ちょっとぬるめの 「西方の湯」
胎内市の海岸部にある「西方の湯」。毎年新年の初湯はここであり、毎年元旦の一番乗りを狙っていますが、露天風呂を楽しめる夏も魅力です。
露天風呂は夏季のみであり、6月の源泉点検の休館が終わり、いつ行こうかと思っているうちにお盆になってしまいました。
この間に、新型コロナ感染は爆発的拡大が続き、新潟県内でも過去最高の感染者数を連日更新しています。
露天風呂は夏季のみであり、6月の源泉点検の休館が終わり、いつ行こうかと思っているうちにお盆になってしまいました。
この間に、新型コロナ感染は爆発的拡大が続き、新潟県内でも過去最高の感染者数を連日更新しています。
感染予防を図るには、人との接触を減らすことが大事ですので、温泉を楽しむにも混み合う温泉は避けなければなりません。
ということで、混み合うリスクが低く、ゆったりと温泉を楽しめる所ということで、「西方の湯」に行ってきました。今年の元日以来ですので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
今日はお盆の13日。金曜日ですが夏休みをいただきました。雨がぱらつく中、亡き両親と兄の墓参を済ませ、途中某所で昼食を摂り、国道113号線を北上。快適に「西方の湯」に到着しました。
駐車場には数台の車。先客がおられるようです。
玄関に向かいます。
この看板が温泉気分を盛り上げてくれます。
スリッパに履き替えて受付へ。
女将さんがすぐに出てきてくれましたので、500円を払って入館。「久しぶりですね」と言われてしまいました。正月以来ですものね。
ロビーは相変わらず。
右側の長い廊下を歩いて浴室へ。男湯へは右の廊下が便利です。
女湯へは左の廊下が近いですが、この廊下沿いでは、かつて飲食物の提供をしており、その名残りが残っています。
ちなみに、左右の廊下の間には、ステージ付きの大広間があるのですが、今は使用されておらず、かつての栄華を知っている人は少ないでしょうね。
ということで、混み合うリスクが低く、ゆったりと温泉を楽しめる所ということで、「西方の湯」に行ってきました。今年の元日以来ですので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
今日はお盆の13日。金曜日ですが夏休みをいただきました。雨がぱらつく中、亡き両親と兄の墓参を済ませ、途中某所で昼食を摂り、国道113号線を北上。快適に「西方の湯」に到着しました。
駐車場には数台の車。先客がおられるようです。
玄関に向かいます。
この看板が温泉気分を盛り上げてくれます。
スリッパに履き替えて受付へ。
女将さんがすぐに出てきてくれましたので、500円を払って入館。「久しぶりですね」と言われてしまいました。正月以来ですものね。
ロビーは相変わらず。
右側の長い廊下を歩いて浴室へ。男湯へは右の廊下が便利です。
女湯へは左の廊下が近いですが、この廊下沿いでは、かつて飲食物の提供をしており、その名残りが残っています。
ちなみに、左右の廊下の間には、ステージ付きの大広間があるのですが、今は使用されておらず、かつての栄華を知っている人は少ないでしょうね。
この不揃いなロッカー番号が「西方の湯」を象徴しているように思います。
洗面台はこんな感じです。
中に入りますと、もうもうとした湯気はなく、さっぱりした空気でした。
熱めの大浴槽、ぬるめの少浴槽、そして水風呂があります。大浴槽の隅の注湯口から注がれた源泉は、小浴槽へと流れ込み、浴槽縁から掛け流されています。
いつもは熱くて、湯に浸かるのも大変なことも多いのですが、今回は大変ぬるく、私の体感で41~42℃程度でした。熱さを期待していましたので、拍子抜けでした。
いつもなら近付けない注湯口付近もぬるめで、ゆっくりと湯に浸かりました。浴槽を独り占め、気持ちよいですね。
先客が露天風呂におられましたが、内湯に戻ってこられましたので、入れ違いに露天風呂に行きました。この露天風呂に浸かるのは、昨年8月以来1年ぶりです。
2つの浴槽がありますが、かなり前から手前の一つのみ使用され、もう一つは池になっています。
露天風呂からは親鸞聖人の横顔を拝むことができます。
雑念を封じて湯に浸かり、ご加護に期待しましょう。
湯温は内湯同様にぬるく、41℃程度でしょうか。猛暑で浴槽の周囲の石が焼け付いて、火傷しそうなときもあるのですが、今日は天気も悪く、気温も低めでしたので、熱さは感じず、ゆったりと浸かることができました。
露天風呂からは日本海を望むことができます。
内湯に戻りますと、他の客は洗い場におられ、再び浴槽を独り占め。しばし湯に浸かっていましたら次の客が来られましたので、浴室から退室しました。
洗面台はこんな感じです。
中に入りますと、もうもうとした湯気はなく、さっぱりした空気でした。
熱めの大浴槽、ぬるめの少浴槽、そして水風呂があります。大浴槽の隅の注湯口から注がれた源泉は、小浴槽へと流れ込み、浴槽縁から掛け流されています。
いつもは熱くて、湯に浸かるのも大変なことも多いのですが、今回は大変ぬるく、私の体感で41~42℃程度でした。熱さを期待していましたので、拍子抜けでした。
いつもなら近付けない注湯口付近もぬるめで、ゆっくりと湯に浸かりました。浴槽を独り占め、気持ちよいですね。
先客が露天風呂におられましたが、内湯に戻ってこられましたので、入れ違いに露天風呂に行きました。この露天風呂に浸かるのは、昨年8月以来1年ぶりです。
2つの浴槽がありますが、かなり前から手前の一つのみ使用され、もう一つは池になっています。
露天風呂からは親鸞聖人の横顔を拝むことができます。
雑念を封じて湯に浸かり、ご加護に期待しましょう。
湯温は内湯同様にぬるく、41℃程度でしょうか。猛暑で浴槽の周囲の石が焼け付いて、火傷しそうなときもあるのですが、今日は天気も悪く、気温も低めでしたので、熱さは感じず、ゆったりと浸かることができました。
露天風呂からは日本海を望むことができます。
内湯に戻りますと、他の客は洗い場におられ、再び浴槽を独り占め。しばし湯に浸かっていましたら次の客が来られましたので、浴室から退室しました。
脱衣場で扇風機に当たってクーリング。
毎回書いていますが、この扇風機は私が小学生の頃に実家で使っていたものと同じであり、年代物です。いまだに現役というのはたいしたものです。
さて、源泉名は、N12-1井。泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度 78.9℃。湧出量は測定不能(動力揚湯)。PH 7.7(試験室では8.0)です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成30年12月14付)は、Li 2.1、Na 10300、K 118.8、NH4 169.7、Mg 57.3、Ca 200.5、Sr 10.0、Ba 7.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 1.1、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.5、Cl 14240、Br 109.5、I 69.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 32.1、HPO4 0.7、HCO3 2246、CO3 0.0、メタケイ酸 91.3、メタホウ酸 430.2、遊離CO2 37.7、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は28087mg/kgです。
毎回書いていますが、この扇風機は私が小学生の頃に実家で使っていたものと同じであり、年代物です。いまだに現役というのはたいしたものです。
さて、源泉名は、N12-1井。泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度 78.9℃。湧出量は測定不能(動力揚湯)。PH 7.7(試験室では8.0)です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成30年12月14付)は、Li 2.1、Na 10300、K 118.8、NH4 169.7、Mg 57.3、Ca 200.5、Sr 10.0、Ba 7.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 1.1、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.5、Cl 14240、Br 109.5、I 69.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 32.1、HPO4 0.7、HCO3 2246、CO3 0.0、メタケイ酸 91.3、メタホウ酸 430.2、遊離CO2 37.7、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は28087mg/kgです。
なお、よう素イオンが69.4mg/kgあり、よう素泉の基準(10mg/kg)を満たしますので、正確な泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉となります。
今日は湯温が低く、湯上がりの汗が引かなくて困ることもなく、さっぱりとした感じで退館しました。当初のもくろみ通りに、混み合うこともなく、各浴槽とも独り占めできました。これは何よりの楽しみです。
帰り際、珍しくも家族連れが入館してこられました。ほどほどに賑わってくれて何よりです。
親鸞聖人に正面からもう一度お参り。
この40mの高さがある親鸞聖人像の中に入って、上まで登ったことがあるのが自慢ですが、今はどうなっているのかは知りません。
かつてのイメージソングまで作られた「伝説の黒湯」の時代が懐かしいですが、源泉が変わって泉質が大人しくなっても「西方の湯」は、やっぱり「西方の湯」。初めての人を拒むような怪しげな空気感が魅力です。
なお、ネット上では、現在の源泉と、「便所臭い」と表現されたかつての「黒湯」とを混同している人が多くおられますが、全く別ですので、お間違えのないようにお願いします。
2012年春までは「黒湯」を楽しむことができましたが、2012年7月に源泉が変わって現在の源泉となり、その後も「黒湯」復活を期待しましたが、源泉井戸のトラブルで復活は困難とのことで、以来「黒湯」は伝説となりました。
開館当初からの長いお付き合いで、もう何年になるでしょうか。在京の放送局に情報提供を頼まれたこともありました。
この広大な施設を維持していくのは大変だと思いますが、いつまでも「西方の湯」であり続けてほしいですね。陰ながら応援していきたいと思います。
帰り際、珍しくも家族連れが入館してこられました。ほどほどに賑わってくれて何よりです。
親鸞聖人に正面からもう一度お参り。
この40mの高さがある親鸞聖人像の中に入って、上まで登ったことがあるのが自慢ですが、今はどうなっているのかは知りません。
かつてのイメージソングまで作られた「伝説の黒湯」の時代が懐かしいですが、源泉が変わって泉質が大人しくなっても「西方の湯」は、やっぱり「西方の湯」。初めての人を拒むような怪しげな空気感が魅力です。
なお、ネット上では、現在の源泉と、「便所臭い」と表現されたかつての「黒湯」とを混同している人が多くおられますが、全く別ですので、お間違えのないようにお願いします。
2012年春までは「黒湯」を楽しむことができましたが、2012年7月に源泉が変わって現在の源泉となり、その後も「黒湯」復活を期待しましたが、源泉井戸のトラブルで復活は困難とのことで、以来「黒湯」は伝説となりました。
開館当初からの長いお付き合いで、もう何年になるでしょうか。在京の放送局に情報提供を頼まれたこともありました。
この広大な施設を維持していくのは大変だと思いますが、いつまでも「西方の湯」であり続けてほしいですね。陰ながら応援していきたいと思います。