苦い!渋い! 「ドーミーインPREMIUM博多・キャナルシティ前」

 出張で福岡に行って来ましたが、毎度ながら、どうせ泊まるなら温泉付ビジホということで、今回は「ドーミーインPREMIUM博多・キャナルシティ前」に宿泊しました。
 前回の福岡出張時は「ドーミーイン博多祇園」を利用しましたが、その直ぐ近くです。博多駅から陥没事故があった道路を歩いて数分という便利な場所にあります。

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 チェックインして部屋へ。

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 ドーミーインは、全国どこも同じような感じですね。一人で泊まるには十分すぎる広さです。

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 部屋は非常にきれいに管理されており、備品類も十分です。

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 部屋にはシャワーはありますが、浴槽はありません。温泉大浴場狙いの私には何の問題もありません。

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 大浴場は2階にあります。

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 男湯は鍵なしですか、女湯は暗証番号で入室します。

 脱衣場は広くなく、ホテルの規模を考えますと、むしろ狭いように思います。

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 私が利用したときは、タイミングが良かったのか、いずれも独り占めでした。利用者はそれほど多くないのかもしれません。浴室・脱衣場ともに誰もいませんでしたので、写真を撮らせていただきました。

 洗面台には、整髪料類やカミソリなど、必要十分な備品が備わっています。

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浴室に入りますと、いかにもドーミーインというような岩造りの大浴槽、寝湯、水風呂があり、テレビ付のドライサウナもあります。

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 外には露天風呂(外気浴風呂)があり、景色こそ見えませんが、外気を感じながら入浴を楽しめます。音声は聞こえませんが、テレビがついています。

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 洗い場は仕切り付で、ボディソープ、シャンプー、リンス、シェービングフォームなどがあります。

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 さて、源泉名は天然温泉 御笠の湯。泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)。源泉温度27.7℃、湧出量590L/分、PH7.6で、ラドンを1.4x10-10Ci/kg含みます。

 主な成分(イオン濃度mg/kg、平成20年1月21日分析)は、Li 1.3、Na 1700、K 9、Mg 17、Ca 2700、Sr 56、Ba 0.2、Mn 0.2、Fe(II) 0.8、F 0.4、Cl 7200、Br 23、SO4 440、HCO3 13、メタケイ酸 13、メタホウ酸 1.4、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は12.19g/kgです。

 入浴に適した温度を保つために加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用との掲示がありました。

 湯は無色透明で、ほとんど無臭ですが、強烈な苦味と渋味がある個性的な湯です。ツルスベ感はありません。
 カルシウムイオンの多さは特記すべきであり、湯の個性を生んでいるものと思います。こんな湯は新潟にはありません。
 内湯は40℃でややぬるめでしたが、露天風呂は湯温が高めで、私にはちょうど良かったです。

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 袖湊(そでみなと)の湯と称していますが、この源泉は、姉妹館である「ドーミーイン博多祇園」と全く同じです。


 朝湯もたっぷりといただきましたが、大雨警報が発令中の外は荒れ模様で、雷鳴と雨音を聞きながらの入浴でした。

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 朝食のバイキングは洋食中心で、和食のメニユーは御飯、味噌汁、明太子程度でしたので、私も洋食にして、こんな感じにしました。

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 なかなか良かったです。


 夜にチェックインした後には、ドーミーイン名物の夜鳴きそば(半ラーメン)を美味しくいただきました。これは全国同じ味です。

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 ホテル前にはラーメンの屋台も出ていて賑わっていました。

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 浴室も食事も、全国どこに行ってもドーミーインは外れはありません。繁華街も近く、おすすめのホテルです。

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