サウナーに朗報 五塔熱子氏来たる! 「じょんのび館」
新潟市西蒲区の日帰り温泉「じょんのび館」。私は1993年の春のオープン当初からのファンであり、その変遷を見守ってきました。
開業当初は、日帰り温泉の黎明期であり、県内でも貴重な施設でしたが、その後温泉施設が林立するようになっても、その存在感と魅力は失われていません。
運営は、第三セクターの福井開発が指定管理者として運営してきましたが、競合施設のオープンに伴う集客減により、2009年度からは赤字経営が続き、第三セクターは経営破綻の危機に瀕しました。
そこで、2019年末から「花の湯館」や「さぎの湯」の運営実績がある関越サービスに再建が託され、子会社となって新しいスタートを切りました。
その直後に新型コロナ感染の拡大が始まり、感染対策のため運営の制限を余儀なくされましたが、様々な新機軸を打ち出し、魅力ある施設として、今後の展開が期待されました。
しかし、施設の老朽化によるトラブルにより、大々的な改修工事を余儀なくされ、昨年7月から5ヶ月間に渡る長期休館の後、12月21日にリニューアルオープンしました。
基本は配管設備の改修のはずでしたが、館内や庭の改修・改装も行われました。床や壁の貼り替えなど、館内設備の改修は職員自ら行い、テーブルや椅子の製作まで自分たちで行ったというのは驚きでした。
こんな「じょんのび館」ですが、最近充実しているサウナが注目され、そのサウナを目玉として売り出しています。
「平家蛍の湯」「源氏蛍の湯」という2つの浴室が男女交互に使用されますが、この2つの浴室のそれぞれにサウナがあります。
左側の「平家蛍の湯」には、ドライサウナとスチームサウナがあり、右側の「源氏蛍の湯」には、通常のドライサウナのほかに、「森のサウナ」があります。これが大人気になっていて、私も大好きです。
「森のサウナ」は、浴室とは別棟にあり、広いサウナ室には大きなガラス窓があり、外の木々を眺められ、まさに森の中のサウナの雰囲気です。外には天然水が掛け流しの水風呂もあり、クールダウンできるデッキもあります。
大きなサウナストーブにはたくさんのサウナストーンが積まれていて、周期的に上から水が垂らされて水蒸気を発生させ、自動的にロウリュが行われますが、自分で水をかけて蒸気を発生させるセルフ・ロウリュも可能です。
毎週土日には職員によるロウリュサービスが行われて、毎回賑わっており、特に若い人たちに人気のようですね。
私も大好きなサウナであり、県内でも屈指の優れたサウナとして、サウナ愛好家(サウナー)に人気であり、全国的にも注目されているようで、サウナ目当ての来館者も多いようです。
このサウナについては、「じょんのび館」も活発に売り出しており、有名サウナーやユーチューバーによる情報発信により、全国的に知名度が高まっているようです。
温浴施設の多くにはサウナ室がありますが、ほとんどは高温・乾燥のドライサウナであり、サウナの熱源に水を掛けるロウリュができないのが普通です。
高温のドライサウナは、肌への刺激や身体への負担が大きく、男性には人気でも、女性には好まれないことが多いようです。
そんなこともあってか、最近は、サウナストーンに水やアロマ水を掛けて蒸気を発生させて、体感温度を一気に高め、降り注ぐ蒸気と熱気を身体に浴びるロウリュができるサウナが人気になっています。
適度な湿度が肌への刺激を軽減し、実際の室温よりも体感温度を高めてくれて、身体への負担も少ないと言われています。
このサウナストーンに水を掛けて水蒸気を発生させるサウナ法(ロウリュ)は、サウナの発祥地のフィンランドでは基本的な方法(フィンランド式サウナ)であり、ロウリュ(ロウリュウ)というのはフィンランド語です。
サウナーの間では、ロウリュを楽しめる施設が人気となっていますが、単に蒸気を発生させるだけでなく、さらにその蒸気や熱気を、専門の職員が大きなタオルやうちわであおいで、客に熱波をダイレクトに届けるロウリュサービスが人気であり、新潟県内では「じょんのび館」のほか、見附市の「ほっとぴあ」、上越市の「七福の湯」など、いくつかの施設で行われています。
なお、専門のスタッフが、ロウリュして発生した蒸気や熱波を、客にダイレクトに届け、サウナ室内に行き渡らせるように、大型タオルであおぐ行為を、ひとつのパフォーマンスとして高めたのがアウフグースです。
ちなみに、アウフグースはドイツが発祥で、アウフグース(Aufguss)というのはドイツ語です。
そして、アウフグースを行う専門職が熱波師(アウフギーサー)であり、女性熱波師の頂点に君臨するのが五塔熱子さんです。
五塔熱子(ごとうねつこ)さんは、もちろん本名ではありませんが、神奈川県出身でプロの熱波師として関東方面で活躍されていました。昨年春から活動拠点を鳥取県に移し、「ととのう とっとり」としてサウナ県として売り出そうとする鳥取県から「とっとりサウナCEA」(最高経営アウフギーザー)に任命されているそうですから、熱波師のカリスマと言えましょう。
五塔熱子さんは、アウフグースを広めるため、全国各地に遠征しての啓蒙活動をされていますが、今度のGWは日本海沿いにあるサウナを回る「日本海アウフグースツアー」を実施し、その一環として、5月6日(金)に、「じょんのび館」に来館します。
開業当初は、日帰り温泉の黎明期であり、県内でも貴重な施設でしたが、その後温泉施設が林立するようになっても、その存在感と魅力は失われていません。
運営は、第三セクターの福井開発が指定管理者として運営してきましたが、競合施設のオープンに伴う集客減により、2009年度からは赤字経営が続き、第三セクターは経営破綻の危機に瀕しました。
そこで、2019年末から「花の湯館」や「さぎの湯」の運営実績がある関越サービスに再建が託され、子会社となって新しいスタートを切りました。
その直後に新型コロナ感染の拡大が始まり、感染対策のため運営の制限を余儀なくされましたが、様々な新機軸を打ち出し、魅力ある施設として、今後の展開が期待されました。
しかし、施設の老朽化によるトラブルにより、大々的な改修工事を余儀なくされ、昨年7月から5ヶ月間に渡る長期休館の後、12月21日にリニューアルオープンしました。
基本は配管設備の改修のはずでしたが、館内や庭の改修・改装も行われました。床や壁の貼り替えなど、館内設備の改修は職員自ら行い、テーブルや椅子の製作まで自分たちで行ったというのは驚きでした。
こんな「じょんのび館」ですが、最近充実しているサウナが注目され、そのサウナを目玉として売り出しています。
「平家蛍の湯」「源氏蛍の湯」という2つの浴室が男女交互に使用されますが、この2つの浴室のそれぞれにサウナがあります。
左側の「平家蛍の湯」には、ドライサウナとスチームサウナがあり、右側の「源氏蛍の湯」には、通常のドライサウナのほかに、「森のサウナ」があります。これが大人気になっていて、私も大好きです。
「森のサウナ」は、浴室とは別棟にあり、広いサウナ室には大きなガラス窓があり、外の木々を眺められ、まさに森の中のサウナの雰囲気です。外には天然水が掛け流しの水風呂もあり、クールダウンできるデッキもあります。
大きなサウナストーブにはたくさんのサウナストーンが積まれていて、周期的に上から水が垂らされて水蒸気を発生させ、自動的にロウリュが行われますが、自分で水をかけて蒸気を発生させるセルフ・ロウリュも可能です。
毎週土日には職員によるロウリュサービスが行われて、毎回賑わっており、特に若い人たちに人気のようですね。
私も大好きなサウナであり、県内でも屈指の優れたサウナとして、サウナ愛好家(サウナー)に人気であり、全国的にも注目されているようで、サウナ目当ての来館者も多いようです。
このサウナについては、「じょんのび館」も活発に売り出しており、有名サウナーやユーチューバーによる情報発信により、全国的に知名度が高まっているようです。
温浴施設の多くにはサウナ室がありますが、ほとんどは高温・乾燥のドライサウナであり、サウナの熱源に水を掛けるロウリュができないのが普通です。
高温のドライサウナは、肌への刺激や身体への負担が大きく、男性には人気でも、女性には好まれないことが多いようです。
そんなこともあってか、最近は、サウナストーンに水やアロマ水を掛けて蒸気を発生させて、体感温度を一気に高め、降り注ぐ蒸気と熱気を身体に浴びるロウリュができるサウナが人気になっています。
適度な湿度が肌への刺激を軽減し、実際の室温よりも体感温度を高めてくれて、身体への負担も少ないと言われています。
このサウナストーンに水を掛けて水蒸気を発生させるサウナ法(ロウリュ)は、サウナの発祥地のフィンランドでは基本的な方法(フィンランド式サウナ)であり、ロウリュ(ロウリュウ)というのはフィンランド語です。
サウナーの間では、ロウリュを楽しめる施設が人気となっていますが、単に蒸気を発生させるだけでなく、さらにその蒸気や熱気を、専門の職員が大きなタオルやうちわであおいで、客に熱波をダイレクトに届けるロウリュサービスが人気であり、新潟県内では「じょんのび館」のほか、見附市の「ほっとぴあ」、上越市の「七福の湯」など、いくつかの施設で行われています。
なお、専門のスタッフが、ロウリュして発生した蒸気や熱波を、客にダイレクトに届け、サウナ室内に行き渡らせるように、大型タオルであおぐ行為を、ひとつのパフォーマンスとして高めたのがアウフグースです。
ちなみに、アウフグースはドイツが発祥で、アウフグース(Aufguss)というのはドイツ語です。
そして、アウフグースを行う専門職が熱波師(アウフギーサー)であり、女性熱波師の頂点に君臨するのが五塔熱子さんです。
五塔熱子(ごとうねつこ)さんは、もちろん本名ではありませんが、神奈川県出身でプロの熱波師として関東方面で活躍されていました。昨年春から活動拠点を鳥取県に移し、「ととのう とっとり」としてサウナ県として売り出そうとする鳥取県から「とっとりサウナCEA」(最高経営アウフギーザー)に任命されているそうですから、熱波師のカリスマと言えましょう。
五塔熱子さんは、アウフグースを広めるため、全国各地に遠征しての啓蒙活動をされていますが、今度のGWは日本海沿いにあるサウナを回る「日本海アウフグースツアー」を実施し、その一環として、5月6日(金)に、「じょんのび館」に来館します。
プロの熱波師による最高峰のアウフグースを体験できる貴重な機会であり、サウナーの皆さんにとりましてはビッグニュースだろうと思います。
男性は「源氏蛍の湯」の「森のサウナ」で、女性は「平家蛍の湯」のスチームサウナで、五塔熱子さんによるアウフグースが実演されます。
男性は4回(11時、15時、18時、19時)行われ、定員13人で料金は550円、女性は2回(13時、17時)行われ、定員6人で料金は370円です。もちろん入館料は別に必要です。なお、男性の回には、新潟県出身の熱波師のもとひろさんも参戦するそうです。
完全予約制で、すでに受付は始まっています。予約は1人1回のみで、フロントまたは電話で予約してください。定員が少ないですので、お早めにどうぞ。
管理者が代わって、館内がリニューアルされたほか、いろいろなイベントを企画して盛り上がっている「じょんのび館」は、これからも目が離せませんね。