園

 岩室温泉は、1713年、後に庄屋となる高島家の七代目、高島庄左衛門の夢枕に白髪の老翁が立ち「村はずれの老松の下の岩石の間に霊泉があり、これを浴すれば諸病和らぐ」とのお告げに従いこの地を探すと、一羽の傷ついた雁が泉流に浴して傷を癒していたとの故事から別名「霊雁の湯」と呼ばれているそうです。

 この岩室温泉の源泉を祀るモニュメント的な施設が「ゆもとや」裏にあります。

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 道路沿いにこの小さな看板があるだけで、気付きにくく、ここを知る人は少ないものと思います。

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 狭い広場に源泉を祀るお社があり、雁のモニュメントがあります。

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 隣にベンチと上記のような温泉のいわれが書かれた看板があるだけで、いたって質素ですが、静かな空気が流れていて、「霊泉」という雰囲気を感じます。

 さて、このお社に向けて源泉が注がれているのですが、供給元は左手の段上にあります。

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 パイプから源泉が注がれ、段上の細長い「お湯だまり」に源泉がたまります。

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 たまった源泉は壁を流れ落ちて、下の「お湯だまりに」たまり、円弧状の水路を流れてお社内の四角い「お湯だまり」にたまり、奥へと流れ落ちていきます。

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 考えてみますと掛け流しの湯ということになります。さすがに湯に浸かることはできませんが、注ぎ口の湯を手にすくってみますと、温度は熱めの、まぎれもない岩室の源泉で、アブラ臭も感じられました。

 観光施設である「いわむろや」からもすぐですので、立ち寄られることをお勧めします。

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