混雑避けて独り占め 「馬下保養センター」
仕事帰りのひと風呂は、私の心身の健康維持に欠かせませんが、「花水」や「やすらぎ」ばかりではワンパターンですので、先週の某日、五泉市の「馬下保養センター」に行ってきました。前回来たのが昨年8月でしたので、半年ぶりになります。
国道49号線を阿賀野市から会津方面に進み、国道290号線の馬下橋を渡って阿賀野川の対岸へ渡ります。少し進んで左折して磐越西線の踏切を渡り、細道を少し進んで左折、さらに左折して坂道を上って行きます。しばらく進んだ先に「馬下保養センター」があります。向かいは特別養護老人ホーム「菅名の里」です。
国道49号線とは阿賀野川を挟んだ対岸の高台にあり、眼下に阿賀野川が流れています。
記録的豪雪からしばらく経ちますが、道路沿いの雪はまだ多く残っており、車のすれ違いは大変ですので、対向車が来ないかと冷や冷やでした。
駐車場には車が3台のみでしたが、私と入れ替わりに1組が出て行かれました。
玄関を入りますと、左手に下足箱がありますが、鍵なしです。利用者は少ないはずですが、なぜか下足箱の多くは使用中であり、空いているのを探すのも大変だったりします。この辺はなかなかユニークです。
受付のおじさんに料金を払います。入館料は大人500円、小人250円でタオルなしです。営業時間は9時から20時まで、定休日は第4水曜日です。
廊下を歩いた先の右手に男女浴室があります。
脱衣場には脱衣棚に脱衣かご、鍵付き貴重品ロカーもあります。
洗面台にはドライヤーがあります。
浴室に入りますと、もうもうとした湯気。先客が2人おられましたが、ほどなくして退室され、以後私だけの独り占めとなりました。
浴室内には、窓際に大浴槽がひとつのみです。
両側の壁際に洗い場が4か所ずつあり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
浴室の壁はヒノキだそうで、茶色い木目が落ち着きを醸し出しています。
「内装の新しいヒノキは生木を使用していますので、若干の歪みが出ております。現在調整中ですのでご了承ください。」と掲示されていましたが、どこが悪いのかはわかりませんでした。
さて、浴槽には湯口から大量の湯が注がれています。
循環式ですが、わずかながらオーバーフローがあります。
無色透明で、ほとんど無臭ですが、わずかな塩味があります。一見特徴のない湯ですが、トロトロ感があり、カルキ臭さはなく、特に不満はありません。
湯温は41.5℃を掲示。
ちょっとぬるめに感じました。注湯口からは加熱源泉が投入されていて湯温が高めでしたので、ここでじっくりと温まりました。
その後徐々に湯温は上昇し、最終的には42.0℃に落ち着きました。
さて、源泉名は馬下温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度29.2℃、使用位置42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年4月17日分析)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
そのほか自主衛生管理として、毎日浴槽の湯を入れ替え、常に浴槽より温泉を溢水させ排水、毎夜間浴槽内の洗浄、毎朝、日中に浴室、脱衣所の清掃を実施という掲示もありました。
源泉温度が低いですので、加熱・循環・濾過は仕方ないですが、温泉パワーは侮れず、温まりは抜群です。
咲花温泉の隣ですが、硫黄泉の咲花温泉とは全く異なり、泉質的には対岸の宝珠温泉とよく似ています。
窓の外は雪景色。
窓越しでしたが、雪見風呂ということになりましょうか。
湯上りに、大広間でひと休み。
暖房が効いていて心地よかったですが、大広間が広すぎて、独り占めは心苦しかったです。
大浴槽があるだけで、サウナも露天風呂もありません。逆にそのシンプルさが魅力でもあります。混み合うこともなく、蜜を避けてゆったりと過ごすには最適です。
私が最後の客となって退館しました。暗い夜道を進んで家路につきましたが、汗がなかなか引かないで困りました。やはり温泉は違いますね。
国道49号線を阿賀野市から会津方面に進み、国道290号線の馬下橋を渡って阿賀野川の対岸へ渡ります。少し進んで左折して磐越西線の踏切を渡り、細道を少し進んで左折、さらに左折して坂道を上って行きます。しばらく進んだ先に「馬下保養センター」があります。向かいは特別養護老人ホーム「菅名の里」です。
国道49号線とは阿賀野川を挟んだ対岸の高台にあり、眼下に阿賀野川が流れています。
記録的豪雪からしばらく経ちますが、道路沿いの雪はまだ多く残っており、車のすれ違いは大変ですので、対向車が来ないかと冷や冷やでした。
駐車場には車が3台のみでしたが、私と入れ替わりに1組が出て行かれました。
玄関を入りますと、左手に下足箱がありますが、鍵なしです。利用者は少ないはずですが、なぜか下足箱の多くは使用中であり、空いているのを探すのも大変だったりします。この辺はなかなかユニークです。
受付のおじさんに料金を払います。入館料は大人500円、小人250円でタオルなしです。営業時間は9時から20時まで、定休日は第4水曜日です。
廊下を歩いた先の右手に男女浴室があります。
脱衣場には脱衣棚に脱衣かご、鍵付き貴重品ロカーもあります。
洗面台にはドライヤーがあります。
浴室に入りますと、もうもうとした湯気。先客が2人おられましたが、ほどなくして退室され、以後私だけの独り占めとなりました。
浴室内には、窓際に大浴槽がひとつのみです。
両側の壁際に洗い場が4か所ずつあり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
浴室の壁はヒノキだそうで、茶色い木目が落ち着きを醸し出しています。
「内装の新しいヒノキは生木を使用していますので、若干の歪みが出ております。現在調整中ですのでご了承ください。」と掲示されていましたが、どこが悪いのかはわかりませんでした。
さて、浴槽には湯口から大量の湯が注がれています。
循環式ですが、わずかながらオーバーフローがあります。
無色透明で、ほとんど無臭ですが、わずかな塩味があります。一見特徴のない湯ですが、トロトロ感があり、カルキ臭さはなく、特に不満はありません。
湯温は41.5℃を掲示。
ちょっとぬるめに感じました。注湯口からは加熱源泉が投入されていて湯温が高めでしたので、ここでじっくりと温まりました。
その後徐々に湯温は上昇し、最終的には42.0℃に落ち着きました。
さて、源泉名は馬下温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度29.2℃、使用位置42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年4月17日分析)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
そのほか自主衛生管理として、毎日浴槽の湯を入れ替え、常に浴槽より温泉を溢水させ排水、毎夜間浴槽内の洗浄、毎朝、日中に浴室、脱衣所の清掃を実施という掲示もありました。
源泉温度が低いですので、加熱・循環・濾過は仕方ないですが、温泉パワーは侮れず、温まりは抜群です。
咲花温泉の隣ですが、硫黄泉の咲花温泉とは全く異なり、泉質的には対岸の宝珠温泉とよく似ています。
窓の外は雪景色。
窓越しでしたが、雪見風呂ということになりましょうか。
湯上りに、大広間でひと休み。
暖房が効いていて心地よかったですが、大広間が広すぎて、独り占めは心苦しかったです。
大浴槽があるだけで、サウナも露天風呂もありません。逆にそのシンプルさが魅力でもあります。混み合うこともなく、蜜を避けてゆったりと過ごすには最適です。
私が最後の客となって退館しました。暗い夜道を進んで家路につきましたが、汗がなかなか引かないで困りました。やはり温泉は違いますね。