独占入浴、掛け流しを楽しむ 「桂温泉」
先日出張からの帰り道、長岡市内で立ち寄り湯することにしましたが、ちょっと思案して、今回は「桂温泉」を利用しました。2017年2月以来、4年半ぶりになります。
初めて行く人の分かりやすい道としては、国道8号線の亀貝ICを降りて東側の山に向かって進み、浦瀬交差点を左折。見附方面に向かって北上し、桂小学校を左側に見て少し進みますと、左手の少し入ったところに「桂温泉」があります。見附市との境界部に当たります。
「桂温泉は」随分と昔からあり、私が初めて訪れた時には、かなり老朽化していました。内湯のほか、プールのような大きな露天風呂が名物でした。かつては混浴だったという話も聞きましたが、私が訪問した時には仕切りが付けられて男女別になっていました。
農村の中の素朴な温泉で、掛け流しの湯が魅力だったのですが、2004年10月23日の中越地震に被災し、閉鎖を余儀なくされました。
しかし、地元民にはなくてはならない温泉であり、新施設再建までの間は、バラック建ての仮設温泉小屋が建てられて、家庭用浴槽を流用した仮設浴槽で温泉を無料開放してくれました。自噴する源泉は湯量豊富で、小さな浴槽のためドバドバのかけ流しを楽しんだことを覚えています。
そして、震災から1年後の、2005年10月1日に、現在の施設が再建されてオープンしました。さらに、2006年6月に露天風呂が増設されて現在に至ります。
「桂温泉は」随分と昔からあり、私が初めて訪れた時には、かなり老朽化していました。内湯のほか、プールのような大きな露天風呂が名物でした。かつては混浴だったという話も聞きましたが、私が訪問した時には仕切りが付けられて男女別になっていました。
農村の中の素朴な温泉で、掛け流しの湯が魅力だったのですが、2004年10月23日の中越地震に被災し、閉鎖を余儀なくされました。
しかし、地元民にはなくてはならない温泉であり、新施設再建までの間は、バラック建ての仮設温泉小屋が建てられて、家庭用浴槽を流用した仮設浴槽で温泉を無料開放してくれました。自噴する源泉は湯量豊富で、小さな浴槽のためドバドバのかけ流しを楽しんだことを覚えています。
そして、震災から1年後の、2005年10月1日に、現在の施設が再建されてオープンしました。さらに、2006年6月に露天風呂が増設されて現在に至ります。
この温泉は大きくはなく、地元の常連客で混み合う人気施設ですので、混んでいたらパスしようと思ったのですが、幸い駐車場は空いていましたので、予定通り立ち寄り湯することにしました。
農村地帯にあって、裏には田んぼ。駐車場は舗装されていません。玄関の右横には足湯があります。
使われなくなって久しく、朽ちているのが寂しく感じられます。
玄関を入りますと左右に鍵付き下足箱がありますので、靴を入れ、右手にある券売機で入浴券を購入します。
入浴料は、2019年10月1日に料金改定されて、一般・中学生以上が600円、小学生350円、身体障害者500円、タオル300円です。11枚綴りで6000円の回数券もあります。
大広間を利用する場合は、一般・中学生以上1100円、小学生600円、身体障害者800円です。なお、平日と夕方5時以降は、大広間利用は無料です。
営業時間は10時~21時で、最終受付は20時30分です。定休日は毎週月曜日で、休日の場合は翌日になります。
左手の受付に、入浴券と下足箱の鍵を提出し、ロッカーの鍵を受け取ります。すぐ奥の右手に男女浴室があります。
脱衣場は狭く、スチール製のロッカーが並んでおり、中央にベンチがひとつあります。洗面台にはドライヤーがあります。
使われなくなって久しく、朽ちているのが寂しく感じられます。
玄関を入りますと左右に鍵付き下足箱がありますので、靴を入れ、右手にある券売機で入浴券を購入します。
入浴料は、2019年10月1日に料金改定されて、一般・中学生以上が600円、小学生350円、身体障害者500円、タオル300円です。11枚綴りで6000円の回数券もあります。
大広間を利用する場合は、一般・中学生以上1100円、小学生600円、身体障害者800円です。なお、平日と夕方5時以降は、大広間利用は無料です。
営業時間は10時~21時で、最終受付は20時30分です。定休日は毎週月曜日で、休日の場合は翌日になります。
左手の受付に、入浴券と下足箱の鍵を提出し、ロッカーの鍵を受け取ります。すぐ奥の右手に男女浴室があります。
脱衣場は狭く、スチール製のロッカーが並んでおり、中央にベンチがひとつあります。洗面台にはドライヤーがあります。
浴室内には三角形の大浴槽と四角形の小浴槽があり、ともに掛け流しされています。湯温が異なり、小浴槽が熱めになっていました。
洗い場は、4ヶ所+3ヶ所で、計7ヶ所。水道水のほか、温泉水の蛇口もあります。黒い洗い椅子と洗い桶がありますが、洗い桶は小さめで4角形をしており、洒落た感じがします。ボディソープとリンスインシャンプーが置いてあります。
浴室に入りますと、先客が5~6人おられ、混雑気味でしたが、手前にある小浴槽が無人でしたので、ラッキーとばかりに浸かりました。
淡黄色透明で、熱めの湯が心地良く、掛け流しの湯を堪能しました。他の客は気兼ねしてか小浴槽には来られず、しばし独り占めしました。
程なくして大浴槽が無人になりましたので、大浴槽に移動し、ここも独り占めを楽しみました。ちょっとぬるめでしたが、この時期には適温といえましょう。
そうこうしているうちに、露天風呂にいた客が内湯に戻ってこられましたので、入れ違いに露天風呂に移動しました。
湯温はぬるめでしたが、暑い時期には適温で、ゆったり、ゆっくりと湯に浸かりました。小雨がぱらついていましたが、簡易的な屋根があって良かったです。
3畳ほどの浴槽を独り占め。なかなか他の客は来られず、贅沢な時間を過ごしました。狭い内湯とは違って、露天風呂は開放的であり、気分爽快でした。
さて、源泉名は、桂温泉。泉質は、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。源泉温度 42.6℃、湧出量 79L/分(掘削自噴)、PH 8.5 です。
主な成分(mg/kg、平成27年7月28日付)は、Li 0.1>、Na 88.8、K 1.7、NH4 0.3、Mg 0.3、Ca 4.5、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F 0.4、Cl 62.0、Br 0.2、I 0.2>、HS 0.1>、S 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 10.3、HCO3 129.6、CO3 3.1、メタケイ酸 77.0、メタホウ酸 0.9、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 0.7、H2S 0.1> など、ガス性除く成分総計は379.1mg/kgです。
主な成分(mg/kg、平成27年7月28日付)は、Li 0.1>、Na 88.8、K 1.7、NH4 0.3、Mg 0.3、Ca 4.5、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F 0.4、Cl 62.0、Br 0.2、I 0.2>、HS 0.1>、S 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 10.3、HCO3 129.6、CO3 3.1、メタケイ酸 77.0、メタホウ酸 0.9、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 0.7、H2S 0.1> など、ガス性除く成分総計は379.1mg/kgです。
濃度的には薄いですが、アルカリ性単純温泉の魅力が感じられます。淡黄色透明の湯は無味無臭ですが、軽いツルスベ感があり、浴感はすばらしいです。長岡市内でいえば「喜芳」とよく似た泉質に感じられます。
湯使いについての掲示は見つかりませんでしたが、非加熱・非加水で掛け流しされているようです。
湯使いについての掲示は見つかりませんでしたが、非加熱・非加水で掛け流しされているようです。
常連さんで賑わっていて、客の入れ替わりがありましたが、結局、内湯の大小2つの浴槽、そして露天風呂と、いずれの浴槽も独り占めでの入浴を楽しむことができました。タイミング良く、蜜を避けての入浴をすることができたのは幸運でした。
そして柔らかな源泉の掛け流しが何よりの魅力。幸せな時間を過ごせて良かったです。混雑していれば、こうは行かなかったと思いますが、今回は恵まれていました。日頃の行いが良かったということでしょうか。なんちゃって。
そして柔らかな源泉の掛け流しが何よりの魅力。幸せな時間を過ごせて良かったです。混雑していれば、こうは行かなかったと思いますが、今回は恵まれていました。日頃の行いが良かったということでしょうか。なんちゃって。
長岡市街を挟んで、東側にはこの「桂温泉」のほか、「麻生の湯」、「長岡温泉」などがあり、さらに「渡沢温泉」、「長岡かまぶろ温泉」へと連なります。
一方西側には「三島谷温泉」、「灰下の湯」、「アクアーレ長岡」、「寺宝温泉」、「喜芳」、「志保の里荘」、「越乃湯」などがあります。
さらに市街地には「華の湯」、「ゆらいや」とスーパー銭湯が2軒あり、まさに温泉天国・長岡ですね。長岡市民がうらやましいです。
一方西側には「三島谷温泉」、「灰下の湯」、「アクアーレ長岡」、「寺宝温泉」、「喜芳」、「志保の里荘」、「越乃湯」などがあります。
さらに市街地には「華の湯」、「ゆらいや」とスーパー銭湯が2軒あり、まさに温泉天国・長岡ですね。長岡市民がうらやましいです。
