つ、ついに・・! 安田温泉「やすらぎ」
このところいろいろありまして、ブログの更新が遠ざかり、一部の方々に心配をおかけしてしまいました。ちゃんと生きてますし、温泉やスーパー銭湯には浸かっておりますので、ご安心ください。
ということで、今回の話題は、阿賀野市の安田温泉「やすらぎ」です。ここについては先月も記事を書いたばかりですが、別の話題ですのでお付き合いください。
さて、標題の「ついに」というのは何のことかと思われるでしょうが、それは後でお話ししたいと思います。読者の方からこの情報をいただき、ついにその時が来たかと思い、私も確認せねばということで、先日の夜、仕事帰りに寄ってきました。
いつものように夜間割引600円で入館。これでタオルセット付ですから、民間経営としては安い方でしょう。
ガラガラの広間を左に見ながら奥の浴室へ。
平日夜ということで、空いていてゆったりできました。
スーパー銭湯の如く各種浴槽が揃う内湯は、五頭山系の伏流水を沸かしたもので、温泉ではありません。でも、塩素臭さは感じませんので、気持ち良く入浴できます。
大浴槽でゆったり。こちらは42℃程度で適温。
そして、前回のネタにした高温の小浴槽。
この日の湯温は・・・
いつもの温度ですが、一般的には高温ですね。私には適温ですけれど・・。
そして、露天風呂。
男湯は大・中・小の3つの浴槽があり、中央の柱の所に非加熱源泉の注入があり、各浴槽に分流され、注入分はオーバーフローされています。
大・中・小の3つの浴槽のうち、大浴槽はぬるめ、中浴槽と小浴槽は熱めとなっています。各浴槽とも浴槽内に加熱源泉の注入があります。
各浴槽ともそれぞれに好きな場所があるのですが、その中でも私は中浴槽の隅が一番好きです。中浴槽は、浴槽の大きさに比して非加熱の新源泉の流入量が多く、一番鮮度が高く感じられます。この新源泉の流入部の対側の隅に加熱源泉の浴槽内注入口があって、この場所で加熱源泉で背中あぶりをしていますと良く温まります。
茶濁りの湯は42℃強のほど良い湯温で、温まりは良好です。
源泉名は安田温泉、泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH 6.9です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
毎回書いていますが、分析表は相変わらず15年前のままです。まあ、私の体感では、現在の泉質もこの分析表と大差ないように思いますが・・。
下越地方海岸部の強塩泉群の流れをくみ、アンモニウムイオン、臭素イオン、ヨウ素イオンの多さが特徴的です。第二鉄イオンも鉄泉の基準(20mg/kg)には若干足りないものの豊富に含み、茶濁りの元となっています。ヨウ素イオンを41.6mg/kgと基準(10mg/kg)以上含みますので、新しい基準では含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉になります。
アンモニア臭にヨウ素臭、臭素臭が加わった独特な芳香を嗅ぎながら、じっくり湯に浸かっていますと、頭の中の雑念が消え去り、束の間ではありますが、ストレスが解消されます。まさに、これぞ温泉の楽しみです。
さて、お待たせしました。いよいよ本題に入りましょう。
今回の話題はサウナです。サウナには、これまで熱帯魚の水槽がありました。もちろん本物ではなく、今は貴重なCRT(ブラウン管)の画面です。画面の中を泳ぎまわる熱帯魚を見ながら汗を流すのが楽しみでした。
昔はいろんな場所で見たことがあり、私も似たような画面をパソコンのモニターのスクリーンセイバーとして使用していたことがあるのですが、いつしか消えていき、ここだけで生き残っていました。、
画面には線が入り、故障寸前で踏みとどまっていました。2004年の開業時からありましたので、年季が入った代物です。サウナに入るたびに、「頑張れ!」と応援していました。
今回、この"熱帯魚水槽"が通常のテレビになったとの情報をいただき、確認のために行ってみた次第です。先月は旧来のままでしたから、ごく最近入れ替えたものと思います。
通常のテレビ画面が映されていますが、音は聞こえません。"熱帯魚水槽"を思い起こしながら、何か一抹の寂しさを感じつつ、画面を見つめていました。
湯上りにはこれ。
100円というのは良心的です。
先日明治の瓶入りフルーツ牛乳が販売停止になるとのニュースがあり、残念に思っていました。新潟の定番である塚田のフルーツ牛乳はいつまでも頑張ってもらいたいですね。
話題豊富、魅力たっぷりな「やすらぎ」。大広間での食事のメニューも豊富であり、「うたたね処」で仮眠ができます。半分八百屋みたいな売店の充実度も特筆すべきでしょう。
2階には別料金なので利用したことがないのですが、「北投石」を使用した岩盤浴や、「村杉産の薬師石」を使用してラドン温泉効果をねらった展望風呂もあります。そして貸切の家族風呂もあります。
劇場かわら座では月替わりで大衆演劇の公演が行われており、かつてのヘルスセンターを彷彿させます。
宿泊もできますし、一日ゆったりと過ごすことも可能です。何より庶民的な雰囲気が良いですね。かつての「やひこ乃ゆ」の流れを引き継いだだけはあります。
では、今回はこの辺で・・。
ということで、今回の話題は、阿賀野市の安田温泉「やすらぎ」です。ここについては先月も記事を書いたばかりですが、別の話題ですのでお付き合いください。
さて、標題の「ついに」というのは何のことかと思われるでしょうが、それは後でお話ししたいと思います。読者の方からこの情報をいただき、ついにその時が来たかと思い、私も確認せねばということで、先日の夜、仕事帰りに寄ってきました。
いつものように夜間割引600円で入館。これでタオルセット付ですから、民間経営としては安い方でしょう。
ガラガラの広間を左に見ながら奥の浴室へ。
平日夜ということで、空いていてゆったりできました。
スーパー銭湯の如く各種浴槽が揃う内湯は、五頭山系の伏流水を沸かしたもので、温泉ではありません。でも、塩素臭さは感じませんので、気持ち良く入浴できます。
大浴槽でゆったり。こちらは42℃程度で適温。
そして、前回のネタにした高温の小浴槽。
この日の湯温は・・・
いつもの温度ですが、一般的には高温ですね。私には適温ですけれど・・。
そして、露天風呂。
男湯は大・中・小の3つの浴槽があり、中央の柱の所に非加熱源泉の注入があり、各浴槽に分流され、注入分はオーバーフローされています。
大・中・小の3つの浴槽のうち、大浴槽はぬるめ、中浴槽と小浴槽は熱めとなっています。各浴槽とも浴槽内に加熱源泉の注入があります。
各浴槽ともそれぞれに好きな場所があるのですが、その中でも私は中浴槽の隅が一番好きです。中浴槽は、浴槽の大きさに比して非加熱の新源泉の流入量が多く、一番鮮度が高く感じられます。この新源泉の流入部の対側の隅に加熱源泉の浴槽内注入口があって、この場所で加熱源泉で背中あぶりをしていますと良く温まります。
茶濁りの湯は42℃強のほど良い湯温で、温まりは良好です。
源泉名は安田温泉、泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH 6.9です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
毎回書いていますが、分析表は相変わらず15年前のままです。まあ、私の体感では、現在の泉質もこの分析表と大差ないように思いますが・・。
下越地方海岸部の強塩泉群の流れをくみ、アンモニウムイオン、臭素イオン、ヨウ素イオンの多さが特徴的です。第二鉄イオンも鉄泉の基準(20mg/kg)には若干足りないものの豊富に含み、茶濁りの元となっています。ヨウ素イオンを41.6mg/kgと基準(10mg/kg)以上含みますので、新しい基準では含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉になります。
アンモニア臭にヨウ素臭、臭素臭が加わった独特な芳香を嗅ぎながら、じっくり湯に浸かっていますと、頭の中の雑念が消え去り、束の間ではありますが、ストレスが解消されます。まさに、これぞ温泉の楽しみです。
さて、お待たせしました。いよいよ本題に入りましょう。
今回の話題はサウナです。サウナには、これまで熱帯魚の水槽がありました。もちろん本物ではなく、今は貴重なCRT(ブラウン管)の画面です。画面の中を泳ぎまわる熱帯魚を見ながら汗を流すのが楽しみでした。
昔はいろんな場所で見たことがあり、私も似たような画面をパソコンのモニターのスクリーンセイバーとして使用していたことがあるのですが、いつしか消えていき、ここだけで生き残っていました。、
画面には線が入り、故障寸前で踏みとどまっていました。2004年の開業時からありましたので、年季が入った代物です。サウナに入るたびに、「頑張れ!」と応援していました。
今回、この"熱帯魚水槽"が通常のテレビになったとの情報をいただき、確認のために行ってみた次第です。先月は旧来のままでしたから、ごく最近入れ替えたものと思います。
通常のテレビ画面が映されていますが、音は聞こえません。"熱帯魚水槽"を思い起こしながら、何か一抹の寂しさを感じつつ、画面を見つめていました。
湯上りにはこれ。
100円というのは良心的です。
先日明治の瓶入りフルーツ牛乳が販売停止になるとのニュースがあり、残念に思っていました。新潟の定番である塚田のフルーツ牛乳はいつまでも頑張ってもらいたいですね。
話題豊富、魅力たっぷりな「やすらぎ」。大広間での食事のメニューも豊富であり、「うたたね処」で仮眠ができます。半分八百屋みたいな売店の充実度も特筆すべきでしょう。
2階には別料金なので利用したことがないのですが、「北投石」を使用した岩盤浴や、「村杉産の薬師石」を使用してラドン温泉効果をねらった展望風呂もあります。そして貸切の家族風呂もあります。
劇場かわら座では月替わりで大衆演劇の公演が行われており、かつてのヘルスセンターを彷彿させます。
宿泊もできますし、一日ゆったりと過ごすことも可能です。何より庶民的な雰囲気が良いですね。かつての「やひこ乃ゆ」の流れを引き継いだだけはあります。
では、今回はこの辺で・・。