硫黄泉が恋しくて 咲花温泉「柳水園」
秋も深まり、気温も下がって温泉がますます恋しくなる季節になりました。久しぶりに硫黄泉に浸かりたくなったのですが、月岡温泉や多宝温泉ばかりではワンパターンですので、今回は咲花温泉の「柳水園」に行ってきました。
咲花温泉の数ある旅館の中で、一番鮮度の高い源泉を楽しめる宿ということでは、異論はないでしょう。
前回行ったのが昨年の9月でしたので、1年ぶりになります。この間咲花温泉そのものも利用しておらず、随分とご無沙汰してしまいました。
国道49号線から馬下橋で阿賀野川の対岸に渡ってすぐに左折し、暗い夜道をしばらく進みますと、咲花温泉街に到着です。10月も中旬となり、もう真っ暗で、人通りもありません。
温泉街を少し進みますと道路の右側に「柳水園」の看板があり、その明かりを頼りに、細い坂道を登って行きます。
真っ暗な広場に車をとめて、玄関に向かいます。
玄関を入り、スリッパに履き替えて入館。
TVを観ていた女将さんに500円を払って浴室へ。
昭和レトロな館内を進んだ先に、ステンレス張りの洗面所。
その先に男女浴室があります。手前が男湯、奥が女湯です。
咲花温泉の数ある旅館の中で、一番鮮度の高い源泉を楽しめる宿ということでは、異論はないでしょう。
前回行ったのが昨年の9月でしたので、1年ぶりになります。この間咲花温泉そのものも利用しておらず、随分とご無沙汰してしまいました。
国道49号線から馬下橋で阿賀野川の対岸に渡ってすぐに左折し、暗い夜道をしばらく進みますと、咲花温泉街に到着です。10月も中旬となり、もう真っ暗で、人通りもありません。
温泉街を少し進みますと道路の右側に「柳水園」の看板があり、その明かりを頼りに、細い坂道を登って行きます。
真っ暗な広場に車をとめて、玄関に向かいます。
玄関を入り、スリッパに履き替えて入館。
TVを観ていた女将さんに500円を払って浴室へ。
昭和レトロな館内を進んだ先に、ステンレス張りの洗面所。
その先に男女浴室があります。手前が男湯、奥が女湯です。
浴室の戸を開け、3段降りたところが脱衣場です。脱衣棚に脱衣籠。小さな洗面台にはドライヤーがあります。
狭い脱衣場なのですが、なぜか不似合いな革張りのソファがあります。
浴室に入りますと、硫化水素の香りが感じられて、気分が盛り上がります。
窓際に正方形の浴槽があり、微淡緑色透明な湯が満ちていて、掛け流しされています。
右側の壁際には洗い場があり、公共の日帰り温泉によくある安っぽいボディソープとリンスインシャンプーが置いあります。
洗い場は2ヶ所のみですが、浴室内にはケロリンの黄色い洗い桶が何個もあったりするのが良いですね。
壁には析出物がたくさん付着し、レトロな浴室をさらに風情あるものに高めています。
場所から考えても、浴室からは景色は見えませんが、実はこの浴室は道路から見上げることができます。
さて、この狭い浴室には常連さんと思われる先客が一人おられ、浴室の床に寝そべってトド状態でした。
浴槽は無人でしたので、トドを避けながら浴槽に行き、独り占めの入浴を堪能しました。
浴槽は小ぶりで4人程度用でしょうか。隅にある注湯口から源泉が注がれ、反対側の浴槽の縁から掛け流されています。浴槽の大きさを考えれば十分量の掛け流しであり、湯の鮮度は抜群です。
月岡温泉に比べれば薄味に感じてしまいますが、良質な硫黄泉です。湯温は私の体感で43~44℃程度。劣化のない源泉は、キシキシと肌に染み通り、温まりは良好です。
写真を撮りたいと思い、湯に浸かりながら先客が出るのを待ちましたが、先客がごろ寝から起きあがった頃には、私はゆでだこ状態。
浴槽に入ってこられましたので、温まったら出て行かれるかと思い、私も頑張って湯に浸かっていましたが、そうこうするうちに次の客が来られてしまい、あきらめて浴室から出ました。
さて、源泉名は咲花温泉6号。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。源泉温度48.3℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成26年10月22日分析)は、Li 0.2、Na 233.1、K 7.0、NH4 0.8、Mg 0.8、Ca 75.7、Sr 1.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 1.I 0.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 20.5、HSO4 0.0、S2O3 7.6、SO4 281.7、HPO4 0.2、HCO3 45.2、CO3 0.0、メタケイ酸 55.5、メタホウ酸 3.4、遊離CO2 2.5、遊離H2S 3.7 など、ガス性除く成分総計は1022mg/kgです。
源泉は加水なし、加温なし、循環・ろ過なし、入浴剤なし、塩素消毒なし、毎日換水しているとのことであり、何の処理もしていない鮮度の高い生の源泉をそのまま楽しめます。
古い館内、狭い浴室と、設備的には劣りますが、それがまた「柳水園」の魅力でもあります。
何よりも泉質の良さは何事にも代えがたく、咲花温泉随一であり、入浴だけに限れば、温泉ファンの方々に自信を持ってお勧めできます。
身体も心も温まり、暗い温泉街を後にしました。
