露天風呂やってます・・「西方の湯」
胎内市の海岸部にある「西方の湯」。毎年新年の初湯はここと決めて久しくなりました。もちろん今年の初湯もここで、新年の一番湯をいただきました。
この「西方の湯」は、源泉井戸の定期点検のため、「塩の湯温泉」とともに、毎年6月に臨時休業となります。そして、この休業明けから露天風呂がオープンするのが楽しみになっています。
ということで、今年も露天風呂を楽しむべく、先日「西方の湯」に行ってまいりました。正月以来ですので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
この日の胎内市は37℃超えの猛暑日。暑いときには、熱い温泉というのも風流です。そういえば、昨年も猛暑日に来てましたねえ・・。
国道7号線新々バイパス蓮野ICを降りて、海岸沿いの国道113号線を北上。胎内市に入り、「塩の湯温泉」を過ぎ、風力発電を横目に見ながらしばらく進みますと、巨大な親鸞聖人像が出現します。広大な駐車場には車はなく、静かな空気が漂っています。
いつものように親鸞聖人に一礼し、玄関へ。
この「西方の湯」は、源泉井戸の定期点検のため、「塩の湯温泉」とともに、毎年6月に臨時休業となります。そして、この休業明けから露天風呂がオープンするのが楽しみになっています。
ということで、今年も露天風呂を楽しむべく、先日「西方の湯」に行ってまいりました。正月以来ですので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
この日の胎内市は37℃超えの猛暑日。暑いときには、熱い温泉というのも風流です。そういえば、昨年も猛暑日に来てましたねえ・・。
国道7号線新々バイパス蓮野ICを降りて、海岸沿いの国道113号線を北上。胎内市に入り、「塩の湯温泉」を過ぎ、風力発電を横目に見ながらしばらく進みますと、巨大な親鸞聖人像が出現します。広大な駐車場には車はなく、静かな空気が漂っています。
いつものように親鸞聖人に一礼し、玄関へ。
いつもの如く、誰もいませんが、呼び鈴を鳴らして女将さんを呼び、500円払って浴室へ。
脱衣場には誰もおられません。
浴室には先客が一人おられましたが、入れ替わりとなり、各浴槽とも貸切入浴できました。
脱衣場には誰もおられません。
浴室には先客が一人おられましたが、入れ替わりとなり、各浴槽とも貸切入浴できました。
いつもは熱くて入れないこともあるのですが、この日は大浴槽も程よい温度で、気合を入れなくても湯に浸かることできました。
茶褐色に混濁した湯は、ヨウ素臭、アンモニア臭があり、なめれば塩辛く、かつての伝説の黒湯のパワーには比べるべくもありませんが、これはこれで存在感のある湯です。
しばし浸かって、お目当ての露天風呂へ。
昨年同様、今年も右側だけ湯がためられていました。
左側はボウフラが泳ぐただの池になっていました。間違えて入りませんように・・。
この露天風呂からは親鸞聖人の横顔を拝むことができます。
湯温は内湯より高めでしたが、浸かってみますと湯は肌に良くなじみ、じっくりと湯に浸かることができます。
茶褐色に混濁した湯は、ヨウ素臭、アンモニア臭があり、なめれば塩辛く、かつての伝説の黒湯のパワーには比べるべくもありませんが、これはこれで存在感のある湯です。
しばし浸かって、お目当ての露天風呂へ。
昨年同様、今年も右側だけ湯がためられていました。
左側はボウフラが泳ぐただの池になっていました。間違えて入りませんように・・。
この露天風呂からは親鸞聖人の横顔を拝むことができます。
湯温は内湯より高めでしたが、浸かってみますと湯は肌に良くなじみ、じっくりと湯に浸かることができます。
親鸞聖人を見ながら、無念無想。
雑念を一掃し、つかのまのストレス解消です。
露天風呂に浸かった状態では景色は見えませんが、立ち上がった状態では緑の木々越しに日本海が見え、右に粟島、左に佐渡を見渡すことができます。
絶景ではありませんが、海を眺めていますと、ゆったりした気分になります。
再び内湯に戻ってまどろみの時間。お湯を十分に堪能して浴室を出ました。
エアコンは稼働しておらず、扇風機でクールダウン。
この扇風機はかなりの年代物で、私が子供の頃に実家にあったものと同じです。昭和40年代の香りが懐かしかったです。
さて、平成30年12月14日付の新しい分析表が掲示されていました。
源泉名はN12-1井。泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度78.9℃。湧出量は測定不能(動力揚湯)。PH 7.7(試験室では8.0)。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成30年12月14付)は、Li 2.1、Na 10300、K 118.8、NH4 169.7、Mg 57.3、Ca 200.5、Sr 10.0、Ba 7.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 1.1、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.5、Cl 14240、Br 109.5、I 69.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 32.1、HPO4 0.7、HCO3 2246、CO3 0.0、メタケイ酸 91.3、メタホウ酸 430.2、遊離CO2 37.7、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は28087mg/kgです。
以前の分析表では、源泉がN12-2でしたが、今回はN12-1となっていました。成分表上は若干の違いはありますが、同じ泉質です。
この分析表に間違いがあることに気付かれた人はおられませんでしょうか。
よう素イオンが69.4mg/kgありますので、よう素泉の基準(10mg/kg)を満たしますので、正確な泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉となります。新基準になってもう5年になりますので、ちゃんとしてもらいたいですね。
次の客が来られたところで、汗が引かぬまま、女将さんに挨拶して退館しました。
外に出ますと、怪しげな雨雲が迫り、雷鳴が響いていました。
雨にならないうちに退散しましょう。
雑念を一掃し、つかのまのストレス解消です。
露天風呂に浸かった状態では景色は見えませんが、立ち上がった状態では緑の木々越しに日本海が見え、右に粟島、左に佐渡を見渡すことができます。
絶景ではありませんが、海を眺めていますと、ゆったりした気分になります。
再び内湯に戻ってまどろみの時間。お湯を十分に堪能して浴室を出ました。
エアコンは稼働しておらず、扇風機でクールダウン。
この扇風機はかなりの年代物で、私が子供の頃に実家にあったものと同じです。昭和40年代の香りが懐かしかったです。
さて、平成30年12月14日付の新しい分析表が掲示されていました。
源泉名はN12-1井。泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度78.9℃。湧出量は測定不能(動力揚湯)。PH 7.7(試験室では8.0)。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成30年12月14付)は、Li 2.1、Na 10300、K 118.8、NH4 169.7、Mg 57.3、Ca 200.5、Sr 10.0、Ba 7.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 1.1、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.5、Cl 14240、Br 109.5、I 69.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 32.1、HPO4 0.7、HCO3 2246、CO3 0.0、メタケイ酸 91.3、メタホウ酸 430.2、遊離CO2 37.7、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は28087mg/kgです。
以前の分析表では、源泉がN12-2でしたが、今回はN12-1となっていました。成分表上は若干の違いはありますが、同じ泉質です。
この分析表に間違いがあることに気付かれた人はおられませんでしょうか。
よう素イオンが69.4mg/kgありますので、よう素泉の基準(10mg/kg)を満たしますので、正確な泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉となります。新基準になってもう5年になりますので、ちゃんとしてもらいたいですね。
次の客が来られたところで、汗が引かぬまま、女将さんに挨拶して退館しました。
外に出ますと、怪しげな雨雲が迫り、雷鳴が響いていました。
雨にならないうちに退散しましょう。
かつてのイメージソングまで作られた伝説の黒湯を懐かしむ人も多いと思いますが、現在でも十分に魅力あふれる温泉です。年に何度か来ないと禁断症状が出てしまいます。親鸞聖人のお導きでしょうか。
私がここに通い始めて19年が過ぎました。最初の頃は食事もできましたし、ステージ付の大広間も解放されていました。あの40mの高さを誇る親鸞聖人像の中を探検したのも古き良き思い出です。
来る者を拒むような雰囲気。中に入ればさらに不気味。初めての方は入りにくいかもしれませんが、一度行けば怖くありません。皆さんもお楽しみください。
私がここに通い始めて19年が過ぎました。最初の頃は食事もできましたし、ステージ付の大広間も解放されていました。あの40mの高さを誇る親鸞聖人像の中を探検したのも古き良き思い出です。
来る者を拒むような雰囲気。中に入ればさらに不気味。初めての方は入りにくいかもしれませんが、一度行けば怖くありません。皆さんもお楽しみください。