雨の朝湯を楽しむ 今朝は「ヴィネスパ」
ということで、今朝は「ヴィネスパ」の朝湯を楽しんで来ました。5月に来て以来3ヶ月ぶりになります。
ゆっくりと新聞を読み、早めに家を出て、
営業開始とともに入館しました。
入館料はタオルなしで1000円と高額ですが、
正直言えば、6時から500円の朝湯の復活を期待しますが、
浴室は一番乗りで、誰もいません。
脱衣している間に次の客が来られましたので、
当然ながら無人の浴室です。洗い場にも誰もいません。
体を洗っている間に、次の客が内湯に浸かっておられましたので、
無人の大露天風呂。
そして小露天風呂。
まずは、前回来たときは工事中だったこの小露天風呂に浸かりました。
雲に隠れた角田山を眺めて温まりました。湯温は41.3℃を表示。適温で気持ち良かったです。
この小露天風呂には「るりの湯」という第1号源泉が使用され、掛け流しされています。
源泉名は角田山温泉第一号源泉。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度42.7℃、湧出量記載なし、PH 9.0。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成29年9月5日付)は、Na 192.2、K 3.0、Mg 0.2、Ca 2.5、F 0.9、Cl 55.1、Br 0.2、I 0.2、NO2 0.5、SO4 123.9、HCO3 245.9、CO3 27.0、メタケイ酸 46.3、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 0.3 など、ガス性除く成分総計は700mg/kgです。
この第一号源泉は、以前はガス性除く成分総計が1379mg/kgと塩類泉の基準を満たし、ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉でしたが、現在は薄くなって、アルカリ性単純温泉となりました。
無色透明無味無臭ですが、トロトロ感、ツルスベ感があって、浴感は良好です。アルカリ性単純温泉の良さが出ています。
続いて大露天風呂に移動。場所を変えながらゆったりと過ごしました。

この大露天風呂には、内湯と同じ「ひすいの湯」という第2号源泉が循環使用されています。
源泉名は角田山温泉第二号源泉。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度48.0℃、湧出量記載なし、PH 9.0。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成29年9月5日付)は、Na 258.1、K 2.0、Ca 2.3、F 1.3、Cl 147.1、Br 0.3、I 0.2、NO2 0.2、SO4 187.6、HPO4 0.1、HCO3 152.6、CO3 27.0、メタケイ酸 61.0、メタホウ酸 3.7、遊離CO2 0.1 など、ガス性除く成分総計は844mg/kgです。
無色透明無味無臭ながらもツルスベ感があり、アルカリ性単純温泉の魅力があふれた気持ちが良いお湯です。湯温はぬるめで、温度計は38.5℃を表示していました。
露天風呂を十分に楽しんでいるうちに、他の客が来られましたので、内湯に戻りました。浴室内は無人であり、完全な独り占めです。
露天風呂と違って湯は微白濁し、白い湯花も浮遊していました。
温度計は41.5℃を表示し、温まりも良く、ツルスベの湯は気持ちよかったです。
窓越しに見える木々を見ながら、うっとりと湯に浸かりました。
この内湯は、大露天風呂と同じ「ひすいの湯」という第2号源泉が使用されています。
露天風呂とは違って、この内湯は掛け流しで使用されています。露天風呂は無色透明でしたが、内湯は白濁していました。
この違いはなぜでしょうか。湯の鮮度の違いでしょうか。掛け流しの内湯が透明で、循環式の露天風呂が酸化されて白濁しているということなら理解しやすいのですが、その逆です。ご存知の方がありましたら教えてください。
その後は再び露天風呂へ。場所を変えながら湯に浸かり、温泉の楽しみを堪能しました。
水風呂に浸かってクールダウン。
その後は再び湯に浸かり、頭を空っぽにしました。
結局、内湯・露天風呂と楽しんでいる間に来た客は、私のほかは2人だけでした。それぞれが別の浴槽に出たり入ったりしていましたので、重なることはなく、各浴槽とも貸切の贅沢な時間を過ごしました。
その後、客がパラパラと来たところで、入れ替わりに浴室を後にしました。
玄関から浴室への通路に、以前は2階の休憩スペースにあった安楽椅子が間隔を空けて並べられていました。
しばしこの椅子で、雨降る庭を見ながらクールダウン。
美味しく水分と塩分を補給しました。
2階も覗いてみましたが、安楽椅子が移動された分、ゆったりとしていました。
ここでもひと休み。
この原稿を書き、雨が降りやんだことを確認し、頃合いを見て退館しました。
帰り道の国道は乾いており、雨が降った形跡はありませんでした。局所的な雨だったようですね。