2019年の新潟の温泉を振り返る
2019年も終わろうとしています。今年は春に平成から令和への改元が行われ、秋には消費増税と、日本の歴史の中でも節目となった年でした。皆様方の1年はいかがでしたでしょうか。
今年は前年の大雪から一転して、暖冬小雪の年明けでした。私の温泉ライフは、例年通り「西方の湯」の初湯で始まりました。相変わらず遠出することはありませんでしたが、何だかんだで近場中心に温泉で心身を癒し、今年も無事に1年を乗り切れました。
1月は、糸魚川市の焼山温泉「清風館」が、1月末で閉館しました。
2月は、新源泉による営業開始を予定しながらレジオネラ菌検出のため2018年12月19日から入浴営業を休止していた聖籠観音の湯「ざぶーん館」が、2月1日から新源泉による温泉での営業を再開しました。「感謝の3日間」というイベントが行われ、大盛況だったのですが、再びレジオネラ菌が検出され、3月15日から再び温泉営業が中止されました。4月22日から営業を再開しましたが、その後も源泉ポンプのトラブルによる沸かし湯営業があったりと、トラブル続きの1年でした。
また、柏崎市の「ソルト・スパ潮風」が、2月20日に突然閉館し、その後柏崎タクシーに事業譲渡されることになったとの情報がありましたが、営業再開の情報はありません。
2月は、新源泉による営業開始を予定しながらレジオネラ菌検出のため2018年12月19日から入浴営業を休止していた聖籠観音の湯「ざぶーん館」が、2月1日から新源泉による温泉での営業を再開しました。「感謝の3日間」というイベントが行われ、大盛況だったのですが、再びレジオネラ菌が検出され、3月15日から再び温泉営業が中止されました。4月22日から営業を再開しましたが、その後も源泉ポンプのトラブルによる沸かし湯営業があったりと、トラブル続きの1年でした。
また、柏崎市の「ソルト・スパ潮風」が、2月20日に突然閉館し、その後柏崎タクシーに事業譲渡されることになったとの情報がありましたが、営業再開の情報はありません。
そのほか、2月末で佐渡市の「新穂潟上温泉」が閉館となりましたが、新会社により、7月27日、5か月振りに営業再開されました。
3月は、五泉市の「さくらんど温泉」が、源泉汲み上げポンプの故障により沸かし湯営業となったほか、前記しましたように聖籠観音の湯「ざぶーん館」が再度レジオネラ菌が検出されたため、温泉営業が休止されました。
4月は、明るいニュースがありました。越後湯沢駅から徒歩5分の好立地な場所に、「湯けむりの宿 雪の花」が、4月17日にプレオープンし、4月27日にグランドオープンしました。経営は「ドーミーイン」を全国展開している「共立リゾート」で、地上6階、地下1階で、客室は全86室、271人収容の大規模旅館です。最上階に展望大浴場と無料の貸切風呂(岩風呂・桧風呂・陶器風呂)があるそうで、利用してみたいですね。
また、前記しましたように、聖籠観音の湯「ざぶーん館」が、4月22日から入浴営業を再開しました
また、前記しましたように、聖籠観音の湯「ざぶーん館」が、4月22日から入浴営業を再開しました
令和になった5月は、5月15日に、妙高市の矢代温泉「友楽里館」が閉館しました。1998年12月の開業以来20年ちょっとでの閉館は残念でした。
また、5月31日で月岡温泉の「浪花屋」が閉館しました。源泉100%で掛け流しされていて、ファンも多かっただけに残念でした。
6月は、新潟県北部で震度6強の地震があり、山形県の温海温泉で大きな被害がありました。新潟では、震源に近い瀬波温泉では被害がなかったものの、風評被害に見舞われました。
また、遠く離れた津南町の「竜神の館」の浴槽にひびが入ってお湯漏れが生じ、休業して修理がされました。
7月は大きな話題がありました。新潟市内に「女池」、「松崎」、「槇尾」の3館展開していた「湯ったり苑」が7月1日より「極楽湯」に営業譲渡され、「極楽湯」の直営店となりました。名称変更はありましたが、各館とも館内設備はそのままで、大きな変化はありませんでした。
また、前記しましたように、佐渡市の「新穂潟上温泉」は7月27日、営業再開しました。
また、遠く離れた津南町の「竜神の館」の浴槽にひびが入ってお湯漏れが生じ、休業して修理がされました。
7月は大きな話題がありました。新潟市内に「女池」、「松崎」、「槇尾」の3館展開していた「湯ったり苑」が7月1日より「極楽湯」に営業譲渡され、「極楽湯」の直営店となりました。名称変更はありましたが、各館とも館内設備はそのままで、大きな変化はありませんでした。
また、前記しましたように、佐渡市の「新穂潟上温泉」は7月27日、営業再開しました。
8月は特別なニュースはありませんでした。
9月は、上越市の「ハーバルスパ&ホテル元気人」が9月25日で閉館し、出湯温泉の「弘法の足湯」が、9月30日で閉鎖されました。
10月は、消費増税に伴って料金改定(値上げ)された施設が多数ありました。また、阿賀町の御神楽温泉「みかぐら荘」と津川温泉「清川高原保養センター」は、10月1日からは阿賀町の直営となり、両館の食堂は閉鎖され日帰り入浴だけの営業となりました。
また、佐渡市の相川温泉「ワイドブルーあいかわ」は、2017年に休館しましたが、南秋北陸生コン株式会社に譲渡され、改修工事が終わって、相川温泉「佐渡の宝・ワイドブルー」として、10月13日(日)から営業が再開されました。
また、7月に営業再開したばかりの佐渡市の「新穂潟上温泉」は、台風19号による浸水被害により再び休館となりました。
また、佐渡市の相川温泉「ワイドブルーあいかわ」は、2017年に休館しましたが、南秋北陸生コン株式会社に譲渡され、改修工事が終わって、相川温泉「佐渡の宝・ワイドブルー」として、10月13日(日)から営業が再開されました。
また、7月に営業再開したばかりの佐渡市の「新穂潟上温泉」は、台風19号による浸水被害により再び休館となりました。
11月は、津南町の竜ヶ窪温泉「竜神の館」が、営業悪化のため、11月21日から休業し、再開の見込みはないため、実質的に閉館となりました。
また、清津峡小出温泉「湯処よーへり」が、11月末で温泉ファンに惜しまれながら閉館しました。
また、清津峡小出温泉「湯処よーへり」が、11月末で温泉ファンに惜しまれながら閉館しました。
12月は、12月12日に、台風被害で休館していた佐渡市の「新穂潟上温泉」が臨時に営業再開しました。1月下旬まで臨時営業を続け、その後再び休業し、設備入れ替え工事を行って、3月上旬から通常営業するとのことです。
また、新潟市中央区長潟のビッグスワン近くに、会員制温浴施設の「スパ&ラウンジ長潟」が12月15日にオープンしました。人工温泉や露天風呂がありますが、好きなだけ利用し放題の定額制というのは良いのですが、温浴のみの月会費は7999円(税別)、カルチャー教室使い放題とのセットで9999円(税別)、1回入浴は1999円(税別)と高額なのが難点です。
そのほか、新発田温泉「あやめの湯」は、レジオネラ菌検出のため、12月13日から休業しましたが、22日から営業再開しました。
また、新潟市中央区長潟のビッグスワン近くに、会員制温浴施設の「スパ&ラウンジ長潟」が12月15日にオープンしました。人工温泉や露天風呂がありますが、好きなだけ利用し放題の定額制というのは良いのですが、温浴のみの月会費は7999円(税別)、カルチャー教室使い放題とのセットで9999円(税別)、1回入浴は1999円(税別)と高額なのが難点です。
そのほか、新発田温泉「あやめの湯」は、レジオネラ菌検出のため、12月13日から休業しましたが、22日から営業再開しました。
以上が、今年の新潟の温泉の動きです。
来る2020年の話題としましては、2018年12月に閉館した月岡温泉の「さかえ館」跡の改修工事が進めらており、来春に「湯宿あかまつ」として開業するという話題はありますが、その他に新規開業の情報はありません。
また、瀬波温泉の「夕映えの宿 汐見荘」が、1月から大江戸温泉物語グループに入り、改装工事の後に、新しいスタートを切ります。
また、上越市安塚区の雪だるま温泉「雪の湯」が、老朽化による設備の不具合と源泉の湯量減少のため、2020年11月末で休止されることがすでに発表されています。ほかにも悲しいニュースがないことを祈りたいと思います。
また、上越市安塚区の雪だるま温泉「雪の湯」が、老朽化による設備の不具合と源泉の湯量減少のため、2020年11月末で休止されることがすでに発表されています。ほかにも悲しいニュースがないことを祈りたいと思います。
今年1年のご愛顧ありがとうございました。良い年をお迎えください。