ツルスベ、爽やか 「百花の里 城山温泉」

 先週の日曜日は、午後から仕事だったのですが、仕事前に、ひと風呂ということで、今回は新発田市の「百花の里 城山温泉」に寄ってきました。


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 下足箱に靴を入れ、受付で入館料を払います。入館料は、大人700円、小人400円(タオルなし)ですが、某温泉本の割り引きクーポンを利用して、600円で入館しました。

 タオルセットは150円、館内着は200円です。以前はタオルセットは100円だったのですが、いつの間にか値上げされてたんですね。

 営業時間は10時~21時で、入館受付は20時までで、休館日は第3木曜日です。


 右手奥に浴室があります。男女は週替わりで入れ替えされますが、今回の男湯は奥の方でした。


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 脱衣場にはロッカーがびっしりで、窮屈感を感じます。脱衣場洗面台にはドライヤーがあります。通常の無料ドライヤーのほか、有料のマイナスイオンドライヤーがあります。


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 ヘアブラシも置いてあるのですが、共用ですので、ちょと使いにくいです。


 浴室は広々としており、余裕をもった作りで、休憩場所も設けられています。


 内湯は掛け湯と大浴槽、そして打たせ湯が2ヶ所あります。打たせ湯には以前はカーテンがあったかに思いますが、無くなっていました。

 大きなガラス壁で、明るく開放的で、露天風呂や庭園を見渡すことができます。


 浴室内は撮影できませんので、公式ホームページの写真をお借りします。


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 大浴槽はコの字型で、片方にジェット付です。浴槽上の注湯口のほか、浴槽内にも注湯があります。

 上の写真にはありませんが、前回のブログで紹介しましたように、浴槽の中央に島が二つ作られています。


 外には屋根付の岩作りの露天風呂とドライサウナ、水風呂があります。屋根から蚊取り線香がぶら下がっているのも風流です。

 遠くの景色は見えませんが、落ち着いた庭園を見ながらの入浴は気持ちいいですね。


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 でも、上の写真とは違って、大きな池には水が張られておらず、滝も止まっているのは残念です。


 サウナはテレビ付き。サウナの温度は、通常90~100℃位と思いますが、ここは110℃と激熱。肌にヒリヒリしましたが、気持ち良かったです。


 洗い場は仕切り付きで、壁際に9ヶ所、中央に島状に4ヶ所の計13ヶ所。ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。


 さて、源泉名は、城山温泉。泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)で、PH 8.7、源泉温度28.6℃です。


 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成25年11月12日分析)は、Li <0.1、Na 697.3、K 1.5、NH4 <0.1、Mg 1.0、Ca 0.8、Sr <0.1、Ba <0.1、Al <0.1、Mn <0.1、Fe(II) <0.1、Fe(III) <0.1、Cu <0.1、F 2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I <0.2、HS 3.5、S2 <0.1、S2O3 <0.1、HSO4 <5.0、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタ珪酸 20.7、メタ硼酸 2.47、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 3.4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は2241mg/kgです。


 入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎奇数月にレジオネラ属菌有無の検査を完全実施 との記載がありました。


 無色透明の湯は、無臭で、ほとんど無味ですが、アルカリ度が高くツルスベ感があって、浴感は良好です。ツルスベが強いですので、浴槽に出入りするとき、滑りやすいので、ご注意下さい。


 湯温は低めで、私の体感では40℃位に感じました。温まりが良くて汗が引かずという感じではなく、炭酸水素塩泉の特徴として、湯上がりにさっぱり感があるという表現が適当かと思います。暑い時期にはぴったりに思います。


 湯上がりには、浴室前に休憩用広間があるのですが、多くの人で賑わっていましたので、2階に上がりました。


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 2階の大広間は空いていましたので、しばしくつろぎ、食事をいただきました。


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 今回いただいたのは、野菜炒め+Aセット(税込み1080円)。野菜を炒めたはずなのに熱くなかったのが残念でしたが、まずまず美味しくいただきました。

 でも、値段を考えますと、コスパは良いとは言えません。全体的な食事処のメニューとしましては標準的でしょうか。


 腹ごしらえした後、もう一度さっと入浴し、職場へと急ぎました。


 なお、7月1日(月)~5日(金)は、新ボイラー入替作業のため休館になりますので、ご注意ください。


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 五泉市~阿賀野市~新発田市と、国道290号線沿いには、たくさんの個性的な魅力ある温泉が連なっていますが、この温泉もツルスベの湯として存在感があります。

 すぐ近くには月岡温泉がありますが、対称的な泉質であり、入り比べも面白いと思います。

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