今日で終わり!「越後佐渡の温泉文化」

 長岡市の新潟県立歴史博物館では、1月18日(土)から3月8日(日)までの予定で冬季企画展「越後佐渡の温泉文化」が開催されており、その概要は以前のブログで紹介させていただいています。

a47283f96eb554e30229539571d89597-724x1024.jpg
 しかし、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、新潟県内でも感染者が確認されたため、新潟県立歴史博物館は3月2日から3月16日まで臨時休館することになりました。そのため、冬季企画展は予定を早め、本日で終了となります。まだご覧になっていない方はお急ぎください。

 私は昨日、休館の発表前に駆け込みで見に行ってきました。

 青空が広がり、春を思わせる好天のなか、分水・与板と快適に車を進め、寺宝温泉前を通って新潟県立歴史博物館へと向かいました。

DSC_7345.JPG
 入館料は520円。これで企画展と常設展が観覧できます。客足はまばらで、濃厚接触の危険はなさそうでした。

 展示は、温泉とは?に始まり、県内の温泉地の歴史、湯治文化から、最近の温泉掘削ブーム、温泉療養効果、観光ブーム、秘湯ブームに至るまで、多彩な展示があり、古い歴史資料は見ごたえがありました。

 おそらくは博物館の研究員の中に温泉ソムリエがおられるようで、このような企画がなされたものと推測します。しっかりと温泉ソムリエの宣伝コーナーもありました。

 県内の温泉の人気投票コーナーがあり、これをもとに温泉番付が作られていましたが、最終結果はどうなりましょうか。
 
 温泉旅館のパンフレットが置いてありましたので、温泉ソムリエの家元・遠間旅館さんのパンフレットをお土産にいただきました。

DSC_7393.JPG
 その後はエスカレーターで下に降り、常設展示をゆっくり見て退館しましたが、広々した常設展示場に他に客はなく、あの空間を一人だけで回るのは不気味でもありました。

この記事へのトラックバック