新型コロナ感染拡大に伴う温泉・温浴施設への影響

 新潟県は、新型コロナ感染の急拡大に伴い、1月21日(金)から2月13日(日)まで、まん延防止等重点措置が適用されました。

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 これに伴い、飲食店への時短要請がなされましたが、新潟県内の温泉・温浴施設のほとんどは、感染防止対策を徹底した上で従来通りに営業が継続されます。
 ただし、一部で営業時間短縮、休業等を行う施設もありますので、現時点で判明したものにつきましてまとめたいと思います。
 営業短縮や休館を行わない施設でも、食事処の営業時間短縮、酒類提供中止等がありますので、ご注意ください。


新潟市:
「アクアパークにいがた」は、1月21日~2月13日まで臨時休館。
「老人福祉センター黒埼荘」は、1月21日~2月13日まで臨時休館。
「潟東ゆう学館」の福祉棟は、1月21日~2月13日まで臨時休館。
「中之口老人福祉センターやすらぎの湯」は、1月21日~2月13日まで臨時休館。

新発田市:
「百花の里 城山温泉」は、1月21日~2月13日まで営業時間は20時まで、入館受付は19時までにに短縮。

阿賀野市:
「安田温泉 やすらぎ」は、1月21日~2月13日まで営業時間は21時までに短縮。

弥彦村:
「さくらの湯」は、1月21日~2月13日まで営業時間は20時まで、入館受付は19時15分までに短縮。

長岡市:
「花みずき温泉 喜芳」は、1月21日~2月13日まで営業時間は21時までに短縮。

魚沼市:
「神湯温泉倶楽部」は、1月21日~2月13日まで営業時間は21時まで、入館受付は20時までに短縮。


 新潟市では、公共施設の多くが休館または利用制限が行われ、上記の温浴施設が休館となりますが、「舞平清掃センター附属休憩所」「亀田清掃センター附属休憩所 田舟の里」「岩室健康増進センター よりなれ」は一部制限がありますが休館しません。

 今のところこれくらいしかないのは意外に感じましたが、今後の感染状況で増える可能性がありますので注視したいと思います。

 2020年の緊急事態宣言、2021年の特別警報のときは、多くの施設が臨時休業しましたが、今回は休業施設がごくわずかしかないのはありがたいことです。
 ただし、感染の最大のリスクは、密接・密閉空間でのマスクを外しての会話です。温泉施設では、浴室内や脱衣場ではマスクを外しますので、十分な注意を要することは言うまでもありません。
 浴室やサウナでの会話は控えなければなりませんし、たとえ会話が無いにしても、密集した浴槽・サウナで、他者と肩を触れ合うような状況は好ましくありません。
 サウナの人数制限を遵守し、混みあう浴槽は避けましょう。風通しの良い露天風呂はリスクは少ないと思いますが、密接しての会話は危険です。
 洗い場での会話、うがい・歯磨きも良くありません。食事処や休憩所でも、一般の飲食店と同様の注意が必要です。

 ということで、マスクなしで不特定多数の人と裸で触れ合う温泉入浴の場は、完全に無防備であり、十分な注意が必要です。感染経路不明という人の中には、温浴施設の利用者が含まれているかもしれません。いや、むしろあっても不思議ではありません。

 従来から何度も言われていることですが、「黙浴」「黙サウナ」「黙食」を徹底し、安全に温泉を楽しみましょう。

 体調不良時には決して温泉利用しないでください。こんな人はいないと思いますが、体のだるさや軽い風邪など、温泉やサウナで吹き飛ばそうなどという考えはいけませんよ。

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