半年ぶりに「さくらの湯」 掛け流しを楽しむ
昨日はお盆休みをいただき、両親・兄の墓参と、ペット霊園のお参りを済ませた後、弥彦村の弥彦桜井郷温泉「さくらの湯」に行ってきました。
ここは、4月13日から“コロナ休み”に入り、5月16日より営業を再開しました。再開初日に行ってみたのですが、入館制限が行われていて利用を断念しました。その後行く機会がなく、今年の2月以来半年ぶりの利用になります。
お盆期間ではありましたが、平日のためもあってか駐車場は空いていました。行楽に出かける人は少ないのでしょうか。はやりこれまでとは違った“特別なお盆”なのでしょうか。
玄関先で手の消毒をして入館。下足箱に靴を入れ、体温チェックを受け、
入館料は、タオルセット・
通常の館内着でなく、本物の浴衣で、
浴室は空いていて、密集・密接のリスクがなくて良かったです。
掛け湯をして、まずは内湯でゆったり。内湯は窓際に大小二つの浴槽があり、大浴槽は通常の温度、
大浴槽に先客はおられず、独り占めの入浴を楽しみました。湯温は熱めで、
無色透明ながらも、硫化水素臭が漂い、
源泉名は、やひこ桜井郷。泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)。源泉温度44.2℃、湧出量394L/分(動力)、PH 8.2です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成28年9月30日付)は、Li 0.1、Na 728.2、K 6.0、NH4 0.8、Mg 1.7、Ca 129.1、Sr 4.5、Ba 1.0、F 2.2、Cl 1228、Br 4.2、I 0.5、HS 6.6、S2O3 0.3、SO4 63.8、HPO4 7.3、HCO3 47.2、CO3 0.6、メタケイ酸 27.2、メタホウ酸 13.6、遊離CO2 0.5、遊離H2S 0.5 など、ガス性除く成分総計は2273mg/kg。です。
加水なし、源泉掛け流し、入浴に適した温度に保つため一部加温、衛生管理のため一部循環、衛生管理のため塩素系薬剤を使用との掲示があります。
毎回書いていますが、この源泉は検査のたびに濃厚になっており、硫黄分も増えて硫黄泉としての味わいも深くなっています。
内湯を十分に味わって露天風呂へ。ここも混み合うことはなく、各浴槽を順に楽しみました。
壺湯に浸かり、
最近はサウナを避けることが多いのですが、中を覗いてみますと無人でしたので、独り占めで楽しみました。
内湯のハーブ風呂は、いつもは利用しないのですが、
洗い場は仕切り付で、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。垢すりが使えるのはありがたいです。
脱衣場洗面台は分散してあり、ドライヤーのほか、整髪料やブラシが置いてあるのは良いですね。
掛け流しの硫黄泉を堪能し、浴衣に着替え、浴室を後にしました。
浴室前には別料金(500円)の岩盤浴がありますが、通常の入浴で十分すぎるほど満足できますので、必要性を感じたことがありません。
足湯のあるテラスを覗いてみましたが、外は暑いためか利用者は全くなく無人でした。
爽やかな風が吹き抜けて、風鈴が鳴っていました。
足湯利用者用のタオルが用意されているのはいいですね。
畳の広間にある無料の冷茶をたっぷりといただき、冷房の効いた休憩所でこの原稿を書きながらクール
時間を見計らって退館しましたが、柔らかな硫黄泉の掛け流しは最高ですね。値段以上の満足感を味わえてお勧めです。
なお、新型コロナウイルスの新潟県内での感染拡大に伴い、8月1日から営業時間は10時から21時(最終受付20時15分)までに短縮されていますので、ご注意ください。