年末恒例 「だいろの湯」カレンダー

 昨日は時間が空いたのですが遠出もできず、久しぶりに「だいろの湯」に行ってきました。表題の如く、毎年年末に配布されているカレンダーをもらうのも目的です。10月以来2か月ぶりの「だいろの湯」です。

 混雑はいやですので、おそらく空いている時間帯を狙って、昼下がりに「だいろの湯」に到着。思惑通り駐車場は空いていました。

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 10月に新潟市第1号としてオープンした玄関横の飲泉所で、手を洗ってひと飲みしてから中に入りました。

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 下足箱に靴を入れ、受付へ。入館料はタオルセット付で880円です。タオルバッグは廃止され、むき出しのタオルセットを受け取って浴室に行きます。

 期待通りに浴室は空いていました。掛け湯をして内湯へ。混み合うこともなく、ゆったりと温まりました。

 微白濁の湯は、浴槽内注入がありますが、供給された源泉は浴槽縁から掛け流されています。
 この2号源泉は、微硫化水素臭、塩味・硫黄味がありますが、最近濃くなったように感じます。「だいろの湯」としてはメインの源泉ではありませんが、一般レベルでいえば魅力あふれる硫黄泉であり、主役を張れるパワーを十分に持っています。

 そしてメインの1号源泉の大庭園露天風呂へ。冬季ということで周りの戸がかなり閉められていて、露天風呂という雰囲気は乏しくなっています。

 淡緑色透明な湯は硫化水素臭が香しく、塩味・硫黄味がある新潟を代表する素晴らしい硫黄泉です。硫黄分の多さは月岡温泉に次いで新潟県内第2位であり、全国的にも屈指です。
 内湯の2号源泉との温度交換で湯温を下げているとのことですが、湯温はいつもより高めであり、私の体感で43℃以上はありそうで、湯口付近はもっと高温でした。
 噴湯口の下からの浴槽内注入口から噴き出す熱い源泉に背中をあぶり、体の芯から温まりました。
 月岡温泉のようにツルスベ感はありませんが、やはり魅力ある温泉です。

 十分温まったところで、3号源泉の露天風呂に移動。いつもの場所で泡付を堪能。無色透明無臭の湯は、ぬるめに設定されており、私の体感で36~37℃程度でしょうか。クールダウンには最適です。この3号源泉は湯量が豊富で、「ドーミーイン新潟」や「めんめん亭わたや」にも供給されています。

 1号源泉で火照った体を3号源泉で冷やし、再び1号源泉に戻って体をあたため、温泉を楽しみました。
 混雑することもなく、タイミング良く50畳の大庭園露天風呂を数分間ではありましたが独り占めできました。

 各源泉の泉質の詳細につきましては、これまで散々書いてますし前回のブログでも詳しく記載していますので今回は省きます。

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 3つの源泉を、趣の異なる3つの浴槽で楽しめるのが「だいろの湯」の魅力です。浴槽内に「撹拌のため」と称する加熱源泉の注入がありますが、オーバーフローされていますので、掛け流しということで良いのでしょう。

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 食事処に行きましたら、昼食時を過ぎていたためか空いていました。

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 今回いただいたのはこれ。

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 お刺身定食(1280円、税別)でしたが、美味しくいただきました。

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 ロビーでしばし休憩して退館することにしました。

 帰りに受付で紙コップをいただき、飲泉所で飲泉しました。

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 カルピスを源泉で割って飲むのがお勧めですが、もちろんそのままでも飲めます。美味しいとは言えませんが、新潟市唯一の保健所公認の飲泉所ですので貴重です。
 私は湯上りで乾いたのどを潤して、ついつい量が過ぎてしまい、帰り道に口内に硫化水素臭が充満し、少し気持ち悪くなってしまいました。皆さんは適量にとどめ、飲み過ぎませんように・・。

 最近は利用回数が減りましたが、何だかんだで開業以来大好きな温泉です。

 帰る頃には客も増えてきて、駐車場も賑わってきました。
 
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 温泉櫓を見上げて別れを惜しみ、家路につきました。

 で、最後になりましたが、今日のメインの話題のはずだった「だいろの湯カレンダー」
DSC_8922-crop.JPG 2021年は、「だいろの湯」としては今年最大の話題と言える飲泉所です。カレンダーはまだたくさんあるようですが、限りはありましょうから早めにいただきましょう。



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