明日から長期休館! 「じょんのび館」

 以前のこのブログでご紹介しましたように、新潟市西蒲区の日帰り温泉「じょんのび館」は、明日(7月19日)から設備改修工事のため、12月20日まで長期の休館となります。
じょんのび館 臨時休館のご案内-1.jpg
 しばらく利用できなくなりますので、昨日行って来ました。前回行ったのが4月でしたので、3ヶ月ぶりになります。

 梅雨が明けて、午前中から30℃超えのなか、車を進めました。

DSC_0618.JPG
 玄関先には「源氏の湯」の露天風呂が閉鎖中との掲示がありました。

DSC_0592.JPG
 手の消毒と検温の後、下足箱に靴を入れ、券売機へ。

DSC_0598.JPG
 入館料は、4月から料金体系が改定されて、タオルなしで680円ですが、「温パラ」のクーポンを利用して、タオルセット(200円)を付けてもらいました。

DSC_0609.JPG
 サイコロでスタンプカードのスタンプ数を決めるイベントをやっていて、私は5が出て、5ついただきました。

DSC_0608.JPG
 ロビーは空いていました。

DSC_0599.JPG
 水槽は水が抜かれて、寂しい姿。長期の休館への準備でしょうか。

DSC_0601.JPG
 入浴前に腹ごしらえ。

DSC_0610.JPG
 食事処はお座敷席、椅子席、ソファ席など種々雑多で、こんな食事処はほかで見たことがありません。

DSC_0602.JPG
 券売機で食事券を購入して、受付中に提出し、呼び出しベルを受け取ります。

DSC_0605.JPG
 セルフサービス式で、呼び出されたら自分で取りに行きます。

 指定管理者が代わってから、メニューがレペルアップして、地元食材を使用したメニューなど、いろいろありましたが、今回は冷やし中華です。

DSC_0606.JPG
 庭を見ながら美味しくいただきました。

 では、浴室に行きましょう。

DSC_0616.JPG
 今回の男湯は、左側の「平家の湯」でした。「源氏の湯」の露天風呂は使用できないので、森のサウナは利用できないものの、「平家の湯」で正解だったと思います。

 掛け湯をして大浴槽へ。無色透明無臭ながら、ほどよい塩味があるいつもの湯です。湯温計は40.6度を表示。気持ちよく利用できました。

 源泉名は、福寿温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性 アルカリ性 高温泉)。源泉温度 46.8℃、PH 9.0。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、令和3年3月12日分析)は、Li 6.9、Na 822.8、K 42.2、NH4 1.9、Mg 0.6、Ca 474.7、Sr 1.7、Ba 0.2、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、An 0.0、F 0.6、Cl 2061、Br 8.9、I 0.9、OH 0.2、HS 0.4、S2O3 0.0、HSO4 0.0、SO4 130.1、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 4.3、HCO3 15.9、CO3 4.4、メタケイ酸 26.4、メタホウ酸 10.1、メタ亜ひ酸 0.0、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3615mg/kgです。
 無加水、加熱、循環ろ過装置使用、塩素系薬剤による消毒ありですが、湯は毎日換水されています。

 ジャグジー風呂は「緑茶風呂」になっていましたが、緑色ではなく、いわゆる茶色でした。
DSC_0596.JPG
 自己責任で飲んでみましたが、温泉の塩味はありましたが、お茶の味はしませんでした。

 打たせ湯は撤去工事の準備のため、使用できませんでした。露天風呂の配管とか、サウナとか、浴室設備のいろんなところに不具合が出ているようですね。

 露天風呂は、設備故障により、循環装置が稼働できず、加温源泉が打たせ湯から注がれ、それがそのまま掛け流しになっていました。
a656b9_89f2c12d1eb445ba80fdb78ad35c5183_mv2.jpg
 施設側は閉鎖も考えたそうですが、最後の2日館は「ぬる湯」で提供することにしたそうです。
 湯温は「超ぬる湯」で湯温は32℃と掲示されていましたが、気温が高いせいもあり、もっと高目に感じました。
 浴槽の大きさに比して注湯量は少ないですので、掛け流しという実感は感じられませんが、露天風呂を楽しめて良かったです。

 浴室前のソファで庭を見ながらクールダウン。

DSC_0615.JPG
 その後はロビーのピアノ前の椅子で、この原稿を書きながらひと休み。

DSC_0617.JPG
 頃合いを見て退館しましたが、施設設備の改修は必須であり、長期休館は仕方ないことと思います。

 指定管理者が代わって、新機軸が打ち出され、この4月からは料金体系も変更されました。これから新たな発展が期待されていただけに、休館は寂しく思います。
 営業再開は年末になりますが、どのように生まれ変わるのか、期待したいと思います。

 では、しばしのお別れです。またね。



この記事へのトラックバック