事業停止!「両津やまきホテル」
佐渡島内で最大規模を誇る「両津やまきホテル」が、1月27日で事業を停止したことが2月9日に判明し、当日夕方のローカルニュースでも報道されましたが、10日の新潟日報にも記事が出ていました。
「両津やまきホテル」は、1978年に開業し、客室数92(収容人数約430人)は佐渡島内では最大規模です。コンベンションホールも備え、1996年3月期には約10億円の売り上げがありました。
しかし、佐渡観光の長期低迷により売り上げが落ち、台湾からのツアー客などインバウンドに期待したものの、経営は改善せず、資金繰りに行き詰っていました。そこに新型コロナウイルス感染の拡大が重なり、2021年3月期の売り上げは約5千万円にまで落ち込んだそうです。
業績回復の見込みはなく、事業を停止し、債務処理を弁護士に一任したそうです。負債総額は約11億円で、今後はスポンサー企業を探して、営業再開を目指すそうです。
「両津やまきホテル」は、加茂湖を望む高台に建ち、9階建ての大きな建物は遠くからでも目立っていました。
私は随分前に家族で宿泊したことがありましたが、2階にある大浴場の露天風呂からは加茂湖が一望され、眺めの良さに感動したことを覚えています。
秋津温泉という独自源泉を持ち、泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、ホウ酸の多さと美肌の湯を売りにしていました。
せっかくの温泉と建物ですので、スポンサーを見つけて営業を再開してほしいですね。
「やまきホテル」といえば、かつては「相川やまきホテル」もあり、私は2度ほど宿泊したことがありましたが、ここも2015年12月に閉館してしまいました。
人口減が続く佐渡は、観光が重要な産業です。コロナ禍で観光客が減り、経営難の旅館が多いことは容易に想像できます。追随する旅館が出ないことを祈りたいと思います。
「両津やまきホテル」は、1978年に開業し、客室数92(収容人数約430人)は佐渡島内では最大規模です。コンベンションホールも備え、1996年3月期には約10億円の売り上げがありました。
しかし、佐渡観光の長期低迷により売り上げが落ち、台湾からのツアー客などインバウンドに期待したものの、経営は改善せず、資金繰りに行き詰っていました。そこに新型コロナウイルス感染の拡大が重なり、2021年3月期の売り上げは約5千万円にまで落ち込んだそうです。
業績回復の見込みはなく、事業を停止し、債務処理を弁護士に一任したそうです。負債総額は約11億円で、今後はスポンサー企業を探して、営業再開を目指すそうです。
「両津やまきホテル」は、加茂湖を望む高台に建ち、9階建ての大きな建物は遠くからでも目立っていました。
私は随分前に家族で宿泊したことがありましたが、2階にある大浴場の露天風呂からは加茂湖が一望され、眺めの良さに感動したことを覚えています。
秋津温泉という独自源泉を持ち、泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、ホウ酸の多さと美肌の湯を売りにしていました。
せっかくの温泉と建物ですので、スポンサーを見つけて営業を再開してほしいですね。
「やまきホテル」といえば、かつては「相川やまきホテル」もあり、私は2度ほど宿泊したことがありましたが、ここも2015年12月に閉館してしまいました。
人口減が続く佐渡は、観光が重要な産業です。コロナ禍で観光客が減り、経営難の旅館が多いことは容易に想像できます。追随する旅館が出ないことを祈りたいと思います。