あれ? 1号源泉が・・ 今年最後は 「ヴィネスパ」

 年末寒波が襲来中ですが、海岸部は雪もなく、まずまずの大晦日となりました。平成30年の〆の湯ということで、新潟市西蒲区の「ヴィネスパ」に行ってきました。

 かつて、6時からの朝湯(500円)があった頃は、毎週のように行っていたのですが、最近はたまにしか行かなくなってしまい、平日夜間割引(600円)か、たまに休日7時からの朝湯を利用するくらいです。何せ通常料金がタオルなし1000円ですものね。

 ということで、8月以来久しぶりの「ヴィネスパ」です。今年最後のゴミ出しをして、国道402号線を快適に走り、家から15km、15分、角田山の麓、カーブドッチ・ワイナリーにある「ヴィネスパ」に到着しました。

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 久しぶりの「ヴィネスパ」ですが、この写真で、「あれ?」と思いませんか。左側の木の左横に「VINESPA」という看板があったはずですが、無くなっていました。どうしたんでしょうね。

 タオルなし1000円を払って入館。大晦日の朝ですが、館内は空いていました。

 脱衣場は無人で、がらーんとした空気が漂っていました。

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 脱衣場窓から外を見ましたが、人影がありませんでした。

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 浴室に入りますと先客が1人おられましたが、入れ違いに退室され、その後は貸切状態となりました。

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 当然ながら、洗い場も無人です。

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 掛け湯をして入浴。

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 木の枕に頭を載せ、大きなガラス窓を通して冬枯れの外の景色を眺めて、頭を空にしました。

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 湯温は高めで、温まり良好です。

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 内湯に使用されている「ひすいの湯」という角田山温泉第2号源泉は、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)で、源泉温度48.0℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
 主な成分(イオン濃度:mg/k、平成29年8月31日分析)は、Na 258.1、K 2.0、Ca 2.3、F 1.3、Cl 147.1、Br 0.3、I 0.2、NO2 0.2、SO4 187.6、HPO4 0.1、HCO3 152.6、CO3 27.0、メタケイ酸 61.0、メタホウ酸 3.7、遊離CO2 0.1 など、ガス性除く成分総計は844mg/kgです。

 湯は加温されていますが、加水なし、循環・濾過なし、塩素系消毒剤使用ありで、掛け流しされています。
 無色透明無味無臭ながらも、トロトロ、ツルスベの柔らかな湯は浴感も良く、温まりも良好です。アル単の良さが出ている魅力ある温泉だと思います。

 温まったところで露天風呂へ。

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 露天風呂も無人で、ひとり占めでした。

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 雪交じりの寒風が容赦なく吹き抜け、体は温かいものの、頭が冷えてしまいます。冬枯れの木々が寒さを助長します。でも、温泉は気持ちいいですね。

 露天風呂の大浴槽は、内湯と同じ角田山温泉第2号源泉ですが、こちらは循環・ろ過装置が使用されています。大きな露天風呂ですので、加温・循環は仕方ないところですね。

 外にはサウナと水風呂もあるのですが、寒風が吹き荒れていましたので、利用しませんでした。

 さて、露天風呂にはもう一つ小露天風呂がありますが・・・

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 何と湯が抜かれて使用されていませんでした。露天風呂にちょうど係の人が来ましたので、どうしたのか尋ねてみますと、1号源泉の井戸に落雷があって、供給できなくなったのだそうです。「修理を頼んでるんですが・・」との返事で、まだ時間がかかりそうな雰囲気でした。

 改めて浴室の掲示を見ますと、

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 ちゃんと掲示がありました。

 小露天風呂には、「るりの湯」という角田山温泉第1号源泉が使用されており、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度42.7℃、湧出量記載なし、PH 9.0、ガス性除く成分総計は700mg/kgです。
 無色透明無味無臭の湯は、加温されていますが、循環・ろ過装置の使用はなく、掛け流しの良い湯でした。

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 お湯が抜かれた浴槽を見ますと、寂しさを禁じえず、露天風呂に吹き荒れる寒風が一段と身にしみます。早い復活を期待しましょう。

 次の客が1人来たところで浴室を出て、湯上がりにはこれ。

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 湯上りと言えば、フルーツ牛乳、それも塚田牛乳が定番ですが、最近はこれにはまっています。

 2階に上がって、まどろみの時間。

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 クールダウンして一休みしたところで退館しました。私が玄関を出ますと、新潟駅からの無料送迎バスが到着しました。これから賑わうことでしょう。
 なお、1月3日までは7時から営業していますので、皆さんもいかがでしょうか。

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 これで今年の温泉納めとなります。そして、明日は初湯。来年も温泉を楽しめますように・・・。

  皆さん、良いお年をお迎えください。

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