安田温泉「やすらぎ」で ゆたからサーモン を食す
先日は、暑い夏こそ熱い温泉ということで、胎内市の「塩の湯温泉」 に行って来ましたが、今度はぬるい強塩泉ということで、「 安田温泉 やすらぎ」の話題です。
ぬるい強塩泉といえば、かつて新発田市に「天神の湯」がありましたが、閉館して久しくなり、新潟市近郊では阿賀野市の「やすらぎ」ということになります。
毎年この時期になりますと「ぬるめの強塩泉」についての記事を書いていて、またかという感じですがお許しください。
ここは仕事帰りに度々利用しており、このブログに頻回に登場し、直近は5月にも記事にしたばかりなのですが、今回新ネタがありますのでお付き合いください。
先月末の某日、いつものように仕事帰りに立ち寄りました。早めに仕事を切り上げて到着。
ぬるい強塩泉といえば、かつて新発田市に「天神の湯」がありましたが、閉館して久しくなり、新潟市近郊では阿賀野市の「やすらぎ」ということになります。
毎年この時期になりますと「ぬるめの強塩泉」についての記事を書いていて、またかという感じですがお許しください。
ここは仕事帰りに度々利用しており、このブログに頻回に登場し、直近は5月にも記事にしたばかりなのですが、今回新ネタがありますのでお付き合いください。
先月末の某日、いつものように仕事帰りに立ち寄りました。早めに仕事を切り上げて到着。
玄関前に仮設の洗い場が設けられており、注意書きがいろいろ掲げられていますが、何とも言えないB級の雰囲気を感じます。
下足箱に靴を入れ、券売機で入浴券を購入。鍵とともに受付し、ロッカーキーとタオルセットを受け取ります。夜間割引600円(タオルセット付)は民間としては良心的です。
早速浴室へ。
早速浴室へ。
タオルセットは、前回同様に、タオルバックは使用せずに、使い捨てのポリ袋入りです。
コロナ時代はこれで行くのでしょうね。
浴室内は空いていて、洗い場とサウナに先客おられましたが、夕日が差し込む内湯には誰もいません。各浴槽とも独り占めの入浴を楽しむことができました。
内湯は残念ながら温泉ではありませんが、五頭の伏流水(要するに地下水)を使用しており、スーパー銭湯のようのようなカルキ臭さはなく、気持ち良く入浴できます。
浴室内は空いていて、洗い場とサウナに先客おられましたが、夕日が差し込む内湯には誰もいません。各浴槽とも独り占めの入浴を楽しむことができました。
内湯は残念ながら温泉ではありませんが、五頭の伏流水(要するに地下水)を使用しており、スーパー銭湯のようのようなカルキ臭さはなく、気持ち良く入浴できます。
ジェット浴槽で腰を癒して、大浴槽でゆったり。
小さな高温浴槽がお気に入りです。
この日の温度は44.3℃。熱い湯が好きな私には適温です。
温まったところで、露天風呂に移動。ここにも誰も客はおられず、独り占めの入浴を楽しみました。
男湯には、大・中・小の3つの浴槽があり、中央の柱のところから非加熱源泉が供給され、各浴槽に分流されています。
各浴槽内には加熱源泉の注入がありますが、温度設定が異なり、大浴槽はぬるめ、中浴槽が中間、小浴槽が熱めに設定されていますが、最近は中浴槽が一番熱めのことが多いように思います。
この中浴槽は非加熱源泉の供給量が多くて好きです。浴槽の隅の、加熱源泉の浴槽内注入口付近が私の好きな場所です。
源泉名は安田温泉、泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH 6.9です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。(分析表は相変わらず15年前のままです。)
アンモニウムイオン、よう素イオンを多量に含み、独特の臭気を発散する湯は、鉄泉の基準には若干足りませんが、鉄分も豊富に含み、茶濁りの湯になっています。
源泉温度が低いですので、浴槽内に加熱源泉の供給がありますが、前記しましたように、非加熱源泉が各浴槽に供給されており、その分は掛け流されています。
加熱源泉で背中をあぶってまどろみました。
この中浴槽は非加熱源泉の供給量が多くて好きです。浴槽の隅の、加熱源泉の浴槽内注入口付近が私の好きな場所です。
源泉名は安田温泉、泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH 6.9です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。(分析表は相変わらず15年前のままです。)
アンモニウムイオン、よう素イオンを多量に含み、独特の臭気を発散する湯は、鉄泉の基準には若干足りませんが、鉄分も豊富に含み、茶濁りの湯になっています。
源泉温度が低いですので、浴槽内に加熱源泉の供給がありますが、前記しましたように、非加熱源泉が各浴槽に供給されており、その分は掛け流されています。
加熱源泉で背中をあぶってまどろみました。
湯温が低めの大浴槽でゆったり。塀に囲まれ、外の景色が見えないのは残念ですが、ぬるめの強塩泉をたっぷりと楽しみました。
ちなみに塀の直下は道路で、その向こうには田園風景が広がっています。
かつて露天風呂に水車があった時代が懐かしいですが、遠い昔の思い出です。
さて、今回の話題に移りましょう。
昨年12月のブログで紹介しましたが、安田温泉「やすらぎ」は、敷地内の倉庫として使用していた建物を改修して、2017年12月からトラウトサーモンの養殖を始めました。トラブルもあったようですが、出荷できるまでになり、昨年11月にお披露目会が開催されました。
温泉水を利用して養殖しているということではなく、良質なオメガ系必須脂肪酸・抗酸化成分アスタキサンチンを豊富に含んだ専用の配合飼料に、温泉水と地元の安田ヨーグルトから自社で抽出した栄養豊富なホエイ(乳清)を混ぜて与え、屋内の隔離された環境で薬品を一切使わずに養殖する「無投薬システム」を実現し、安心・安全な養殖サーモンを提供しているということです。
この養殖サーモンは「安田温泉ゆたからサーモン」と命名されて売り出されましたが、当初はイベントでの提供や、予約の宴会等での提供に限られていました。
この春から本格的な出荷が始まり、前回のブログでも記しましたが、ここの食事処での提供が始まりました。ぜひ食べたいと思っていましたので、今回ようやく食べてみることにしました。
さて、今回の話題に移りましょう。
昨年12月のブログで紹介しましたが、安田温泉「やすらぎ」は、敷地内の倉庫として使用していた建物を改修して、2017年12月からトラウトサーモンの養殖を始めました。トラブルもあったようですが、出荷できるまでになり、昨年11月にお披露目会が開催されました。
温泉水を利用して養殖しているということではなく、良質なオメガ系必須脂肪酸・抗酸化成分アスタキサンチンを豊富に含んだ専用の配合飼料に、温泉水と地元の安田ヨーグルトから自社で抽出した栄養豊富なホエイ(乳清)を混ぜて与え、屋内の隔離された環境で薬品を一切使わずに養殖する「無投薬システム」を実現し、安心・安全な養殖サーモンを提供しているということです。
この養殖サーモンは「安田温泉ゆたからサーモン」と命名されて売り出されましたが、当初はイベントでの提供や、予約の宴会等での提供に限られていました。
この春から本格的な出荷が始まり、前回のブログでも記しましたが、ここの食事処での提供が始まりました。ぜひ食べたいと思っていましたので、今回ようやく食べてみることにしました。
「刺身定食」と「さけイクラ丼」で食することができますが、奮発して「刺身定食」(1600円)をいただきました。
肝心のサーモンは3切れしかありませんでしたが、美味しくいただきました。
サーモン臭さがなくて良いですね。
阿賀野市には「ゆたからサーモン」のほかにも、地ビールの「スワンレイクビール」のビール粕を混ぜた飼料で育てた雌牛の「あがの姫牛」、安田ヨーグルト」のホエイ(乳清)を混ぜた飼料で育てた豚の「純白のビアンカ」、清浄な五頭の伏流水で育てた鰻の「あがの夢うなぎ」もありますが、ここでは「あがの姫牛」も食べることができます。次はこれをいただきましょうか。
この温泉はぬるい強塩泉と紹介しましたが、やっぱり強塩泉は侮れず、湯上りの汗はなかなか引かないで困りました。
汗を拭き拭き食事をいただき、ほどほどにクールダウンしたところで退館しました。
阿賀野市には「ゆたからサーモン」のほかにも、地ビールの「スワンレイクビール」のビール粕を混ぜた飼料で育てた雌牛の「あがの姫牛」、安田ヨーグルト」のホエイ(乳清)を混ぜた飼料で育てた豚の「純白のビアンカ」、清浄な五頭の伏流水で育てた鰻の「あがの夢うなぎ」もありますが、ここでは「あがの姫牛」も食べることができます。次はこれをいただきましょうか。
この温泉はぬるい強塩泉と紹介しましたが、やっぱり強塩泉は侮れず、湯上りの汗はなかなか引かないで困りました。
汗を拭き拭き食事をいただき、ほどほどにクールダウンしたところで退館しました。