新源泉で営業再開 聖籠観音の湯「ざぶーん」
聖籠町にある聖籠観音の湯「ざぶーん」は、源泉の不調により度々沸かし湯営業を余儀なくされ、昨年(2018年)新源泉の掘削が行われました。
昨年夏以降も長期の沸かし湯営業となりましたが、いよいよ12月22日から新源泉による温泉営業が開始されることとなり、記念式典やイベントの案内もされました。
しかし、沸かし湯期間において使用していなかった温泉系統の配管の水質検査を実施したところ、レジオネラ菌が検出され、配管の接続状況から、沸かし湯系統においてもレジオネラ菌が検出される可能性が否定できないため、12月19日から温浴営業が休止され、記念式典やイベントも中止され、以後長期の臨時休館となってしまいました。
その後、洗浄・消毒作業が行われて安全が確認され、さらに入浴営業中止期間中に発生したボイラー等の設備の不具合への対応も終了し、ようやく2月1日(金)から新源泉による営業が開始されました。
予想外の長期休業を余儀なくされましたが、営業再開のニュースはうれしいですね。どんな様子か確認すべく、早速行ってみることにしました。
料金はタオルセット付750円ですが、SDカードを提示して、100円引きで入館しました。
受付時に、長期の休館のお詫びとして、聖籠町から粗品(タオル)をいただきました。
今回の男湯は左側の「聖の湯」でした。脱衣場に入ってみますと・・・。
ロッカーが新しくなっていて、色も鮮やかです。
その他は変わりないようです。
浴室内はもうもうとした湯気が充満して視界不良。香しき温泉の臭気が感じられて、気分も良いですね。
まずは大浴槽に浸かります。淡黄色透明の湯が満ちていますが、オーバーフローはありません。
ツルスベ感があり、ヨウ素臭・臭素臭・アンモニア臭が入り混じった独特の芳香があり、自己責任でなめてみますと、強烈に塩辛いです。
露天風呂に移動。タイミング良く、他に客はなく、独り占めでの入浴が楽しめました。
出たり入ったりを繰り返して、新源泉を思う存分に堪能しました。内湯より鮮度は高く感じられ、浴槽内の注湯口付近では細かな泡が噴出しており、「湯ったり苑」の高濃度人工炭酸泉に匹敵するような泡付きがありました。
このアワアワ感は気持ち良いですね。
湯温は高めで、温まりも良好。旧源泉よりパワー感を感じます。浴槽の湯は基本的に循環のはずですが、時折り注湯量が増やされるためか大量にオーバーフローされて、この時は掛け流し気分です。
庭に積もった雪を見ながら雪見風呂を楽しみ、椅子に座ってクールダウン。
真冬ながらも大雪にならず、ほどほどの雪で良いですね。
さて、平成31年1月24日付の新しい分析表が掲示されていましたので紹介します。
源泉名は聖籠観音の湯(新源泉)。泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)。泉温45.5℃、使用位置42℃。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 4.1、Na 10510、K 128.5、NH4 125.3、Mg 78.0、Ca 329.2、Sr 7.2、Ba 3.5、Al 0.1未満、Mn 0.2、Fe(II) 1.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 17330、Br 121.5、I 71.4、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 1058、CO3 1.0、メタケイ酸 88.1、メタホウ酸 335.1、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 141.0、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は30190mg/kgです。
季節により温度調整のため加水・加温、入浴に適した温度を保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を行っているとの掲示がありました。
湯は淡黄色透明。独特の臭気があり、肌のツルスベ感があります。前記の如く、露天風呂では泡付きもあります。
分析表は旧源泉と大差ないようです。前回の分析表では、新基準後の分析に関わらず、ヨウ化物イオンが76.6mg/kgと、よう素泉の基準(10mg/kg)を超えていながら、「含ヨウ素」が泉質名に付けられていませんでしたが、今回はヨウ化物イオンが71.4mg/kgで、規定通りに「含ヨウ素」が泉質名に付けられました。
旧源泉の末期は、浴槽の湯が薄くなってパワーダウンしていましたが、新源泉になって本来のパワーを取り戻しています。温まりも良くて良い湯ですね。
入浴後はロビーでひと休み。
、
最近はこれにはまっています。飲みやすくっていいですね。
さて、新源泉開湯を記念して、来たる2月9日(土)~11日(月・祝)は「感謝の3日間」として、入館料が大人390円、子供200円になり、売店や食堂が5%引きになるそうです。
きっと賑わうことでしょうね。大変お得ですので、皆様方もいかがでしょうか。
昨年夏以降も長期の沸かし湯営業となりましたが、いよいよ12月22日から新源泉による温泉営業が開始されることとなり、記念式典やイベントの案内もされました。
しかし、沸かし湯期間において使用していなかった温泉系統の配管の水質検査を実施したところ、レジオネラ菌が検出され、配管の接続状況から、沸かし湯系統においてもレジオネラ菌が検出される可能性が否定できないため、12月19日から温浴営業が休止され、記念式典やイベントも中止され、以後長期の臨時休館となってしまいました。
その後、洗浄・消毒作業が行われて安全が確認され、さらに入浴営業中止期間中に発生したボイラー等の設備の不具合への対応も終了し、ようやく2月1日(金)から新源泉による営業が開始されました。
予想外の長期休業を余儀なくされましたが、営業再開のニュースはうれしいですね。どんな様子か確認すべく、早速行ってみることにしました。
料金はタオルセット付750円ですが、SDカードを提示して、100円引きで入館しました。
受付時に、長期の休館のお詫びとして、聖籠町から粗品(タオル)をいただきました。
今回の男湯は左側の「聖の湯」でした。脱衣場に入ってみますと・・・。
ロッカーが新しくなっていて、色も鮮やかです。
その他は変わりないようです。
浴室内はもうもうとした湯気が充満して視界不良。香しき温泉の臭気が感じられて、気分も良いですね。
まずは大浴槽に浸かります。淡黄色透明の湯が満ちていますが、オーバーフローはありません。
ツルスベ感があり、ヨウ素臭・臭素臭・アンモニア臭が入り混じった独特の芳香があり、自己責任でなめてみますと、強烈に塩辛いです。
露天風呂に移動。タイミング良く、他に客はなく、独り占めでの入浴が楽しめました。
出たり入ったりを繰り返して、新源泉を思う存分に堪能しました。内湯より鮮度は高く感じられ、浴槽内の注湯口付近では細かな泡が噴出しており、「湯ったり苑」の高濃度人工炭酸泉に匹敵するような泡付きがありました。
このアワアワ感は気持ち良いですね。
湯温は高めで、温まりも良好。旧源泉よりパワー感を感じます。浴槽の湯は基本的に循環のはずですが、時折り注湯量が増やされるためか大量にオーバーフローされて、この時は掛け流し気分です。
庭に積もった雪を見ながら雪見風呂を楽しみ、椅子に座ってクールダウン。
真冬ながらも大雪にならず、ほどほどの雪で良いですね。
さて、平成31年1月24日付の新しい分析表が掲示されていましたので紹介します。
源泉名は聖籠観音の湯(新源泉)。泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)。泉温45.5℃、使用位置42℃。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 4.1、Na 10510、K 128.5、NH4 125.3、Mg 78.0、Ca 329.2、Sr 7.2、Ba 3.5、Al 0.1未満、Mn 0.2、Fe(II) 1.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 17330、Br 121.5、I 71.4、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 1058、CO3 1.0、メタケイ酸 88.1、メタホウ酸 335.1、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 141.0、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は30190mg/kgです。
季節により温度調整のため加水・加温、入浴に適した温度を保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を行っているとの掲示がありました。
湯は淡黄色透明。独特の臭気があり、肌のツルスベ感があります。前記の如く、露天風呂では泡付きもあります。
分析表は旧源泉と大差ないようです。前回の分析表では、新基準後の分析に関わらず、ヨウ化物イオンが76.6mg/kgと、よう素泉の基準(10mg/kg)を超えていながら、「含ヨウ素」が泉質名に付けられていませんでしたが、今回はヨウ化物イオンが71.4mg/kgで、規定通りに「含ヨウ素」が泉質名に付けられました。
旧源泉の末期は、浴槽の湯が薄くなってパワーダウンしていましたが、新源泉になって本来のパワーを取り戻しています。温まりも良くて良い湯ですね。
入浴後はロビーでひと休み。
、
最近はこれにはまっています。飲みやすくっていいですね。
さて、新源泉開湯を記念して、来たる2月9日(土)~11日(月・祝)は「感謝の3日間」として、入館料が大人390円、子供200円になり、売店や食堂が5%引きになるそうです。
きっと賑わうことでしょうね。大変お得ですので、皆様方もいかがでしょうか。