間隔開けて黙浴励行 月岡温泉「美人の泉」

 新型コロナ感染は拡大が続き、各地でクラスターが発生し、感染者数は減少の兆しがありません。
 温泉でのクラスターの報告はありませんが、確認できていないだけかもしれません。なんせマスクして入浴しませんものね。

 自衛策としては混まない温泉、混まない時間帯を狙うのが賢明であり、おしゃべり厳禁、黙浴の励行を基本的マナーとして定着させなければなりません。
 各地の温泉施設で「黙浴」の掲示が見られるようになり、少しずつ認識され、定着してきたのは良い流れだと思います。
 今日の話題の「美人の泉」も、以前から「男は静かに湯と語る。黙浴のススメ」という掲示をしており、ニヤリとさせてくれます。

 ということで、先日の夜、硫黄泉が恋しくなり、久しぶりに月岡温泉の「美人の泉」に寄ってきました。5月半ばに来て以来ですので、3ヵ月ぶりになります。

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 混雑回避のため、混み合っていたら寄らずに帰ろうと思ったのですが、幸いにして駐車場は空いていて、混雑は避けられそうでしたので立ち寄ることにしました。

 入館前に、いつものように裏のお稲荷さんにお参り。

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 厄病退散、家内安全を祈願しました。

 玄関前の券売機で入浴券を購入。入浴料は550円です。

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 営業時間は10時から21時30分で、最終受付は20時30分です。21時までには着替えて浴室から出るようにとのことです。
 定休日は毎週火曜日で、祝日の場合は翌日が休みです。火曜日定休を忘れて引き返したことが何度もあります。

 玄関を入って右側の受付に入浴券を提出し、右側の下足棚に靴を入れて入館します。玄関のすぐ前が浴室です。
 受付では毎回貴重品ロッカーを使わないかと尋ねられますので、自己管理しましょう。きっと盗難被害が多いのでしょうね。

 脱衣場や浴室内の撮影はできませんが、下の図のような構造になっています。

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 脱衣場にはスチールロッカーと、脱衣棚・脱衣籠があり、中央にはベンチがあります。洗面台にはドライヤーがあるほか、ヘアブラシもあるのですが、共用ですので、使う気にはなれません。

 引き戸を2つ開けて浴室に入りますと、ぷーんと硫化水素の香りがして幸せ気分を味合わせてくれます。
 手前の両側に2か所ずつに仕切りが付いた洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてあります。
 そして、奥に大浴槽があり、エメラルドグリーンの湯が満ちています。温泉は生き物であり、湯の色の濃さはその時々で変化します。

 右隅に湯口が2か所。ひとつは新鮮な源泉、もうひとつは循環湯です。注がれた湯は反対側の端の排湯口から流されています。
 循環併用の掛け流しということになりましょうか。十分量がオーバーフローされていますので、湯の鮮度は保たれています。

 さて、浴室に入りますと先客が3人おられましたが、私が体を洗っている間に1人が浴室から出て行かれ、他の客も洗い場におられて、私が体を洗い終わりますと、なんと浴槽は無人! 気持ち良く浸からせていただきました。
 硫化水素臭漂う湯は、苦くてまずい、まさに月岡の湯。ツルスベ感もあって、浴感は最高です。やっぱ、月岡温泉はいいですね。

 源泉名は月岡5号井。泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度50.4℃。湧出量440L/分(動力)。PH 8.0。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成25年7月4日分析)は、Li 0.3、Na 1097、K 22.6、NH4 6.7、Mg 22.1、Ca 50.2、Sr 2.4、F 2.7、Cl 1059、Br 4.9、I 1.3、HS 71.5、S2O3 41.4、SO4 575.1、HPO4 0.4、HCO3 482.1、メタ珪酸 40.3、メタ硼酸 14.6、遊離CO2 8.1、遊離H2S 8.1、など、ガス性除く成分総計は3494mg/kgです。
 入浴に適した温度を保つために加温、温泉資源の保護と衛生管理のために循環ろ過装置を使用と掲示されていますが、もともとの源泉のパワーがありますので、循環されていても、県内最高、全国でも屈指の硫黄分を誇る月岡温泉の魅力は十分に味わえます。

 その後客の入れ替わりがありましたが、浴室内は最大でも5人の客で、浴槽内も最大で3人と、蜜になることはなく、お互いに十分に距離をとって入浴することができました。
 そして、何よりの喜びは、今回の入浴中におしゃべりする人が皆無であったこと。皆さんが黙浴を徹底されていました。すばらしいことですね。いつでも、どの温泉でもこうあってほしいものですね。

 私が浴室を出ますと、入れ替わりに1人入室という感じで、ほどほどの利用者で混雑が避けられていました。やはり平日の夜は良いですね。

 湯上りには冷水器の水で水分補給。

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 毎回書いていますが、この水は冷たくて美味しいです。

 休憩所は無人で、ひと休みしてクールダウン。

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 奥には、大広間、中広間、昼寝室、マッサージルーム、有料個室などがありますが、夜には閉まっていて、一番奥の大広間だけが空いています。

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 大広間を独り占め。もったいなくて、申し訳なく感じるほどですが、平日夜のご褒美というところでしょうか。

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 ほどほどに休んで退館しましたが、密集・密接にならずに済みましたし、黙浴の励行もしっかりされていて、安心して温泉を楽しむことができました。

 人気施設ではありますが、混まない日、混まない時間帯を狙って利用すると安心です。そして、何よりも入浴マナーの徹底が大事ですね。

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