初夏の夕暮れ、ぬる湯を楽しむ 安田温泉「やすらぎ」
6月になり、季節は春から夏へと移り変わりました。先日はついに30℃超えとなり、暑さに慣れない体にはきつく感じました。こんな季節には、ぬるめの温泉が心地良いですね。
新潟県内には“ぬる湯”が魅力の温泉がいくつかあります。例えば、長岡の「寺宝温泉」や魚沼市の「駒の湯温泉」などは、ぬる湯の大量掛け流しを楽しめます。
夏季のみの期間限定ではありますが、阿賀町の「七福温泉」や妙高市の「かわら亭 景虎の湯」では非加熱源泉の“冷泉風呂”を楽しめます。
また、かつて新発田市にあった「天神の湯」は、ガス性除く成分総計が30251.2mg/kgのナトリウム-塩化物強塩温泉ながらも、露天風呂の湯温は低く、ゆったりと湯を楽しむことができました。
そして、ぬるい強塩泉といえば、阿賀野市の安田温泉「やすらぎ」の露天風呂を忘れてはなりません。
ということで、先日仕事帰りに「やすらぎ」に寄ってきました。前回行ったのが3月でしたので、3ヵ月ぶりになりましょうか。
さすがに6月、日没は随分と遅くなり、6時半過ぎでも明るく、夏到来を実感させられます。
玄関前の流しで手を洗って中に入りましょう。
このB級の雰囲気が「やすらぎ」を象徴しています。
玄関に入りますと、下足箱の上に置かれた招き猫が迎えてくれます。
靴を入れ、券売機で入浴券を購入。
通常料金はタオルセット付で850円ですが、夕方5時以降は夜間割引でタオル付600円とお得になります。営業時間は9:30~21:00です。
下足箱の鍵と入浴券と引き換えに、ロッカーの鍵とタオルセットを受け取ります。
ウイズコロナになってからタオルバックが廃止され、使い捨ての薄いビニル袋に変更されました。
平日ですので脱衣場はガラガラ。
このロッカーは何と496もあるというのは驚きです。
浴室も空いていて、内湯は無人。
温まったところで露天風呂へ。ほかに客はなく、しばらくの間独り占めの入浴を楽しむことができました。これは気分良いですね。
男湯は大中小3つの浴槽に分かれていて、温度設定が異なります。
中央の柱に非加熱源泉の供給があり、3つの浴槽に分流して供給され、その分は賭け流されています。
各浴槽内には加熱源泉の注入があります。
この一番大きな浴槽は湯温が一番低く、ぬる湯を楽しむことができます。
湯温は私の体感で38℃程度。不感温度で、ゆったりと強塩泉に浸かって、乱れた自律神経を鎮めました。
景色は見えませんが、立ち上がって塀の外を見ますと、田園風景が広がっています。
温まりたいときは、この中浴槽がお勧めです。
全体としての湯温は低めですが、浴槽内の加熱源泉注入口で背中あぶりしますと、温まりが良いです。
もっと温まりたいときは、内湯の小浴槽がお勧めです。
この日の湯温は44.7℃。
塩の湯温泉並みの湯温ですが、内湯は地下水の沸かし湯ですので、体への刺激は少なく感じます。一般的には十分熱い湯温ですが、加齢で皮膚感覚が鈍った私には、ちょうど良く感じます。
新潟県内には“ぬる湯”が魅力の温泉がいくつかあります。例えば、長岡の「寺宝温泉」や魚沼市の「駒の湯温泉」などは、ぬる湯の大量掛け流しを楽しめます。
夏季のみの期間限定ではありますが、阿賀町の「七福温泉」や妙高市の「かわら亭 景虎の湯」では非加熱源泉の“冷泉風呂”を楽しめます。
また、かつて新発田市にあった「天神の湯」は、ガス性除く成分総計が30251.2mg/kgのナトリウム-塩化物強塩温泉ながらも、露天風呂の湯温は低く、ゆったりと湯を楽しむことができました。
そして、ぬるい強塩泉といえば、阿賀野市の安田温泉「やすらぎ」の露天風呂を忘れてはなりません。
ということで、先日仕事帰りに「やすらぎ」に寄ってきました。前回行ったのが3月でしたので、3ヵ月ぶりになりましょうか。
さすがに6月、日没は随分と遅くなり、6時半過ぎでも明るく、夏到来を実感させられます。
玄関前の流しで手を洗って中に入りましょう。
このB級の雰囲気が「やすらぎ」を象徴しています。
玄関に入りますと、下足箱の上に置かれた招き猫が迎えてくれます。
靴を入れ、券売機で入浴券を購入。
通常料金はタオルセット付で850円ですが、夕方5時以降は夜間割引でタオル付600円とお得になります。営業時間は9:30~21:00です。
下足箱の鍵と入浴券と引き換えに、ロッカーの鍵とタオルセットを受け取ります。
ウイズコロナになってからタオルバックが廃止され、使い捨ての薄いビニル袋に変更されました。
平日ですので脱衣場はガラガラ。
このロッカーは何と496もあるというのは驚きです。
浴室も空いていて、内湯は無人。
温まったところで露天風呂へ。ほかに客はなく、しばらくの間独り占めの入浴を楽しむことができました。これは気分良いですね。
男湯は大中小3つの浴槽に分かれていて、温度設定が異なります。
中央の柱に非加熱源泉の供給があり、3つの浴槽に分流して供給され、その分は賭け流されています。
各浴槽内には加熱源泉の注入があります。
この一番大きな浴槽は湯温が一番低く、ぬる湯を楽しむことができます。
湯温は私の体感で38℃程度。不感温度で、ゆったりと強塩泉に浸かって、乱れた自律神経を鎮めました。
景色は見えませんが、立ち上がって塀の外を見ますと、田園風景が広がっています。
温まりたいときは、この中浴槽がお勧めです。
全体としての湯温は低めですが、浴槽内の加熱源泉注入口で背中あぶりしますと、温まりが良いです。
もっと温まりたいときは、内湯の小浴槽がお勧めです。
この日の湯温は44.7℃。
塩の湯温泉並みの湯温ですが、内湯は地下水の沸かし湯ですので、体への刺激は少なく感じます。一般的には十分熱い湯温ですが、加齢で皮膚感覚が鈍った私には、ちょうど良く感じます。
さて、露天風呂のみ源泉が使用されていますが、源泉名は安田温泉、泉質はナトリウム-塩化物強塩泉、源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH 6.9です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
注がれる非加熱源泉は透明ですが、鉄分が豊富ですので、浴槽では酸化されて赤茶けた濁り湯になっています。アンモニア臭を感じる茶褐色に混濁した湯は存在感があります。
サウナがあるのですが、3蜜対策で自己防衛するため、ここしばらくは利用していません。
湯上がりには浴室横で休めます。
食事処兼用の広間でもは休めます。
しばしクールダウンして退館しました。
これから暑さが厳しくなりますが、強塩泉のぬる湯を楽しむには最適な季節です。皆様方もいかがでしょうか。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成15年8月7日付)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
注がれる非加熱源泉は透明ですが、鉄分が豊富ですので、浴槽では酸化されて赤茶けた濁り湯になっています。アンモニア臭を感じる茶褐色に混濁した湯は存在感があります。
サウナがあるのですが、3蜜対策で自己防衛するため、ここしばらくは利用していません。
湯上がりには浴室横で休めます。
食事処兼用の広間でもは休めます。
しばしクールダウンして退館しました。
これから暑さが厳しくなりますが、強塩泉のぬる湯を楽しむには最適な季節です。皆様方もいかがでしょうか。