新装なった 「じょんのび館」

 すでに先日のブログでお知らせしていますが、新潟市西蒲区の福寿温泉「じょんのび館」は、老朽化した施設設備の大改修工事のため、7月19日から長期に休館していましたが、予定通りに工事を終えて、12月21日(火)にリニューアルオープンしました。

 基本は配管設備の改修のはずですが、館内や庭の改修・改装も行われました。床や壁の貼り替えなど、館内設備の改修は職員自ら行い、テーブルや椅子の製作まで自分たちで行ったというのは驚きです。

 開業当初からのファンである私としましては、リニューアルオープンの当日に駆けつけたいところでしたが、平日で行くことはできませんでした。ちょっと遅くなってしまいましたが、昨日行ってきました。

 数年に1度という今シーズン最強の寒波がやってきて、これから大雪になることが予想されています。大雪になる前に出かけようと、昼前に家を出ました。
 予報通りに雨は雪に変わって、強風とともに吹き付けるなかに車を走らせ、久し振りに「じょんのび館」に到着しました。休館直前に来て以来ですので、5か月ぶりになります。

 駐車場に車をとめで、風雪の中玄関まで急ぎ足で向かいました。玄関先ののぼりは従来と同様です。

DSC_1709.JPG
 玄関先にはリニューアルオープンを祝う花々が飾られていて、祝祭気分を感じさせました。

DSC_1711.JPG
 手の消毒と、赤外線モニターによる検温をして入館しました。玄関先・受付前の様子は従来と変わりはありませんでした。

DSC_1713.JPG
 券売機で入館券を購入。入館料は680円で、タオルセットは200円、館内着は100円です。私はフルセットにして980円払いました。
 下足箱の鍵と入館券を提出して受付し、ロッカーの鍵とタオルセット・館内着入りのバッグを受け取りました。

DSC_1719.JPG
 スタンプカードの押印数をサイコロで決めるイベントをやっていて、6個いただきました。さらに、賞味期限切れ間近のお菓子もいただきました。

 ロビーはかなり変わっていて、ロビー左側手前のテレビがある部分に、ソファや安楽椅子類が集められていました。

DSC_1716.JPG
 ロビー右側の売店や食堂は同様のようです。

DSC_1734.JPG
 1段上がった以前はピアノが置いてあった場所は、子供の遊び場(わくわくこどもエリア)となっていました。

DSC_1714.JPG
 かつて水槽があった場所は、板が張られて壁になってしまって、ちょっと残念でした。

DSC_1715.JPG
 ここに館内の案内図が掲示されていました。

DSC_1717.JPG
 食堂の券売機前には職員が待機していて、券売機の操作法を指導していました。食事は入浴後にすることにして、奥に進みました。

 浴室のすぐ先には「じょんのびギャラリー」があり、壁に絵が飾ってあるほか、巻の名物の「鯛車」が飾ってありました。


DSC_1729.JPG
 その奥にはマッサージサロン等があります。

DSC_1721.JPG
 長い廊下を歩いた先には休憩所があります。

DSC_1724.JPG
 「うたたねの間」では仮眠できます。

DSC_1727.JPG
 大広間の「みんなの休憩室」は家族連れで賑わっていました。

DSC_1728.JPG
 浴室2階の休憩所は女性専用ですので、どうなっているのかはわかりません。

 館内の紹介はこれくらいにして、入浴を楽しみましょう。

 浴室は、右側が「源氏蛍の湯」、左側が「平家蛍の湯」と名前が変わりました。男女交互に使用されますが、この日の男湯は左の「平家蛍の湯」でした。浴室前には新たに自販機が設置されていました。

DSC_1738.JPG
 脱衣場は床が張り替えられてきれいになっていました。ロッカーは従来通りですが、コロナ禍で減らされたロッカーが元に戻されたようです。

 浴室内は、壊れていたミストサウナがスチームサウナとして復活し、壁や天井がきれいになっているほかは、従前通りのようです。

 掛け湯、ジェット付き円形浴槽、右側が寝湯になった大浴槽など、これまでと同様ですが、円形浴槽はクリスマス期間は「ボイセンベリー風呂」になっていました。

DSC_1737.JPG
 浴槽内に実が入った布袋がありましたので、もみ出してみました。湯は無色・無臭でしたが、自己責任でなめてみましたら酸っぱかったです。

 洗い場は仕切り付きで、ボディソープとリンスインシャンプーがありました。ここも従来と変わりはありません。

 ドライサウナはサウナマットが用意してあり、利用者はコロナ対策で9人に制限されています。スチームサウナは定員6人です。

 浴槽の湯は従来と変わりなく、無色透明無臭ですが、軽い塩味があります。湯温は40.5℃を表示していました。
 健康的な温度設定ですが、個人的にはもう少し熱い方が好きです。でも、さすがに温泉であり、温まりは良好でした。

 露天風呂も従来と変わりはありませんでした。こちらの湯温は40.7℃と表示していました。雪が吹き付ける中の極寒の露天風呂ですので、やっぱりもう少し熱い方が好みです。
 寒さが厳しい中に、37段の階段を降り、また上っていくのは、ヒートショックのリスクがあり、健康的ではありません。身体の弱い方、ご老人は十分ご注意ください。

 さて、源泉は従来通りで変わらないと思うのですが、温泉の分析表がどこにも掲示されていませんでした。浴室前、脱衣場をくまなく見て回りましたが、簡単な木の板の掲示があるだけでした。どうしちゃったのでしょうね。再掲示を望みます。

 湯上がりに昼食をいただきました。従来通りに券売機で食券を買うシステムなのですが、最初は混み合っていて、50分待ちの案内がありました。

DSC_1736.JPG
 休憩所でひと休みしたあと、退館してよそで食べようと思って着替えて出てきますと、今度は空いていて、拍子抜けでした。50分どころか20分くらいしか経っていないのですけれど。せっかく着替えたというのに・・。
 ともあれ食事をいただくことにしました。従来通り、食券を受付に提出し、呼び出しベルを受け取り、ベルが鳴ったらセルフサービスで受け取るシステムです。

DSC_1743.JPG
 食事処は手作りのテーブルや椅子が置かれ、デザインや大きさ、高さがバラバラです。かつてロビーにあったピアノはどこにいったのかと思っていましたが、この広間のステージ上にありました。

DSC_1745.JPG
 手作りのテーブルや椅子が置かれているのですが、椅子に比して高さが低すぎるテーブルが多くあり、膝の上にお盆をのせて食事しているグループもありました。

 メニューは従来通りでしょうか。

DSC_1741.JPG
 さて、今回私がいただいたのは・・

DSC_1746.JPG
 チャーシュー麺(980円)です。ちょっとお高いですが、味はまあまあでしょうか。中細ストレート麺で、「極楽湯」のラーメンとよく似た味です。

 食後はロビーでしばし休息。

DSC_1750.JPG
 頃合いをみて退館しましたが、風雪は強まり、慎重に車を進めて帰宅しました。

 改修後、浴室には大きな変化はありませんが、館内はこぎれいになっています。休憩場所は十分にありますし、一日ゆったりと過ごせます。またときどき利用させていただきたいと思います。

この記事へのトラックバック