新型コロナウイルス感染症の新潟県内の温泉への影響
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は全国で猛威を振るい、イベントの中止が相次いでいるほか、昨日(3月2日)から全国の小学校、中学校、高等学校は一斉に休校となっています。
手洗い、アルコール消毒、マスク着用、咳エチケットなどの基本的な注意のほか、小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことを予防することが重要と考えられます。
スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなど、換気が悪く、人が密に集まって過ごす空間、不特定多数が接触するおそれが高い場所が集団感染の危険が高いと考えられています。
手洗い、アルコール消毒、マスク着用、咳エチケットなどの基本的な注意のほか、小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことを予防することが重要と考えられます。
スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなど、換気が悪く、人が密に集まって過ごす空間、不特定多数が接触するおそれが高い場所が集団感染の危険が高いと考えられています。
そのため、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避け、行動パターンを見直すことが求められています。
では、温泉はどうなのが心配になりますが、浴槽の温泉水や洗い場で感染することはまずないでしょう。問題は脱衣場や休憩所、食事処です。まさに、不特定多数が使用しますし、湯上りはリラックスして気持ちが緩み、無防備になりやすいです。
特に混み合う人気温泉では、接触感染や飛沫感染のリスクがあることを認識すべきでしょう。
あとは、閉鎖空間で長時間過ごす岩盤浴や、正に換気が悪い密閉空間であるサウナも気になるところです。
いずれにしましても、発熱・咳などの感染症状がある場合は利用しないのが当然ですし、入館時にはしっかりと手を消毒し、ウイルスを持ち込まない最低限のエチケットが重要です。施設側も設備・備品の消毒や衛生管理、換気等に気を配っていただきたいものです。
前置きが長くなってしまいましたが、新潟県内でも2月29日に、新潟市秋葉区で第1号感染者が判明し、本日(3月3日)現在5人の感染者が確認されています。
これに伴い、新潟県内の温泉施設の休業が相次いでいますので、現在判明している分につきまとめてみました。
村上市では、勝木ゆり花温泉「ゆり花会館」、瀬波温泉「あかまつ荘」が、3月5日から3月19日まで休館します。(3月4日追記)
関川村では、桂の関温泉「ゆ~む」が、3月1日から当分の間休館します。
新発田市では、豊浦福祉センター「ほうづきの里」、月岡温泉足湯「湯足美」、新発田温泉「あやめの湯」、「紫雲の郷」が、3月1日から3月15日まで休館します。
また、「百花の里 城山温泉」は、3月9日から3月15日まで、営業時間を短縮し、11時から19時まで(受付18時まで)になるそうです。(3月4日追記)
阿賀町では、かのせ温泉「赤崎荘」が、3月16日から3月31日まで休館します。(3月7日追記)
三条市では、「いい湯らてい」、「さぎの湯」が、3月3日から3月15日まで休館します。
加茂市では、「加茂 美人の湯」が、3月3日から3月15日まで休館し、そのほか温浴設備のある各コミュニティセンターも休館します。
田上町では、老人憩いの家「心起園」が、3月3日から3月16日まで休館します。
弥彦村では、弥彦駅前広場足湯「湯のわ」が、3月いっぱい休館します。
また、「さくらの湯」は、3月9日からしばらくの間、営業時間を短縮し、閉館が21時(最終受付20時15分)となります。(3月6日追記)
長岡市では、「えちご川口温泉」が、3月1日から3月15日まで休館します。
魚沼市では、「神湯温泉倶楽部」が、3月9日から3月19日まで休館します。「見晴らしの湯 こまみ」は、3月5日から19日まで休館します。(3月6日追記)
特に混み合う人気温泉では、接触感染や飛沫感染のリスクがあることを認識すべきでしょう。
あとは、閉鎖空間で長時間過ごす岩盤浴や、正に換気が悪い密閉空間であるサウナも気になるところです。
いずれにしましても、発熱・咳などの感染症状がある場合は利用しないのが当然ですし、入館時にはしっかりと手を消毒し、ウイルスを持ち込まない最低限のエチケットが重要です。施設側も設備・備品の消毒や衛生管理、換気等に気を配っていただきたいものです。
前置きが長くなってしまいましたが、新潟県内でも2月29日に、新潟市秋葉区で第1号感染者が判明し、本日(3月3日)現在5人の感染者が確認されています。
これに伴い、新潟県内の温泉施設の休業が相次いでいますので、現在判明している分につきまとめてみました。
村上市では、勝木ゆり花温泉「ゆり花会館」、瀬波温泉「あかまつ荘」が、3月5日から3月19日まで休館します。(3月4日追記)
関川村では、桂の関温泉「ゆ~む」が、3月1日から当分の間休館します。
新発田市では、豊浦福祉センター「ほうづきの里」、月岡温泉足湯「湯足美」、新発田温泉「あやめの湯」、「紫雲の郷」が、3月1日から3月15日まで休館します。
また、「百花の里 城山温泉」は、3月9日から3月15日まで、営業時間を短縮し、11時から19時まで(受付18時まで)になるそうです。(3月4日追記)
阿賀町では、かのせ温泉「赤崎荘」が、3月16日から3月31日まで休館します。(3月7日追記)
三条市では、「いい湯らてい」、「さぎの湯」が、3月3日から3月15日まで休館します。
加茂市では、「加茂 美人の湯」が、3月3日から3月15日まで休館し、そのほか温浴設備のある各コミュニティセンターも休館します。
田上町では、老人憩いの家「心起園」が、3月3日から3月16日まで休館します。
弥彦村では、弥彦駅前広場足湯「湯のわ」が、3月いっぱい休館します。
また、「さくらの湯」は、3月9日からしばらくの間、営業時間を短縮し、閉館が21時(最終受付20時15分)となります。(3月6日追記)
長岡市では、「えちご川口温泉」が、3月1日から3月15日まで休館します。
魚沼市では、「神湯温泉倶楽部」が、3月9日から3月19日まで休館します。「見晴らしの湯 こまみ」は、3月5日から19日まで休館します。(3月6日追記)
新潟市では、今のところ温泉施設の休館情報は入っていません。しかし、新潟県内での感染者第1号の人が、エンジョイクラブ女池インター校の卓球スクールの会員で、他の感染者も同じ卓球スクールの会員であったことが判明し、さらにこのうちの女性2人が、系列の会員制温浴施設「スパ&ラウンジ長潟」を7日間に渡って利用していたとのことで、同館は3月3日から暫くの間休館となります。
そのほか、温泉ではありませんが、「潟東ゆう学館」の浴室、中之口老人福祉センター「やすらぎの湯」が、3月1日から3月16日まで休館します。
今後感染の拡大に伴って、休業する施設が増えることも予想されますので注意が必要です。
これとは別に、阿賀町の三川温泉「ホテルみかわ」は、中国人観光客のキャンセルが相次いだことなどにより、3月20日を最後に休業するそうです。
このホテルは、中国資本の日本法人が、2017年に第三セクターから買収して経営していましたが、赤字続きだったそうです。この状況下で、記録的少雪で三川温泉スキー場が営業できず、中国人スキー客がキャンセルされ、さらに新型コロナウイルス感染により訪日客がなくなり、営業を残念したようです。営業を継続する日帰り温泉「寿の湯」の従業員以外は解雇するとのことであり、今後の存続が危ぶまれます。
早い収束が望まれますが、COVID-19との戦いは、まだこれからが本番であり、耐え忍ぶ生活が続きます。刻々と状況は変化しており、状況を注意して見守りましょう。
感染症に負けない免疫力を高めるには温泉は有効です。かといって、温泉に浸かって新型コロナウイルス感染が治るわけではありません。温浴施設利用のリスクも認識したうえで、基本的注意の下に温泉を楽しみ、歴史に残るであろう苦難の時期を乗り切りましょう。
これとは別に、阿賀町の三川温泉「ホテルみかわ」は、中国人観光客のキャンセルが相次いだことなどにより、3月20日を最後に休業するそうです。
このホテルは、中国資本の日本法人が、2017年に第三セクターから買収して経営していましたが、赤字続きだったそうです。この状況下で、記録的少雪で三川温泉スキー場が営業できず、中国人スキー客がキャンセルされ、さらに新型コロナウイルス感染により訪日客がなくなり、営業を残念したようです。営業を継続する日帰り温泉「寿の湯」の従業員以外は解雇するとのことであり、今後の存続が危ぶまれます。
早い収束が望まれますが、COVID-19との戦いは、まだこれからが本番であり、耐え忍ぶ生活が続きます。刻々と状況は変化しており、状況を注意して見守りましょう。
感染症に負けない免疫力を高めるには温泉は有効です。かといって、温泉に浸かって新型コロナウイルス感染が治るわけではありません。温浴施設利用のリスクも認識したうえで、基本的注意の下に温泉を楽しみ、歴史に残るであろう苦難の時期を乗り切りましょう。