今月も平日夜割600円 「花水」

 新潟市秋葉区の人気日帰り温泉の「花水」ですが、今月も平日の夜間割引を継続しています。

 「花水」は、新型コロナ禍中の昨年5月、1か月間まるまる休館し、メンテナンスとリニューアルが行われ、6月にリニューアルオープンしました。
 同時に料金体系が変更され、これまでタオルセット付950円を基本としていましたが、タオルなし800円となり、タオルセットは別料金で150円となりました。
 タオルセット込のトータル料金には変更はないですが、タオルを持参すれば800円で利用できるようになりました。

 6月は、リニューアルオープン記念でタオル別料金が終日600円で良かったのですが、1か月間の期間限定で終了しました。
 7月からは、タオルなしで800円になりましたが、平日10時から11時の入館はタオルなし600円になる「平日朝割」が設定されました。
 私は平日昼間は利用できませんので、ほかの割引がほしいと思っていたところ、7月27日から8月31日までの期間限定で、平日18時以降の入館は、夜間割引でタオルなし600円という「平日夜割」という企画が発表されました。期間限定という言葉に弱い私は、このチャンスとばかりに利用させていただきました。

 その後どうなるのかと思いましたが、好評だったということで9月も期間限定で「夜割」が延長されました。
 その後10月も期間限定と謳いながら延長され、11月も、12月も、年を越して1月も期間限定の「夜割」が継続されました。結局期間限定に踊らされ、毎月何度かの「花水」通いが続く結果となりました。
 まんまと罠にはまったわけですが、大好きな温泉ですので、お得に利用させていただいて感謝しなければなりません。

 ということで、結局今月も、18時から20時30分までの入館は、大人600円、小人200円、タオルは別で150円、メンバーズカードのポイント対象という「平日夜割600円」を行うとのメールが届き、先日行ってきました。
 ちなみに、平日朝10時から11時までの入館はタオル別で600円になる「平日朝割600円」という企画も7月来「夜割」と同様に継続されています。

 仕事帰りに「花水」に到着。平日夜は空いていて、駐車場もガラガラです。 

 いつものように観音様にお参りした。

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 ちなみに、この観音様は新潟市南区の仏壇店の「吉運堂」が店のモニュメントとしていた観音像を処分することになり、引取先を募集していましたが、秋葉温泉「花水」が引き取ることになり、2010年に設置されました。

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 玄関先で手の消毒と体温測定して入館。下足箱に靴を入れて受付へ。タオルセットも借りて、750円で払いました。

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 毎月の「花水」通いのお蔭で、メンバーズカードのスタンプ10個はすぐにたまり、ご褒美に入浴券をいただきました。

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 「夜割」も「朝割」もポイント対象というのはありがたいですね。

 さて、浴室は混み合うことなく、ゆったりと湯に浸かりました。内湯では奥の注湯口前の丸太に頭を載せて、加熱源泉を体を受けてあたたまるのが大好きなのですが、今回もほかに客はおられませんでしたので、楽しませていただきました。
 湯温は私の体感で42℃程度の適温。細かな泡付もあって快適な時間を過ごしました。

 露天風呂には先客がおられましたが、ほどなくして出られ、以後は貸切の雪見風呂を楽しみました。
 露天風呂は内湯に比してぬるめですが、浴槽内の加熱源泉注入口で背中あぶりしていますと良い気持ちです。

 無人のメディテーションバスでひと休みし、再び内湯に浸かって温まり、浴室を後にしました。サウナも利用したいところですが、
リスク管理のため、最近は利用を避けています。

 源泉名は秋葉温泉「花水」。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性高張性温泉)。源泉温度40.1℃。湧出量55L/分(掘削自噴)。pH 7.2(湧出地)、7.4(試験室)。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成24年4月26日分析)は、Li 0.4、Na 4422、K 124.4、NH4 31.7、Mg 17.7、Ca 75.3、Sr 0.7、Ba 0.4、Fe(II) 0.7、F 0.5、Cl 5310、Br 25.3、I 9.4、SO4 3.3、HPO4 1.3、HCO3 3020、メタケイ酸 188.7、メタホウ酸 346.5、遊離CO2 319.7 など、ガス性除く成分総計は13578mg/kgです。
 浴槽内での成分量が10,000mg/kg程度となるよう加水・希釈されており、加温あり、循環・ろ過あり、入浴剤添加なし、殺菌消毒ありとのことです。

 実際の湯は無色透明ながら芳香が漂い、トロトロ・ツルスベの湯は、出汁の効いたほどよい塩味で、自己責任で舐めますと美味しく感じます。

 炭酸水素イオンの量は県内最高クラスであり、ヨウ素イオンもヨウ素泉の基準(10mg/kg)にわずかに足りないだけで、遊離炭酸ガスもかなり含まれます。希釈されない生の源泉に浸かりたいという思いはありますが、これはこれで、十分に満足できます。
 注湯口付近では泡付もあり、注湯分はしっかりとオーバーフローされていますので、鮮度も十分に保たれており、源泉原理主義者以外は十分楽しめるものと思います。

 湯上りにはヒーリングルームでクールダウン。

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 広間は前回同様にテーブルが片付けられて殺風景。何もないと落ち着かず、壁際にいてしまいます。

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 結局落ち着かず、ロビーの椅子でもうひと休みして退館しました。

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 恒常化した「夜割」に「昼割」。「昼割」を利用することはありませんが、せいぜい「夜割」を楽しませていただきます。


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