やっぱり4月から休館! 宝珠温泉「あかまつ荘」

 阿賀野市の日帰り温泉の「あかまつ荘」が、4月からの指定管理者が決まらず、休館は避けられない状況でしたが、阿賀野市が4月から休館することを決定したとの記事が17日の新潟日報に出ていました。

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 先日のブログに書きましたように、現在ドーミーインでおなじみの「共立メンテナンス」が指定管理者として運営していますが、3月末で指定管理期間が満了します。
 4月以降の指定管理者については、昨年11月に公募しましたが応募がなく、今年1~2月に再公募を行いました。
 2件の応募があり、2月中旬に選定審査委員会を開催しましたが、市による施設改修を前提とした1件は無効とされ、もう1件も温浴施設の管理運営の実績がなく、計画に具体性を欠くため選定されませんでした。
 3月の市議会での一般質問で、市直営での営業継続について問われましたが、市長は「せっかくの施設を運営したが、運営主体がいないので休館せざるを得ない。今後どうするか議論を深めたい」との返答をしているとのことです。
 貸し館や譲渡なども検討されていますが、近年の利用客減少に加え、施設の老朽化により今後多額の費用が掛かる大改修も必要なため、市は将来的な廃止も視野に検討しているそうです。

 ともあれ、4月からの休館が正式に決定されました。存続の署名活動も行われており、民意を汲んで、営業再開を期待したいと思います。今後どうなるのか見守っていきたいと思います。

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